豊田通商、BPO事業のGSI社に出資 | Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

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豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:清水 順三、以下:豊田通商)は、 本日、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(以下、BPO)事業会社である株式会社ジェネラル・サービシーズ(本社:東京都千代田区、会長:大前研一、社長:北野博之 以下:GSI社)の第三者割当増資を引き受け、GSI社に出資しました。なお、出資金額は90百万円で出資比率は19.96%になります。

近年、市場のグローバル化や企業間の競争の激化により、経営の効率化やスピードが求められております。そうした中、ホワイトカラーのデスクワークを外部に委託するBPOが効果的な方法として注目されてきております。日本国内のBPO需要(ITアウトソーシングを除く)は今後益々拡大することが予想され、2013年度には約2兆円に達する見込みです。中でも日本語対応が必要な日本企業においては、コスト競争力が高く日本語への対応力が強い中国大連でのオフショアBPOが活発化しています。

GSI社はホワイトカラーの生産性向上の手法に高い専門性を有しているプロフェッショナル集団であり、BPOコンサルティングからオペレーションの受託までワンストップでのBPO事業を手掛けています。GSI社は中国遼寧省大連市の現地法人(大連東軟信息服務有限公司)にBPOオペレーションセンターを保有しており、同センターでは日本語の堪能な現地スタッフによる CAD設計業務、営業支援に関するデスクワーク業務、経理・人事・総務等のバックオフィス業務、データエントリー業務等を行っています。

豊田通商は数年前より業務の効率化という観点からBPO事業に着目し、GSI社と共に住宅設計業務を中心に受注してきました。今回GSI社に出資することで同社との関係を強化し、日系企業を対象としたBPO受託事業の更なる拡大を目指すと同時に、取引先各社様に対しても大連でのオフショアBPO事業を積極的に紹介し原価低減の実現に貢献します。