【インド文化紹介】
医神ダンヴァンタリ・ホーマ
医神ダンヴァンタリ・ホーマ
(dhanvantari Homa)
2024.7.17 Chennai, India
南インドのチェンナイで、医神ダンヴァンタリ・ホーマが執り行われました。今回は、日本の依頼者のために行われたものです。
ホーマ
ホーマは「聖火儀式」であり、仏教の護摩(ごま)として漢字音写され日本でも行われています。ヴェーダ祭祀でのホーマは、炉に火を灯し、供物をマントラとともに投げ入れます。
ホーマでは、ヴェーダの詠唱と神聖な賛歌が空気に満ち、火に供物が捧げられ、成功と繁栄、障害のない人生が祈願されます。ポジティブなエネルギーや雰囲気が漂い、平和と静寂の感覚が広がります。神聖なる炎が舞い、供物が捧げられる中で、神聖な振動が遠くまで拡大していきます。
医神ダンヴァンタリ
ダンヴァンタリは、ヒンドゥー教の神で、アーユルヴェーダ(生命の科学)の神として知られています。健康と繁栄の象徴であり、医学と薬学の神ともされています。
ダンヴァンタリは、ヴィシヌ神の化身(アヴァターラ)とされ、4本の腕を持つ姿で描かれます。手には、不老不死の霊薬「アムリタ」が入った壺(カラシャ)、法螺(シャンカ)、神碟(チャクラ)、そして水蛭(古代の医者の象徴)が握られています。
デーヴァ(神々)の医師として知られ、アーユルヴェーダの神として尊敬されています。名前は、「曲線を描く者」を意味するサンスクリットから来ています。
誕生日は、ヒンドゥー教の祭り「ダンテラス」の日と一致し、この日は「全国アーユルヴェーダの日」とも定められています。この祭りでは、健康と繁栄を祈り、新しいものを購入することが縁起の良いこととされています。
ダンヴァンタリは、アーユルヴェーダの実践者にとっては重要な存在であり、健康と繁栄を追求します。その教えは、自然と調和を保ち、心身の健康を維持するためのガイドラインを提供します。
*************
【トウドウメルマガご案内】
トウドウの無料メルマガを配信しています。
よろしければご登録ください。
ご入力いただいた後、すぐに本人確認メールが届きますので、記載されているURLをクリックしていただくと、ご登録が完了いたします。
携帯アドレスの場合、ブロックされることもありますので、できるだけパソコンアドレスでのご登録をおすすめします。
解除停止はいつでも可能です。
ほか4大ヴェーダマントラ