【目覚め】福山雅治、深刻な片岡鶴太郎化…！？？
片岡鶴太郎さんは、10年以上ヨーガと瞑想を日常生活に取り入れ、生活の一部とされています。ヨーガで大切なアビャーサ（abhyāsa）、つまり「継続実践」の教えを遂行されている方の一人です。
ヨーガスートラでは、ヨーガにおける継続実践（アビャーサ）について次のように定義しています。
तत्र स्थितौ यत्नोऽभ्यासः॥
tatra sthitau yatno'bhyāsaḥ.
アビャーサとは、そこ（精神活動の停止状態）に留まるための努力である（yogasūtra 1-13）
「精神活動の停止状態に留まる」とは最も静かな心の状態であり、本質的な自己（真我）に留まると言う意味です。そのための努力（ここでは注意を向けること）が瞑想です。
また、次のようにも説かれています。
स तु दीर्घकाल-नैरन्तर्य-सत्कारासेवितो दृढभूमिः॥
sa tu dīrghakāla-nairantarya-satkārāsevito dṛḍha-bhūmiḥ.
しかし、それ（アビャーサ）が、長い期間、絶え間なく、熱心に実践されたとき、堅固な境地が［達成される］（yogasūtra 1-14）
継続的なヨーガ、特に瞑想が行われて初めて、ゴールを達成するための基盤ができます。この継続性は何を達成するにも必要な要素ですね。
ヨーガの道においては、まずは、欠かさず心を鎮める瞑想という習慣を欠かさないことです。それにより、本質的な自己の意識が体現されます。
そういう意味で鶴太郎さんは、理想的なヨーギー（ヨーガの実践者）ですね。ちなみに、鶴太郎さんには、私が主宰するヴェーダセンターの特別講師となって頂いています（※）。
片岡鶴太郎さんプロフィール
1954年東京都荒川区西日暮里生まれ。2012年に始めたヨガ。2017年には、インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定に合格。インド政府よりヨガマスターの称号を授与され、第1回ヨガ親善大使に任命される。現在も芸人にとどまらず、俳優、画家、プロボクサー、ヨーギーと多方面で活躍中。
https://vedacenter.jp/instructor
-- 閑話休題 --
その鶴太郎さんから、「福山雅治、深刻な片岡鶴太郎化…！？？」という記事のリンクがラインで届きました😊。
3月15日に放送された特別番組「福山雅治のオールナイトニッポンGOLD〜睡眠は金なり」で、アシスタントの荘口彰久さんは、福山雅治さんが最近、お酒を飲まずに就寝する心地よさに目覚め、食事内容も変化してきたと語りました。特に、タンパク質を多く摂取し筋肉量を増やす傾向が強くなっているとのこと。「多分行き着く先は片岡鶴太郎さんですよ」というコメントに対し、福山さんは「ヨガ！」とユーモアを交えて応じました。
食事の重要性
福山雅治さんが食事と睡眠に気を使うことは、健康の観点からも大変重要です。
ヨーガにおいては、目標達成の障害となる9つの要因があり、その中の最初が「病気」です。病気は瞑想時に正常な体験を妨げる要因となります。
व्याधि-स्त्यान-संशय-प्रमादालस्याविरतिभ्रान्तिदर्शनालब्धभूमिकत्वानवस्थितत्वानि चित्तविक्षेपास्तेऽन्तरायाः॥३०॥
vyādhi-styāna-saṃśaya-pramādālasyāvirati-bhrānti-darśanālabdhabhūmikatvānavasthitatvāni citta-vikṣepās te 'ntarāyāḥ.
病気、無気力、疑念、怠慢、怠惰、貪欲、間違った認識、[アサンプ対象の認識を有さないサマーディ＝アサンプラジニャータ・サマーディ] 段階に到達できないこと、不安定さがチッタの散乱であり、これらが 9つの障害である（yogasūtra 1-30）
健康を維持する上で重要なこと
健康を保つためには、睡眠と食事の重要性は言うまでもありません。さらに運動と生活リズムを取り入れることで、これら3つは健康を維持するための重要な要素となります。
睡眠：
人は生涯の三分の一を睡眠に費やします。これは日々の活動で生じる疲労やストレスの解消、心身の癒やし、再生に不可欠です。大谷翔平選手が質の良い睡眠を心がけていることからも、睡眠の重要性が伺えます。日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、OECD諸国の平均に比べて短いことが問題視されています。睡眠不足は、健康問題に直接的な影響を及ぼし、様々な生活習慣病や循環器疾患、うつ、認知症、免疫力の低下のリスクを上げる、肥満や疾患リスクの増加、集中力の低下、幸福感の低下などを引き起こします。
食事：
食事は、体を構築する基本素材です。聖典『タイッティリーヨーパニシャッド』において、身体はアンナマヤコーシャ（annamaya kosha）、すなわち「食べ物（アンナ）で作られた（マヤ）鞘（コーシャ）」と記されています。コーシャは鞘や器を意味し、身体は真我、つまり本質的な自己の最も外側にある層です。これにより、人間は物理的に地上に存在することができます。食べ物は体の組織を形成するため、私たちの身体は食べ物によって構成されています。
1. アンナマヤ・コーシャ（食物から成る鞘）
2. プラーナマヤ・コーシャ（エネルギーから成る鞘）
3. マノーマヤ・コーシャ（心から成る鞘）
4. ヴィジニャーナマヤ・コーシャ（知性から成る鞘）
5. アーナンダマヤ・コーシャ（至福から成る鞘）
運動：
運動は強い体と心を育て、筋肉や関節の強化、柔軟性の向上、そして体の各器官やシステムの健全な機能維持に寄与します。基本的な運動能力や強さを養うことで、生命を支えます。
ヨーガと瞑想が食事、睡眠、運動に与える影響：
ヨーガと瞑想は、食事、睡眠、運動にそれぞれ異なる影響を与えます。以下にそれぞれの効果を簡潔に説明します。
食事:
ヨーガと瞑想は、心身のバランスを改善し、食事の選択に影響を与えます。食事の満足感を高め、過剰な食事を防ぐことにも寄与します。
睡眠:
瞑想と瞑想は、リラックス効果をもたらし、睡眠の質を向上させ、朝にスッキリと目覚めるのに役立ちます。
運動:
ヨーガは身体の柔軟性、筋力、バランスを向上させ、瞑想はストレスを軽減し、運動の効果を引き出すのに役立ちます。ヨーガと瞑想の組み合わせは、運動の効率を高めます。
ヨーガと瞑想は心身の健康に多くの利益をもたらすため、日常生活に取り入れることをお勧めします。
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参考までに、次の記事は睡眠の重要性と、質の良い睡眠を得るための生活習慣の改善についても触れています。また、睡眠をテーマにした宿泊プランやサービスが提供されていることも紹介されています。
- 世界睡眠デー: 毎年3月の第3金曜日が世界睡眠医学協会によって「世界睡眠デー」と定められています。2024年では3月15日が該当します。
- 日本の睡眠の日: 日本では3月18日が「睡眠の日」とされ、睡眠健康週間として様々な啓発活動が行われます。
- 睡眠時間: 日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、OECD諸国の平均より短いことが指摘されています。
- 睡眠不足の影響: 睡眠不足は健康被害に直結し、肥満や病気のリスク、集中力の低下、幸福度の低下などに影響します。
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SOMA瞑想
SOMA瞑想は心を静め潜在意識の領域へと、注意を向けていくプロセスです。それにより不動心を養い、潜在能力を高めていくことができます。
SOMA瞑想をお教えしています。
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