快晴だ。夏の爪先があたった。

昨夜、犬が娘のオムツを漁ったため、リビングや犬に娘の軟便が散らばって大変だった。ちょっとした油断で、やられた。リビングは昨夜のうちに掃除したが、犬には罰も兼ねて一晩放置しておいた。しかし今日も臭いのはいただけない。散歩から帰ってから犬を風呂場で洗った。犬は風呂場で大人しく洗われる。どんな感情なのかわからないが、洗って、ドライヤーで毛を乾かし終えると室内を全力でダッシュする。いつもだ。ふわふわの金色の毛に、窓から差し込む外光が弾んでいた。
午後になり次男の要望で近くの温水プールに行った。ゴーグルがないので、手本で泳いだ平泳ぎでコースロープの下を潜って隣のコースに出てしまい、情けなかった。1時間半滞在後、息子にはアイスを与えてから帰路に着いた。帰宅後は運動会に向けて次男のスニーカーを買いに行った。今履いてあるNew Balanceのスニーカーはホームレスの靴のように甲の先の方が破れていた。次男の求める派手なasicsのスニーカーを買った。
イッテQが3時間スペシャルなので子供達がなかなか寝ようとしない。明日は学校なのに。
寝ようと思ったのにWOWOWで綿矢りさ原作のドラマを3話連続で観てしまった。小松菜奈主演で、酷い内容の物だったがWOWOWのドラマ制作陣の力で作品としては成り立っていた。小松菜奈が可愛かったが元アンジュルムの相川茉穂を思い出して(なんとなく似ている)しまって悲しくなった。失意のうちに眠った。
長男が部活の試合のため、早く起こされた。妻を中学まで送った後帰宅し、犬と娘の世話をした後、娘を連れて再度中学に赴いた。次男は少し離れたところにある公園に出掛けた。自由を謳歌しているようだ。
着いたら既に第1試合が終わっていた。勝ち上がって第2試合に進んだが、1セット取れたが完敗した。自分がちゃんと部活動をした事がないから、部活の引退試合というものがどんなものが、理解出来ていなかったが、試合を終えた長男の姿を見て労りの気持ちが湧いてきた。顧問の席に行き、指導へのお礼を伝えたが、まだ来月も試合があると言う。選手達が本気で取り組むようにと、今回が最後だと嘘をついていたらしい。親に微妙に迷惑を掛ける嘘をつかないでほしい…。家を出てコンビニ寄った際、レジ打ちをしているKちゃんママにこれから引退試合を観ると世間話をした後だった。今度会ったら、嘘でしたと訂正しなければいけない。顧問が長男を褒めてくれたのでお世辞でも嬉しかった。
一足早く娘を連れて学校を出て帰宅、昼食後の昼寝が心地良かった。やらなければいけない事が山積なのに、寝る。
起きた後も身体が怠かった。「世界一受けたい授業」でアルツハイマー性痴呆症の予防について取り上げられていた。デール・ブレデセン教授というリコード法なる予防プログラムの開発した人が出ていた。大事な部分は本を読まないとわからなさそうだったので読もうと思う。10年後には日本は痴呆老人だらけだ。今の社会の延長では、多くの人が認知症の末、孤独死するのが人生のエンディングのスタンダードになる。昨夏、孤独死した父を3週間後に発見した。今でもたまに夢を見る。また気持ちの整理が出来なくて骨壷をリビングに置いたままだ。


アルツハイマー病 真実と終焉"認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム https://www.amazon.co.jp/dp/4802611404/ref=cm_sw_r_cp_api_i_AG67Ab6BYSMX0
なんとなく朝から雲が気になる空模様だった。
午後に長男が部活の練習があるとの事だったので、午前中に家事をして昼食に焼きそばを作り、長男を見送った後に多摩動物公園に行った。多摩動物公園は次男が幼稚園の時に遠足で行くはずだったところだ。なんの理由でなのか忘れたが、とにかく急に行けなくなったからだ。本人は大して気にしていないと思うが、そういうのが親には気掛かりになるものだ。1時間半ほどかけて多摩動物公園に着いた。混み具合の予想や道路の車列の様子で判断を誤り、動物公園の入り口から大分離れた駐車場に入ってしまった。田畑の一角で1400円も取る阿漕な駐車場だった。行ってから知ったが、娘の障害手帳があれば、無料で入り口のすぐ脇に停められていた。パンダの赤ん坊がいるわけでもないのに、入り口前が異常に混んでいた。田舎には娯楽が無いからな、と別の田舎から来たくせに思ったが、単に入園料が無料だからだと知った。ありがたい。園内は至る所が工事中だった。広いエリアでのびのびするはずのライオンも工事区画の隣の狭い所に追いやられていた。バードケージが通り抜け出来る仕様で、近くでオシドリや孔雀を見た。
オシドリは雄も雌もシックで美しく、お洒落していた。本当に仲が良いようで、4ペアいたが全てがつがいで、いつまでも一緒にいる。俺には無理だと思った。孔雀を久し振りに見たが、しばらく見惚れてしまうほど艶やさだった。なぜそんなにも綺麗なんだろう。雌を寄せるためだというのは分かるが、あの地味な雌に比して派手すぎる。雌の目が肥えているのか。外敵を威嚇するための模様だというのは分かる。しかし特異に過ぎる。小学生の頃、学校の中庭にチャボや鶏に混じって孔雀が飼われていた。ろくに世話をしていないからか鳥小屋は臭くてあまり人気が無かった。教育には環境が大事だと痛感した。陽が当たると暖かいが、陰ると風が身体を冷やした。娘が薄着だったので心配になり、閉園を待たずに車に向かった。雨がぽつりぽつりと降ってきた。帰宅して手っ取り早く豚しゃぶを準備して食卓を囲んだ。
子供達は休みなのでなかなか寝る支度をしてくれない。自分だけが異様な眠気の中にいる気がした。寝かしつけた後、「全力!脱力タイムズ」を観ていたら眠気がどこかに行ってしまった。なぜかSonic Youthの事が気になったので調べたら活動休止していた事を今更知って愕然とした。サーストン・ムーアがキム・ゴードンと離婚した事は知っていた。別のバンドをやっている事は知っていたが、いつも他のユニットやバンドでも活動していたので全く気にしていなかったが、休止してから7年くらい経っていたようだ。正直、俺はキム・ゴードンの存在を必要としていなかったので離婚自体はむしろ歓迎していたくらいだったが、リー・ラナルドも再活動には悲観的だとコメントしていたらしく、無性に悲しくなった。自分にとっては何年も放置していたバンドのくせに都合が良いが…。20年くらい前のサーストン・ムーアのソロアルバムのラストの曲「Elegy For All The Dead Rock Stars」を聴いた。当時、中古CD屋に行けばどこでも買えたアルバムだ。傑作だったが大量に中古に出回るくらい受け入れられてなかった。特にこの曲を退屈に感じた人は多かったと思う。でも俺がバンドでやりたかった曲はこういう曲だ。素晴らしい曲だと今でも思う。
数年後のSonic Youthの名曲「Peace Attack」に繋がる曲だ。しかし聴いている途中で眠りの沼に落ちていった。