アメリカのウクライナ９兆円支援は日本が債務保証？
世界銀行当局者はウクライナの破産を警告しています（2024年4月3日 NOFIA）。
アメリ議会は反対多数で９兆円の支援法案は否決されていました（2023年12月7日 BBC）。
しかし、米上院は４月23日ウクライナを支援する約608億ドル（約9兆4千億円）の緊急予算案を可決しました（2024/04/25 shikoku-np）。これは融資と言う形ですが、世界銀行はウクライナの財政破綻を警告していますから、返済は見込めません。
しかし、この法案は、岸田首相が債務保証をする密約をアメリカと交わしたため議会で可決されました。つまりウクライナが返済できなくなった場合には日本がそれを肩代わりする保証人になったからとジャーナリストの山口敬之氏は語っています（2024/05/05 山口敬之チャンネル）。
事実であれば、実質的に9兆円が日本人の税金から支払われます。すでに日本はこれまで1兆8700億円の支援を行っています（2024年2月26日FNN）。合わせると約11兆円です。
30年間所得は増えず、しかし、物価は上がり、社会保証費や税金は上がっています。また、日本国民の経済状況や物価高、震災の復興や様々な課題にはお金がかかりますが、そういったところにまずは予算を充ててほしいものです。
米議会での支援法案可決に先立ち、岸田首相は米議会で演説をしました。岸田首相のスピーチはアメリカ人のスピーチライターが書いたと言います。そのなかに一部、共和党の勢力を批判する内容が含まれていると言います。日本の首相がこのようなことをするのには驚きました。
日本は戦後もアメリカの支配下にあるようですね。
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