ビッグオフローダーでダートを攻める! | VeeRubber木下電機のブログ

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VeeRubberオフロードタイヤ販売の木下電機です!
タイ王国から直輸入したVee Rubber社オフロードタイヤは自社農園の天然ゴムをたっぷり使用
いつも新しいタイヤでオフロードバイクを楽しんでください!

CRF1000Lアフリカツインの販売を引き金にビッグオフローダーで遊ぶ方がふえてるようです。
フロント21インチ、リア18インチの上チューブ装着なのでタイヤの選択肢がたくさんあるんですよね。
ダートをがっちり攻めるならモトクロスタイヤも使えます。

ただこのクラスではフロント19インチ、リア17インチの一回り小さいホイールのバイクも少なくなく、タイヤ選びにひと苦労あるとのこと。

水冷BMW-GSの方から伺った、フロントにVRM-175 FIM 120/80-19を装着するのが一つの答えです。

 

(テレレバーなのと、くちばしがあるのでフェンダーレス化でタイヤ外径対策したそうです。)

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フロントがしっかりするだけでコーナーの進入が不安なくスムーズになり、ワンランク上のダート攻略が可能になります。 ただしタイヤの外形が、純正のタイヤより2cm程大きくなるのでダウンフェンダーに対策が必要です。
このタイヤでアサマレースウェイを走行してきたときの記事です。
https://blogs.yahoo.co.jp/fe550e/66291907.html

ブロックが大きい上、フロントに使ったので寿命は結構長くて6000km近く走りました。
最後は段減りして乗り心地が悪くなったので交換しましたが山はまだあります。

 

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う~ん、ブロックタイヤ侮れじ。
舗装でのグリップ感はロードタイヤと比較すればアンダーで不満はありますが、21インチのブロックタイヤよりもよくグリップします。 FIMタイヤでブロック高さ13mmとやや低めなのも効いていそう。

そして問題の17インチリアタイヤ。 30年ぐらい昔はトレールバイクもリア17インチだったのでノビータイヤが手に入ったのですが、今ではほぼ壊滅。
そういうバイク用にVRM-109 4.60-17 を仕入れていたので、戯れにモタードホイールに装着してみたのが
https://blogs.yahoo.co.jp/fe550e/65607334.html
この記事

そしたらこの記事をみてBMW-GSに装着した勇者が現れました!

 

 

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先日の白馬のイベントでこのGSがヒルクライムをグイグイ登る。
https://www.facebook.com/groups/368747493291477/permalink/877230415776513/
やっぱりモトクロスタイヤの効果は絶大ですね~!

とは言えどうしても舗装道路でのグリップがイマイチで安全性に不安があるため、ソコをわかってるユーザさんにしかおすすめできる使い方ではない。 なので大きな声でセールスできませんね><

危険なテストを誰かには依頼出来ないので、まずは自分でテストしてみました。

 

 

 

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リムの幅は4.5インチです。試しにチューブを入れないで装着してみたらエアが漏れなかったのでそのままチューブ無しで装着です。
だいたいリムとタイヤ側面が面一になりました。

もう、効果は絶大。サンドでもすごく進みます。

 

 

タイヤのパターンのせいかパーシャルでコーナーに入ると横に流れる傾向はありますが、ON/OFF兼用のVRM-401に比べると格段に進みます。
スモールホイールでダート攻めるならこの組み合わせかな。

 

 

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F:VRM-175 FIM 120/80-19
R:VRM-109 4.60-17

舗装往復500km走行、土日でダートコース走行して減りはこれぐらい。

 

 

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最終的には高速道路も含めて走行して1000km持ちました。
バイクの重さやパワーを考えればブロックタイヤとして上出来です。

 

 

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まだ山あるよね。
楽しく乗るとあっという間ですがR100GSで使用すると2000km以上持ったそうです。
もちろんデメリットもあってフロントリアともブロックタイヤ装着すると走行音がとてつもなく大きいです。
トンネル走るとブザー鳴らしているような騒音。
なので舗装メインのツーリングにはあんまりおすすめできないです^^;

ダートでの走行性能を追求するとこういう選択肢もあるよってお話でした。