不安でいっぱい・・・・。
だって、身分を証明する紙が無いんだモノ。。。
といっても、無いものは無い。仕方が無い。
仕事についても、引継ぎをせずに、
「紙が無いので、明日からこれません」という類のものではないので、
当然、仕事も続けたし、
友人達と食事のために夜の街にでかけたりもした。
仕事場ではもちろんそのことは伝えた。
労働局のコントロールが入って見つかったらややこしくなる。
一応、裏口に通じる扉に一番近いところに机があったので、
逃げるにもまあ大丈夫だろう。
こうして2ヶ月間。
例の警察署から何の音沙汰もなし。
そこで、さすがに仕事場から
このままではやはり困るので、
とりあえず、パリと所定の管轄警察署に手紙を書きなさい、
ということで、手紙を書いて送った。
程なくして、パリ側から手紙が届いた。
「滞在許可証発行に問題が無いので、
所轄警察署に行って手続きをしてください」と。
それを持って、所轄警察署に赴く。
そして、受付へ。。。
書類を既に提出してあり、
それに追加の書類としてパリの手紙を持ってきたので、
滞在許可証を発行してほしいことを伝えた。
もちろん、レセピセ(書類受領証および仮滞在許可証)の
有無を聞かれ、無いということ、だから手紙を持ってきた、
旨を伝える。
そして、パソコンをチェックして、
「2週間後に連絡するので、
連絡先を教えてください」と
そそくさと席を離れそうな警察署の窓口の人。
(ちょっと待て。2ヶ月で連絡できなかった人が
なぜ、2週間で事を成し遂げることができるのか。)
とバンブの屁理屈能力 炸裂~。
「ちょっと待って。私は今日滞在許可証をもらいにきたんです。
なぜ、今、出せないのですか?」
「だって、却下って出ているから。」
さぞかし、出せなくて当たり前っていう態度。
「・・・っ。そんなこと私達も2ヶ月前から知っているんだけど。」
「だから、2週間後に電話をします」
「じゃあ、誰が担当するんですか。あなたですか。
あなたの名前を教えてください。」
「僕名前ありません。」
(ばかもん!!!!)
「仕事は責任持ってやるものでしょうが!!
私は2ヶ月間あなた方の連絡を待っているんですけど、
何も言ってきていないですよね。
2ヶ月間あなた方は何をしてきたんですか?
(仮に私についてのパリへの確認等の
調査が完全に終わっていなくて連絡をくれていないというのであれば)
あなた方は私についてパリに確認をしたのですか。
どこまで調査をして、今、どういう段階なのかは説明してください!!!
それを知る権利はありますよね!」
「だって、パリが却下って言っているから
仕方がないんですよ」
「だ・か・らぁ、OKと言っているパリからの手紙を
持ってきたんです、って言っているんです。
しっかり読みなさい!」
手紙に目を通した後、
何も言わずに担当者が消えた。
受付時間も過ぎ、
残るのは私達だけとなっていた。
それでも、2ヶ月経って2ヶ月前と同じ回答しか用意できない
彼らの仕事の怠慢さ・時間通りに終わりにしたい彼らの欲求の
犠牲になるつもりは無かった。
少なくてもレセピセをもらって帰ってやる。
もらえるまで何時間でも居座ってやる~。
責任者に聞きに行ったのか、と思ったが
それにしてはかなり長い。
私達がいる1階の受付から、
別のオフィスのある2階にトマ五郎が見に行った。
すると、
「やつ、同僚と廊下でコーヒー飲んでる。」と。
出た~、フランスの公務員。
あの~、仕事終わっていないんですが・・・。
まあ、話している相手が責任者かもしれないし、
私の滞在許可証の件で話をしているかもしれないと
良い方に推測をしてあげて黙って待つこととした。
彼が戻ってきた。
何も言わずにレセピセ(だったと思うが)
用意している。
やったー。
してやったり。
目的達成。

確かに大変なこと多いけれど、
この屁理屈を言った後に得る達成感は
日本にいたときには無かったなあ。
快感!!
この後、
和やかにするのが、トマ五郎の役目?
愛想をふりまき、「ありがとう」と他のスタッフにも
声をかけ、警察署を後にする。
もちろん、私も「ありがとう」は言いましたよ。念のため。
思ったより長くなってしまった
「私の不法滞在」
これにて お・し・ま・い。
めでたしめでたし。。
しつこいかもしれませんが、
私が高校の頃は、
「バンブは、すっごーくいい人と結婚するか、だまされるかの
どっちかだね。」
と言われ、
大学生の頃は
「バンブって、ほんとーーーに怒らないよね。
普通だったら、コレ怒ってておかしくないもん」
と言われたのが懐かしい。。
あ、それから追加。
フランスに滞在して3年経ってから
フランスに長く住んでいる人には、
「フランスに3年住んであんなにフランス人化していない子、
初めて見た!」とも言われたし、
フランス滞在8年目に初めて会った方にも、
「まだ来たばかりみたい!」とも言われています。
はあ、救われるぅ。