アタルヴァヴェーダの専門家との出会い、マントラ・チャンティング（詠唱）ダウンロード販売

今回、古代インドから連綿と伝えられてきたアタルヴァヴェーダのマントラ・チャンティング（詠唱）を、ダウンロード形式で発売することにいたしました。

詠唱者は、ヴェーダの専門家ナーラーヤナ・ホースマネー（narayana hosmene）先生です。

2007年12月、インドの旅の途中で以前、サンスクリットやマントラ、プージャーの指導をしていただいた先生に会いに北インドのジャイプールの大学を訪れました。

その際、アタルヴァヴェーダのチャンティング（詠唱）を録音させていただきました。

CDで出版しようと思いながら時が過ぎてしまいました。まずは、ダウンロードする形での発売をすることになりました。

先生は前はバーラーナスィー(Vārāṇasī/ベナレス)のヴェーダ学校の先生でした。

現在は、ラジャスターン・サンスクリット大学（Rajasthan Sanskrit University）ヴェーダ学部助教授です。

他のヴェーダと比べると独特のアクセントで力強く詠唱されます。力強さとともに癒しを与える音の響きをお楽しみ下さい。

以下、ご紹介します。

『アタルヴァ・ヴェーダ』とは？

『アタルヴァ・ヴェーダ』（Atharva Veda）は、4ヴェーダ本集のひとつで、主に呪術的な儀式が記されたものです。この音源は、アタルヴァヴェーダの専門家、ナーラーヤナ・ホースマネー師による貴重な詠唱を収録したものです（2007年12月）。
サンスクリットの力強い言葉の力により、活力と癒しの波動を体感していただけます。

紀元前1500年頃成立し、当初は、ヴェーダとして認められていませんでしたが、紀元前500年ころから、4ヴェーダのつと称されています。

伝承では九流派のうち、現存しているのはシャウナカ派とパイッパラーダ派の二派です。シャウナカ派の本集は全20巻731賛歌からなります。哲学賛歌と呼ばれるものは、第8巻から第12巻に含まれます。

　アタルヴァとは、アタルヴァン族が伝えたヴェーダ（知識）を意味します。古名は、アタルヴァ＝アーンギラサといい、アタルヴァン族とアーンギラサ族の知識を合わせた非アーリア系の古文書です。

アタルヴァン族は主に、吉祥増益の呪文を伝え、呪詛調伏の呪文はアーンギラサ族のものとされています。他の三ヴェーダが、アーリア人系の知識なのに対し、『アタルヴァ・ヴェーダ』はそれに土着の民族（非アーリア系）の知識を加え集大成したものとされています。主に呪文からなります。

医学に関する記述も含み、古代インドの医学書であり、現存する世界最古の医学書でもあり、古代ギリシアや古代中国の医学にも影響を与えていると考えられています。医学健康に関する部分は『アーユルヴェーダ』となりました。

アタルヴァヴェーダ・マントラ・チャンティング
Atharva Veda Mantra Chanting

【デジタルコンテンツ-ダウンロード】

この音源はMP3でのダウンロードとなっています。
CD版をご希望の場合はその旨お問い合わせください。CD-Rに音源を焼いてお送りします。レーベルや印刷物はございませんので、盤面を通常のケースに入れてお送りします。

▲購入サイト

詠唱（チャンティング）詩節
1. イントロダクション（1:23）♪試聴
2. 1.1～2.1.9（2:59）
3. 6.1～6.3（2:17）
4. 6.4～6.10（6:03）
5. 6.57～6.108（5:54）
6. 7.1～7.10（6:33）
7. 7.11～7.20（7:42）
8. 7.21～7.16 /8.16～8.21（5:13）
9. エンディング（2:24）
合計　47:28

詠唱（チャンティング）：ナーラーヤナ・ホースマネー（Narayana Hosmane））
ラジャスターン・サンスクリット大学（Rajasthan Sanskrit University）ヴェーダ学部助教授。アタルヴァヴェーダ・アーチャーリャ（Acharya in Atharva Veda）、サンスクリット修士、博士（M.A. & PhD in Sanskrit）。リグ・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダの専門家。インド・ジャイプール在住。

内容：
音源形式MP3（ダウンロード）またはCD（オンデマンドCD-R）
録音/編集/制作：ヴェーダプラカーシャ・トウドウ