新年明けましておめでとうございます | Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

Facebookで採用を変える人事コンサルタント日記

Facebookをはじめとするソーシャルメディアの普及によって、企業における採用活動が大きな変革のときを迎えています。
霞が関の人事コンサルタントがソーシャル採用コンサルタントに転身し、変わりゆく採用の手法やマーケットの姿をリアルにお伝えします。

新年明けましておめでとうございます。
昨年末は少し早い目にお休みを頂きましたが、なんだかあっという間に正月休みが明けてしまい、かつ仕事始めの初日から風邪をひいてしまい・・・。明日から仕切りなおしの心機一転ということで、本年も宜しく御願い致します。

さてさて、本日は人材派遣発祥の地アメリカのニュース。
ファイナンシャルプランナー・エコノミストの中原圭介さんのコラムから一部抜粋。

私が危惧しているのは米国の雇用の質が悪化していることです。11月の雇用統計では雇用者数は前月比で3.9万人増加しましたが、11月は人材派遣が前月比で4万人も増えています。人材派遣の雇用増加は夏場以降、顕著になりつつあります。
米国企業は今、必死に正社員を減らし、派遣社員を増やそうとしています。米国経済は雇用面でも「日本化」が着実に進んでいるのです。将来に不安を抱える派遣社員が消費を控えることは、日本の「失われた20年」を見ても明らかです。GDPの7割を占める個人消費が増えない限り、米国経済の本格的な復活はありえません。

2011年の株式相場に対する証券各社の楽観的な予想に懸念を示したコラムですが、「派遣」の増加が経済の停滞を招いた・・・と受け取れる内容ですね。では、派遣が減少し続ける日本。その間に個人消費は増えていません。先進国は多かれ少なかれ同様の構造的問題を抱えているのではないでしょうか。決して「派遣」のせいではありません。
いずれにせよ、「実体経済の回復なくして本格的な景気の回復なし」ですね。
皆様にとって2011年が素晴らしい一年になりますように!