また当たり前のことって言われてしまいそうですが、

ある程度の検討段階に入ったら、見積もりを出してもらうことになります。

ここにも業者さんの普段の姿勢が現れてくるんです。

極端に言いますと、『○○工事一式』なんて項目だけで見積もりを出してくるところは、

真っ先に検討先から外してしまいましょう。

滅多に見たことはないですが、その業者さんと余程の関係がなければ

『詳しい内容のものをもう一度出してください!』などと言う前に、

この時点で候補から外すことも考えた方がいいかと。。。


通常は建築工事全体には、建物以外にも地盤改良費やら項目としていくつもあります!

こういうちょっといい加減かなって見積もりは、業者さんの体質でしょう。

お客様から言われて、後から詳しい見積もりを出せばいい!・・・ということじゃないんです。

悪質であれば『ごまかすつもり』『適当にすませるつもり』という

そもそもの姿勢が大きな問題なんです!


一生の住まいとなる家の建築を、内訳も明記しない業者さんに任せてしまってはいけません。

このようないい加減な見積もりでは、何が代金に含まれてるかが分かりませんから、

そのままだと後々『これは見積もりには入っていませんから』などと

追加工事の代金だって請求し放題っていうことも十分あり得ます。

このあたりも、気を付けて業者さんとやり取りしてなさってください(^^)

さて、家を建てるにあたって、業者の姿勢を見るポイントのひとつとなるのが、

建築後も検査をきちんと受ける予定があるかどうか?ということです。

『当たり前でしょ?』とお思いの方もいらっしゃると思いますが、

極端な話ですが全ての業者さんが必ず行ってるとは言い切れないでしょう。

実は、ろくに検査を受けずに建ってしまう物件だって存在していることもあり得ます(^_^;)


検査には中間検査と完了検査がありまして、

この検査で建築確認申請どおりに工事がされているかどうかをチェックします。

中間検査は任意となるケースも多いのですが、完了検査については受けるのが当たり前です!

なのにどうしてそんな検査漏れ物件が出てくるのかというと、

これは役所の怠慢もあるのですが、確認申請をした物件が

その後いつまでたっても検査の申請をしてこなかったとしても、

役所の方が自ら進んで動くことは、なかなかないからなのです(^_^;)


検査の重要性を考えれば、こういう対応って普通まずあり得ないと思うんですが・・・

で、万が一こういうことを知っている業者さんで、悪徳なところならどうするでしょう?

そう!!表現が極端ですが確認申請をした内容とは違う家を建てちゃう可能性もあります。

これはある方から聞いたお話で実際にあったそうです。。。

申請通りの補強がされていなかった、そんな危険度の高過ぎる家を平気で建ててしまうのです。

でもでも、最初の図面と、できあがった建物が違ってくれば、

素人が見てもある程度は分かるでしょ~!と、お思いの方もいるかもしれませんが、

こういうセコイことを考える業者さんなら、そのへんもぬかりなくやりますよね(^_^;)

もう最近はここまで悪質な業者に当たるのは、さすがにごくごく稀なケースですが、

絶対にあり得ないことではないのです!

住宅の耐久性1つに関しても『絶対・100%大丈夫!』はまずないんです。可能性はあります。

だから、頑張っている業者さんは少しでも100%に近づくように

色々と試行錯誤して研究してます!


ですから、これから建てるなら、完了検査(できれば中間検査も)を

きちんと受ける予定があるのか、ハッキリ確認しておくべきです。

ここで返事をしぶるようならやめましょう(^_^;)

どれだけ魅力的に見えるプランを出してきても、検査をしようとしない物件・業者さんは避けるべきです。

後ろめたさがなければ、堂々と検査を受けられるはずですなので(^^)

住宅の契約書類はホント普段見慣れないものばかりですから、

ついつい業者さんのペースに乗せられてポンポン押してしまいがちです。

契約書については、さすがにほとんどの方がきっちり契約内容を見て押しますよね。

でも『捨印もお願いします』など【捨印】に対しては警戒しないで押す人も多いんです。

また、『あとこれも一緒に…これもうちに工事を任せますって意味の書類なんです』

などと、あいまいな言葉で濁して出される書類。

ここでたま~に書類をあまり見もしないで、そのままポンっと押してしまう人がいます(^_^;)


こんなふうに簡単に印鑑を押してしまった書類が、実は重要なことにかかわる委任状だったら・・・?

今は滅多にないですが、コレが白紙の委任状だったら?もう最悪ですね!

自分が自分の意思で押してしまっているので、後からではどうしようもありません。

昔あった話では、ついでに【白紙委任状】をも手に入れてしまおうという業者さんだっていたのです。

特に白紙委任状に印鑑をもらいさえすれば、もうそこに書きたい放題やりたい放題ですから・・・

これは大げさな表現ですけどね(^_^;)


とにかく、自分はどんな内容の書類に判を押したのか?

必ずひとつひとつきっちりと内容を確認しておき、出来る限りメモをとっておきましょう!

理由は、自分が何に押印したかを記憶だけで、正確に覚えておくことはきわめて難しいからです。

でも、これを覚えておくことはとても大事なことです。

もっと怖い話をしますと、押された印影のコピーなんて、実は簡単にとれてしまうんですね。


こんな感じで、コピーした印鑑で偽書類を作られてしまった場合でも、

メモをとっていれば『それは押していないし、そんな書類があるのはおかしい!』と抗弁できます。

しかし、これよりさらに発覚しにくい高度な方法として、

スキャナで印影を取りこんで(以下自粛)、というのもあります(^_^;)

そういったことをさせないための抑止力としても、メモをとっておくことが大切だと思います。

それで、もし覚えのない書類を後日突きつけられたら、

必ず『こういうものを作られた』という証拠を残しておきましょう。

疑われた業者さんが証拠隠滅をしないためですね。

くどいようですが、まず滅多にありません!(もちろんこんなことがあったら、
不法行為をされたということですみやかな契約解除を申し出ましょう。)

でも、もしメモなどとっておらず、自分がどの書類に押印したか

すべてをはっきり覚えてないとしたら…?

コピー印鑑の偽書類を突きつけられても、なかなかそれに気づきません。

自分の印鑑が押してある以上、偽造されたものだとは思いもせず、

『何てものに押しちゃったんだろう』と後悔しながらも、その後の取引を進めてしまうのです。

印鑑は、法的に効力があるからこそ業者が契約等に求めるのです。

それほど大事なものなのです!!

住宅に限らず、印鑑ひとつで取り返しのつかない事態にならないよう、

こういう時は、特に細心の注意をはらいましょう。