流れよ我が涙、と怪人は言った。 -3ページ目

流れよ我が涙、と怪人は言った。

ブログの説明を入力します。

某スタジオにて。


ナイスガイ先生。


前回日記のマクリーさん、今回もいらしてた。 


最終組を好むマクリーさん、今回はナイスガイ先生の指示で、前のグループに入れられていた😱。



苦闘が続く怪人、今回は色々考えながら取り組んでみた。 

  

フエッテカブリオールでは何とかナイスガイ先生の指示通りダブル成功。 


快感が全身を貫いて行く…。 


これぞカブリオールの醍醐味だ!🔥。



しかし次の瞬間、怪人は衝撃の言葉を聞いた。 



ナイスガイ先生「次は左も2回打って下さい」

 

 

むむむ、ダブルの練習は右しかした事がない…



もうこの時点で力尽きていた怪人、左は無難にシングルで終わらしてしまった😭。 



レッスンが終わった後、怪人は猛烈に自分に腹が立った。 


怪人は左のダブルを失敗して結果的にシングルになったのではなく、最初から一回しか打つつもりがなかったからだ。  

 

指導者が見れば、その辺りはバレていると思う。 


ナイスガイ先生は「出来なくてもいいから、やろうとする気持ちを見せろ!」という意味で仰ったのではなかろうか。


昭和の運動部なら、殴られても仕方ないケースだ。 


怪人は28歳だから、よく知らないが😣。 



ともかく、レッスンではどんな指示が来るかわからないので、左でも「ダブルに挑戦したけど失敗してシングルになってしまいましたカブリオール」の練習をしておこうと思っている。

  

 


迷わず打てよ、打てばわかるさ(アントン調)✊。  




 

某スタジオにて。 

 

ナイスガイ先生。 


某スタジオはオープンスタジオなので、いろいろな人が来ているが、怪人はどなたが誰という把握があまりできていない。


それは人の入れ替わりがよくあるという事もあるし、近年はマスクの影響もあると思う(単なる注意力不足だろ!)。

 

そんな中、数ヶ月くらい前から、怪人はある方を認識するようになった。 


仮にこの方をマクリーさんとしよう(いつもウエアの裾をまくっているから)。


なぜ怪人がマクリーさんを認識するようになったかというと、センターの男女共通の振りの時にいつも怪人と同じ組になるからだ。


マクリーさんのような達人(おそらくジュニアの経験がある人だと思う)は普通は第1グループに入る事が多いような気がするのだが。 


なぜわざわざ怪人のいる最終組に入るのだろうか?。


では怪人がマクリーさんと同じ組になるのが嫌かというと、その逆で、一緒にやるのがこんなにやり易い人はまずいない。  


この辺はジュニア時代に厳しい指導を受けた賜物ではなかろうか。 


怪人がマクリーさんのように踊れようになる事は絶対にないが、そういう気遣いのような物は多いに真似させて頂こうと思っている。

 

 

さて、レッスンの方だが、実は前回のレッスンでザンレールが突然メチャクチャになってしまい、ショックのあまり日記を書く気にもならなかった😭。  

 

今回はしばらくレッスンを休み、公園でザンレール練習を重ねてから参加に臨んでみた。 


結果はというと、調子が良いとは言えないものの、最悪の状態は脱しつつあると思う。 

  

 

しかし、怪人は今更ながら思うのだ。  



「〜のやり方がわかった!」なんて思った瞬間が実は迷宮の入り口だったという事を。 



怪人のレベルで何か上手く行ったなんて単なる偶然。 



力まず、丁寧に、謙虚に取り組んていくつもりだ(←かなり懲りてる)😥。




バレリーナ芸人松浦景子さんのけっけちゃんねるに上野水香さんが出演した回があって、その中で短い時間だが水香さんがパキータトロワのコーダを踊るシーンがある。  


怪人はこのシーンが非常に印象に残った。


なぜ印象に残ったのだろうか?。 


それは水香さんのような大物ダンサーがパキータトロワを踊る機会があまりないからではなかろうか。


思い返してみると、怪人が見たパキトワ(略すな!)の中で有名ダンサーと言えるのはDVDが出ているパリオペラ座のやつくらいのような気がする(ユレル、ダニエル、ティボー)。 


この三人にしても、確か当時ティボーはスジェ、ユレルとダニエルはプルミエだったと思う。 


いずれにしてもエトワールがやる踊りではないという認識なのだろう。


パキトワラブの怪人としては残念な事である😥。 


このトロワ、プティパにとっては自信作であたようで、彼は「黄金のトロワ」と呼んていたそうだ。 


特にコーダのステップの組み合わせは素晴らしいと思う。


ここで、ナイスガイ先生の意見を聞いてみよう。




ナイスガイ先生「キツイんですよね、アレ…」



怪人など音楽を聞いただけで胸がときめいてしまうのだが、実際踊る方にとっては難儀なトロワなようだ…。



カンパニーによってはパキータを上演する時もトロワを省いてしまう事もあるのだが怪人としてはこれからもトロワを見る機会が

増えたらいいなと思っている。




さあ、皆さんもご一緒に、パキトワラブ!(キモいよ!)😚。