新年おめでとうございます。
このキプロスからは大晦日の夜遅くに帰ってきて、自宅周辺の花火の音を聞きながら、一時帰国時に買ったそばで年越しました。
さて、この続きです。
2日目は1日かけて、トロードス地方、島中央のオリンポス山の山麓に広がるビザンチンの修道院壁画群を中心に回ることにしました。バス便もあるにはあるらしいですが、効率悪すぎで車がないと訪問は無理な場所でした。
まずは、ニコシアからは1時間ほどのレフカラ村へ。欧州美しい村30選に選ばれたことがあるらしい、高原の村です。レオナルド・ダ・ヴィンチが訪問し、持ち帰ったレースがミラノの教会で見つかったというレース編みが有名な村でもあります。
車を止めて(駐車場のパーキングメーターは壊れてました)中心地へ。クリスマス市の小屋が残っていました。
石畳の道をしばし散策。
宿で飲み損なったコーヒーをここで。ドライブのお供の水も買って、駐車場に戻りました。
レースももう一つの名産の銀細工も、お土産としては良いのでしょうが、買い物に興味がないのでパス。
山間の道(酷道というほどではないにせよ)をナビに従って進み、小さな駐車スペースに。大型の観光バス2台が駐車スペースを塞ぐように止まっていました。
目指す聖堂はこの小ささ。
実は2台の観光バスはドイツ人観光客の大群で、行く手を阻まれてだいぶ待ちました。それにしてもドイツ語をこんなところで聞くとは。中高年はドイツ語以外の国は不安なのか団体旅行目立ちます。行儀も悪いし中国人団体旅行に似ているんですよね。
内部の写真撮影は禁止だつたのですが、正面はこんな感じ。内部はフレスコ画壁画が全面に残っていました。
次は聖ニコラス教会。Agios Nicolaos Tis Stegisへ。15分ほどでしたが、山間の村の中の狭い道を抜けていく必要があり。こちらはよりメジャーなのか広い駐車場がありましたが、幸い他の客は一組のみ。グズグズしていたらドイツ人団体が来そうだったので急ぎ目に。
あれ、指が写り込んでいる…
内部撮影禁止だったので拾い画像ですが。ここの壁画は見事でした。
景色のいいところに駐車できるスペースあったのでパノラマ写真を。
修道院の入り口の駐車場は空きが数箇所しかなかったけどなんとか止めて。ふと隣を見ると、猫猫猫。車を出す時に一抹の不安が…。
世界遺産の小規模な信仰の証とは異なり、ここは栄えていました。堂内はやはり撮影禁止。信仰の場ですから仕方ないですね。
車を出す時に猫ちゃんは反対側に移っていました。良かった。
キッコー修道院は標高1150メートルほど。ここから海岸沿いのパフォスまで行くのですが、山麓のワイン村に立ち寄ります。
次回に続きます。