咲き分け椿 | トウドウ (ヴェーダプラカーシャ)オフィシャル

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ヴェーダセンター代表、瞑想教師/ヨーガ哲学&アーユルヴェーダ講師、インド政府公認プロフェッショナルヨーガ・インストラクター、同プロフェッショナルヨガ検定試験官、産業カウンセラー、ヴェーダ詠唱家

 

咲き分け椿

 

 

 

路地を歩いているとふと二色の花を咲かす
椿(つばき)が目に入りました。
 

咲き分け椿と言うそうです。

 

緑に赤と白が映え美しい姿です。

 

 

 

 色別の椿(ツバキ)の花言葉

 

椿の花ことばを調べてみると・・・

 

 
1)赤 「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」

2)白 「完璧な美しさ」「至上の愛らしさ」

3)ピンク 「控えめな美」「控えめな愛」


赤色が「控え目」で、
白色が「完璧」を表しているのですね!!

逆に見えたのですが。

色としては、ピンクは赤と白の混合ですね。

 

 

カルマ(行為)の色分け

 

話しは変わります、
サンスクリットでは、

 

行為のことを、
カルマ(karma)と言います

 


ヨーガの哲学書『ヨーガ・スートラでは』では、
パタンジャリは、

 

カルマ(行為)を、
色分けしています。

 

  1. 黒いカルマ(クリシナ・カルマ)
    悪い行いのこと。
     
  2. 白いカルマ(シュクラ・カルマ)
    善い行いのこと。
     
  3. 白と黒の混合
    善悪混合の行いのこと。

    さらに4つ目に・・・
     
  4. 白でも黒でもないカルマ
    ヨーギーの行為のこと。


ヨーギーとは真我に目覚め、
真我を生きる人のことです。

どんな行為もその結果を生み出します。
自分の中にも人にも記憶として残ります。

やがてそれらは現在意識では忘れ去られますが、
潜在意識には刻まれ残ります。

そして、忘れたころに、
別の何か似たような経験をしたときに、

突然、表出します。

急に悲しくなったり嬉しくなったり、
好きになったり嫌いになったりします。

そのような潜在印象い刻まれた過去の感情に
人は常に支配されています。

瞑想はサマーディと呼ばれる没我経験で、
その潜在印象を弱めることができます。

日々瞑想を続けるにつれ、
過去の行為の影響を徐々に受けなくなっていきます。

そして、その影響を克服し、
真我に留まることができた人は、

ゴールに達した、
真のヨーギーと呼ばれます。

 

 

瞑想

瞑想は心を静め潜在意識の領域へと、
注意を向けていくプロセスです。

それにより潜在印象の影響を除去していきます。
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