遠野物語を借りてきました。 | 羊毛フェルトの物語 ☆ベガのひつじ☆

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羊毛フェルト作品、編み物♪

昨日は、三か月ぶりに、図書館に出かけてきました。

春から緊急事態宣言が出たので、借りていた本の返却期限が延ばされてました。
その本の返却期限が昨日だったので、延長して見たいものもあったので、図書館のカウンターで一旦返却しなければならなかったのもあり、まさかの三か月ぶり。

私が本を借りたのは、分館だったので、区役所のそばにある図書館で、区のセンターのエントランスには、以前はあった机や椅子は無くなり、
長居が出来ないようになっていました。

図書館の入り口には、消毒液があり、注意事項が書いてありました。

貸し借りだけで、長居はしないように、と。

図書館の形も変わっていくんでしょうね。

調べましたら、遠野物語は、ネットで本が読める、青空文庫にもあり、
つい先日、遠野物語は、書かれてから、110年と知りました。

何度か借りていましたが、あらためて読みたくなりました。

それは、私が作りたいもののお話が、中にあるからなんです。

私は岩手県出身なので、子ども時代から、遠野のお話は良く聞いてました。

実際、家族で遠野に泊まったことがありました。民宿みたいな宿で、朝日が上るのを、みんなで見た記憶があるんです。

遠野は旅の途中に寄った場所で、その後に、釜石に行ったんでしょうね。
毎年夏には、いろんな海に連れて行ってもらってました。

図書館には、あまり数は無かったんですが、
大和書房の単行本「遠野物語」を借りました。

装丁はシンプルで、年季入った一冊ですね。
きっと、実家にもあったなー。

最初に、遠野の写真が何枚か載ってますが、
それを見ただけで、涙が出ました。

悲しかったのではなく、懐かしい地名が沢山あり、いろんな思い出が蘇りました。

遠くにいるので、なおさらなんでしょうね。

小学校時代には、先生が良く、岩手にまつわる言い伝えなどを話してくれてました。

ですから、聞いた話のほとんどは、遠野物語の中にあります。

子ども時代には本は見てませんでしたが、いつの間にか、いろんな言い伝えが頭に入ってました。
今思えば、ありがたいことですね。
みんなで故郷の言い伝えについて聞いて、実際その場所に出かけたり、おしゃべりの話題になったり。

そして、何十年も経って、私には、製作の助けにもなったりしてます。

ページをめくり、めくり、知っている地名ばかりで、涙もろいばぁばです(笑)。
全てに思い出が重なりますね。

中に、山の話も出てきます。

山には逸話があったりします。
岩手では、山も人みたいな。
そんな親近感があります。

いろんな思い出とともに、作りながら読みながら。

仲間を増やしていきたいですね。

岩手山と、岩手のくるみの殻。


良い1日をドキドキ



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