25年、自宅教室を続けてきて思うこと
― 手仕事がつないでくれた時間 ―
気がつけば、自宅でお教室を始めてから25年が経ちました。
トールペイント、ステンドグラス、ポーセラーツ。
どれも私にとっては、作品づくりであると同時に、暮らしそのものを彩る大切な時間です。
この教室は、立派なアトリエでも、大きなスクールでもありません。
けれど、ドアを開けると、少しだけ日常から離れられる。
そんな空間でありたいと、始めた頃からずっと思い続けてきました。
手を動かす時間は、心を整える時間
筆を持ち、色を重ねる。
ガラスに光を通す。
白い器に、そっと絵付けをする。
無心で手を動かしていると、不思議と気持ちが静かになり、
呼吸が整っていくのを感じます。
完成した作品以上に、その過程そのものが、
心を癒してくれる時間なのだと思います。
「ここに来ると、気持ちが落ち着きます」
「この時間があるから、また頑張れます」
そんな言葉を生徒さんからいただくたびに、
教える立場でありながら、
私自身もこの場所に支えられているのだと感じてきました。
同じものは、ひとつも生まれない
同じ図案、同じ素材を使っても、
仕上がる作品は不思議なほど一人ひとり違います。
色の選び方、筆の運び、ガラスの表情。
そこには、その方の感性や、その時の気持ちまでもが映し出されるように感じることがあります。
「上手に作る」ことよりも、
その方らしさが自然に表れること。
それを何より大切に、25年間続けてきました。
忙しい日々を生きてきたからこそ
この教室に通ってくださる方の多くは、お仕事やご家庭を持ちながら、忙しい毎日を過ごしてこられた50代以降の女性です。
長い年月の中で、たくさんの役割を背負い、自分のことはいつも後回し。
「好きなことを始めたい」と思いながらも、
時間だけが過ぎてしまった、という方も少なくありません。
だからこそ私は、
必ず通わなくてはいけない場所ではなく、
いつでも戻ってこられる場所でありたいと思っています。
定年を迎えても、そばにある“好きなこと”
定年は、何かを終わらせる時ではなく、これからの時間をどう過ごすかを選び直す節目なのかもしれません。
仕事を離れたあと、
「さて、これから何をしよう」と立ち止まった時に、ふと思い出していただける場所でありたい。
手仕事は、年齢を重ねるほどに深みを増し、これまでの経験や人生が、自然と作品に表れていきます。
「定年になって、ようやく自分の時間が持てました」
そう言って、再び通ってくださる方もいらっしゃいます。
これからも、変わらずここに
25年という年月は、決して短くありません。
続けてこられたのは、通ってくださる生徒さんとのご縁と、手仕事がもつ、静かな力のおかげだと思っています。
これからも特別なことはできないかもしれません。
けれど、
・ほっとできる空間
・自分と向き合える時間
・暮らしを少し豊かにする手仕事
それらを大切に、変わらずこの場所でお迎えしたいと思っています。
体験レッスンのご案内
「少し気になるけれど、自分にできるかしら」
そんなお気持ちのままで、どうぞ大丈夫です。
体験レッスンは、この空間や時間がご自身に合うかどうかを感じていただくためのもの。
所要時間 約2時間半
内容
トールペイント・ステンドグラス・ポーセラーツ
3つの中から、お好みのクラフトをお選びいただけます(作品例は写真をご覧ください)
料金
通常 ¥8,000
オンライン体験会をご視聴後にお申込みいただいた方は、¥5,000 にてご参加いただけます。
▼ オンライン体験会のご視聴・お申込みはこちら
最後に
これからの人生に、そっと寄り添う「好きな時間」を。
ご縁がありましたら、体験レッスンでお会いできることを心より楽しみにしております。
《体験作品》
ステンドグラス〜サンキャッチャー
ポーセラーツ〜マグカップと小皿 1セット
転写紙は多くの中からお選びください
トールペイント〜茶筒 2つからお好きなお色を1つお選び下さい
茶筒のデザインは随時変更中です