最近なんだか人気のビッグオフ
なんたってパワーがあって気持ち良いし、タンクが大きくて遠くまでツーリングできるし、それでもオフロードバイクなので林道走行もできちゃうなんて最高ですもんね。
なかにはさらにオフロードを飛ばしたくなっちゃうライダーが居ても不思議じゃありません。
それならやっぱりブロックタイヤを装着するのがより楽しむ近道です
今回はアフリカツインやテネレ700、KTM890ADVなどの
フロントタイヤが90/90-21 リアタイヤが150/70-18あたりのサイズを装着しているバイクで使えるブロックタイヤを紹介します。
公道も走れて人気のブロック
VRM-340F 90/90-21 と VRM-340R 120/100-18
林道もオフロードコースもこのセットで遊べます。
リアタイヤの外形が大きいため数センチシート高が上がってしまうのと、テネレ700や890ADVなどスイングアーム前側が狭いバイクではバイク側の調整が必要な場合があります。
一般道で少し走ってゴムに熱を入れると、高速道路を走ってもブロックがもげづらくなります。
ここに紹介しているタイヤは全てチューブタイヤですのでチューブが必要です。
使用する空気圧は一般的に車両の指定空気圧にしてください。
オフロード走行で空気圧を下げたい場合は1.6barぐらいまでにします。
ビードストッパーを装着したホイールでは更に空気圧下げることが可能です。
フロントタイヤに関してはパンクを避けるために車両の指定空気圧より下げないほうが良いです。
公道走れて、よりレーシーに
VRM-211F 90/90-21 と VRM-109R 4.50-18
本格ブロックのため舗装道路の走行による減りが早いのですがオフロード走行でのコントロール性は更に良くなります。
リアタイヤは前出のVRM-340Rよりも外形が小さめになりテネレ700や890ADV等でも車体側の調整不要です。
VRM-211B 140/80-18 と VRM-175 140/80-18
こちらも本格ブロックですがFIMエンデューロタイヤのためブロックの高さが13mmしかありません。そのため角が無くなるとものすごく減ったタイヤに見えてしまうのが難点です。
ブロックが低いことにはメリットもあってブロックのしなりがすくなくかっちりとした乗り味になります。
こちらも前出のVRM-340Rよりも外形が小さめになりテネレ700や890ADV等でも車体側の調整不要です。
DOAやSSERなどの公道イベントではFIMエンデューロタイヤが指定されることがあります。
「FIMタイヤって何?」って思ったらこちらを読んでみてください。
公道不可モトクロスタイヤ
VRM-462F 90/100-21 と VRM-200R 110/100-18
公道走行のためのテストを省いたオフロード走行に特化したタイヤになります。
やはりオフロードでの特性はピカイチで、値段もお安めになります!
(ただし公道走行しても整備不良に問われることはありません)=>詳細はこちら
フロントのVRM-462F 90/100-21 はMTBからのフィードバックもあり画期的なパターンになっています。 マッドサンドでのグリップ、ストッピングパワーの向上とブレーキング中のコントロール性が良くなっています。 砂利道やガレ場でサイドのブロックが効きすぎて岩にハンドルが取られる欠点があります。
リアのVRM-200R 110/100-18 は前出のVRM-340Rよりも外形が小さめになりテネレ700や890ADV等でも車体側の調整不要です。
トレッドが柔軟なので空気圧を下げてマディー路面でのトラクションを向上できます。
オフロード走行で空気圧を下げたい場合は1.6barぐらいまでにします。
ビードストッパーを装着したホイールでは、更に空気圧を下げることが可能です。
標準空気圧でもスライドコントロールが容易でオフロード走行が楽しくなるはずです。
VRM-140R 120/100-18 と VRM-463R 120/100-18
VRM-140R 120/100-18 はVRM-340Rとほとんど同じパターンながらタイヤ外形が小さくなり
テネレ700や890ADV等でも車体側の調整不要です。
VRM-463R 120/100-18 はブロックが高く、特にマッドやサンド路面でトラクションが良好です。
ビッグオフのパワーを生かしてダイナミックな走行が可能です。
舗装も快適
VRM-109F 3.00-21
VRM-122F 90/90-21 と VRM-147R 140/80-18
オフロードでのグリップは上の方のブロックタイヤに譲りますが、高速道路の移動も林道走行も十分に楽しめるブロックタイヤです。最近人気!
走行音が小さめで舗装に刻んである縦溝も拾いません。
使用する空気圧は一般的に車両の指定空気圧にしてください。
オフロード走行で空気圧を下げたい場合は1.6barぐらいまでにします。
ビードストッパーを装着したホイールでは、更に空気圧下げることは可能です。
フロントタイヤに関してはパンクを避けるために車両の指定空気圧より下げないほうが良いです。
「標準装着のタイヤとサイズ表記が違うんだけど、本当に装着していいんだろうか?」
なんて疑問が生じたらこちらも読んでみてください。
タイヤセレクトやタイヤ交換、使用時の空気圧など疑問点がありましたら、木下までどんどんご質問ください!
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こちらは以前アフリカツイン用にまとめた記事です