〔感銘〕
ピンクのバラ
花言葉
6月の誕生花で、花言葉は「愛情」ですが、色、状態、本数、組合せにより、様々なものがあります。
バラの起源は7000万年前の白亜紀後半から、チベット周辺で生まれたとされる説があります。
ギリシャ神話では「アフロディーテ」(愛と美の女神)が誕生したときの泡から生まれたなどと言われています。
「ばら」は「いばら」から来ており、漢語の「薔薇」の字をあてます。ラテン語の rosa に由来し、「ピンク色」の意味をもちます。
ピンク のバラの花言葉は・・・
「上品」
「可愛い人」
「美しい少女」
「愛の誓い」
「感銘」
感銘
ピンクの花言葉のなかで感銘と言う言葉に惹かれました。
「感銘」は、
深く感じることです。
それは、
「忘れられないほど、心に深く感じること」
「心に刻んで忘れないようにすること」
を意味します。
「感」が「心の動き」
「銘」が「心に刻むこと」
です。
「感」は、五感の感、感情の感
「銘」は、刻むこと
ヨーガでは、感覚(ジニャーナ・インドリヤ)が思考(マナス)を働かせ、精神活動(チッタ・ヴルッティ)となり、やがて潜在記憶(サンスカーラとして)となり潜在印象に刻まれると考えます。
人は、音楽や芸術作品、人の生き方、などさまざまなものに感銘を受けます。
それは心を満たし、生きる活力にもなります。
しかし、一方で、その経験は消えると、現実に戻り、再び不安や悲しみや怒りといった感情で苦悩することがあります。
知覚と潜在印象
五感は情報の入り口であり、心の出口です。
五感の情報により心は動きます。情報を知覚し、心はそれを思考したり分析します。
この心の動きがチッタ・ヴルッティ「精神活動」と呼ばれるもlのです。
されに、その知覚情報が知性により理解され、心には感情により好き嫌いの情動が生じます。
その知覚情報と情動はそれぞれ感覚記憶と感情記憶としてチッタ(精神)に刻まれます。
それはやがて心の深み、潜在意識に潜在印象として刻まれます。記憶からは忘れられても、潜在意識には存在します。
束縛
美しいバラの花にもとげがあります。そのとげは時には人を傷つけます。
否定的な気分のときには美しいバラの花より、とげに注意が向かい、否定的な潜在印象が心に刻まれます。
潜在印象は時とともに顔を出し、思考や感情を支配し束縛します。
あるときに見聞きした経験した情報が、別の時に影響力を持つのです。
自由意志により生きているようで、人は過去の経験にとらわれ、あるいは過去の想念や感情に避けがたく動かされます。
今の瞬間の経験が実は過去の経験により評価されているのです。
自由
ヨーガでは真の自由を目指しています。
過去の経験に縛られない、自由の境地です。
瞑想の実践がその境地を体験し、
体現する直接的な方法です。
サマーディにより精神の根源を経験し、
潜在印象を無力化します。
識別力を得て真我を
生きることができるようになります。
不動心を得た平静な心です。
sdhyasidhyo samo bhūtvā
「成功にも失敗にも平静であれ」
samatvam yoga ucyate
「ヨーガとは心の平静さである」
(バガヴァドギーター)
そこを目指すのがヨーガ八支足の実践です。
【トウドウ無料メルマガご案内】
トウドウの無料メルマガを配信しています。
よろしければご登録ください。
ご入力いただいた後、すぐに本人確認メールが届きますので、記載されているURLをクリックしていただくと、ご登録が完了いたします。
携帯アドレスの場合、ブロックされることもありますので、できるだけパソコンアドレスでのご登録をおすすめします。
解除停止はいつでも可能です。
ヨーガ・スートラ-オインライン講座
ロータスエイトの定例クラス
11月28日(日)
16:00~17:30
(毎週日曜日16時~17時30分)
スタジオロータスエイト主催
お申し込み詳細
https://studiolotus8.peatix.com/vie
【ビデオ講座】サンスクリット基礎講座「デーヴァナーガリー文字の読み書き発音」(4巻セット) from VEDA CENTER on Vimeo.
アマゾンでヴェーダプラカーシャ・トウドウ
マントラ・チャンティングCD/書籍