さて、設計事務所や建築会社問わず、工事管理や設計に携わる建築士の存在は欠かせません!

一級建築士・二級建築士・木造建築士が建築士資格としてあげられます。

あなたが家を建てることを考える際は、一級建築士のいる業者を選びましょう。

一級建築士と二級建築士とでは、資格のレベルが違うからです!

なぜならば二級建築士の資格試験は、実務経験がなくても受けられるからです。

これは、単に学校で建築課程をとりあえず修めただけの建築士になってしまう、

という危険性をはらんでいるのです。

もちろん一級と二級とでは、試験そのものの難易度も差があります。
(木造建築士も実務経験なしで受験可能、しかも「木造」と限定されているだけあって、
業務は二級建築士よりさらに狭くなっています。)

でも誤解しないで頂きたいことは、二級建築士の中には、並みの一級建築士より

勉強していて向上心のある、とても優秀な方だっているでしょう!

しかし、それは決して多数派ではないはずです。

優秀な方であれば次は一級を狙いますから、二級の状態でとどまっている期間はそう長くはないのでは?

やはり全体的に見れば、二級建築士に全てをお任せするにはリスクが高いと言わざるを得ないと思います。

ちなみに一級建築士なら絶対に安心、と言っているわけではありません(^_^;)

タイトルの通り、一級建築士がいること、というのはリスクを少しでも減らすための「最低条件」にすぎません。

まずはここをクリアしてからスタートして欲しいという意味です。

たとえ一級でも、お金のためならなんでもやる、とんでもない建築士だっているのは事実ですからね。

有名な「マンション耐震強度偽装事件」とか・・・。



建築に限らずですが技術とは毎日のように進歩を続けていますよね!

建築で言えば、耐震に強い家などのCMとかで見ていると凄く感じたりします。

ところで、最近聞きなれない建材や工法を、パンフレットでよく見かけることはありますか??

業者の中には、積極的に新しく開発されたものをどんどん取り入れるところも少なくありません。

しかし、その中には安心性・信頼性に欠けるものが含まれている可能性が否定できない場合もあるのです(^_^;)

たとえば、「○○年メンテナンスフリー」というような表現をよく見ますが

…でも、それ誰がどうやって実際に確認したというのでしょうか?

もちろん実験はおこなわれているのですが、当然○○年なんて気の遠くなるような

年数にわたって本当に放置して確かめるわけではありません。

実際に揺らしている映像とかご覧になられたことがあると思いますが、

あれは基本的に建ててすぐに実験したもので、あくまで人工的な実験。

やはり自然に発生する劣化とまったく同じとはいかないので

決して100%ではないと思っておいたほうがいいでしょう。

特に木材もどんな木材を使っても、年数が経てば必ずと言ってよい程、何かしら変化します。



やはり「新しい建材」「新しい工法」が出たらすぐ飛びつくよりは、トラブル等が頻発していないか、

という経過を数年程度は見た方が良いのかな?と僕は思ったりします(^_^;)

『とにかく最新がイイ』という、余程のこだわりがなければ、多少は「待ち、様子見」がおすすめです。

何年か経っても目立ったトラブル例を聞かないものであれば、それなりに安心できるでしょう。

逆に何かトラブルが出た「新建材」「新工法」があった場合は、その後必ずといっていいほど、

その欠点を改良したものが出ます。

この改良版の方が信頼性が高いというのは言うまでもないでしょう。

しつこいようですが、実験はあくまで実験。

決して実績ではないということです!!
「住宅性能表示制度」というのを聞いたことはありますか?

家に対して、いくつかの項目を一定の基準で、国土交通大臣の指定をうけている第三者機関が評価し、

各項目がその質によって等級という形でランクづけされ、評価書として報告するというものです。

これによって、施主が求めたとおりの性能をもった建築がなされているかどうかがわかります!

また、ここで評価される項目についてのトラブルがあったときも、

安価で紛争解決の相談にのってもらえるのがメリットです。

この制度は、施主が任意でつけれて、費用はだいたい数十万かかります。

ちなみにこの評価書には、設計図の内容を評価する『設計住宅性能評価書』と、

実際の家の施工段階から完成まで、何度かチェックして評価する『建築住宅性能評価書』とがあります。

やるならどちらも取得するようにしましょう!


ただし、建築住宅性能評価書が交付されるのは、竣工後です。

この性能表示については人それぞれですが「ないよりはつけた方がまし」程度のもので、

絶対的な信頼を置けるものではないのかな、と思ったりもします。

なぜかというと、グレーな部分ですが残念なことに、国からの指定を受けていても、

実態はきちんと仕事をしていない、というのは業種関わらず実際にありますからね
(^_^;)

しかもここで評価の対象とされていない項目に関しては、ノーチェックという事も意外に見落とされがちだからです。

ですから、最初からこの制度を紹介しないからといって、そこが悪い業者さんというわけではないです。

それに実際、希望する施主さんはまだまだ少数なのが現実です。

しかし、施主さんがこれを付けたいと言っているにも関わらず、

何か理由をつけてやめさせようとする業者は、さすがに気を付けた方がよいですね(^_^;)

だからこの制度を利用の有無は関係なく、業者の姿勢を確かめるために一度聞いてみるのもいいかもしれません!

また、ややこしい話ですが似た名前の制度に『住宅性能保証制度』というものがあります。

で、この住宅性能保証で10年の保証というのは、不動産営業マンは大体言ってくれますが

法律で義務づけられているものであり、付けない業者はまずあり得ないと思います!