今回の場合は、担当医(一般医)にまずみてもらった。
もし、専門医に見てもらう必要があるというのであれば、
担当医にその判断をしてもらおう!
フランスでは、日本の健康保険にあたるセキュリティ・ソシアル(通称セキュSECU)=
社会保険に加入していて、そこに自分の担当医を申請している。
通常は、一般医なのだが、専門医を担当医と申請していることもありうるようだ。
病気になったら、まずその担当医に診てもらい、
専門医に見せる必要があるかどうかを判断するのはこの担当医だ。
もし、この担当医を通さない場合は、
セキュからの返金額が変わってくるというもの。
ただし、確か眼科、歯科、救急の場合は、この担当医を通さずに行える。
引越しをしたときには、ガス、電気等の手続きに加え、
この担当医の変更もセキュリティ・ソシアルに行わなくてはならないわけだ。
(注意)
この先は、痛い話が続くので、
苦手な方はとばした方がいいかもしれません。
私も自分ごとだし、今はよくなったので淡々と書けるし、言えますが、
実際、この話を他の人にしたら、しかめっ面もされましたし、
私も、人の話だったら、恐らく冷静に聞いていないと思うので・・・。
さて、私はその担当医に月曜日に予約のための電話したところ、
翌日の火曜日に予約がとれた。
行ってみると、火傷の跡をみて、思いがけない言葉を聞く。
「もう皮がくっついているのでなんともできないねえ。
それをはがさないとならないねえ。」
いままで、長いスカートをはくて足にまとわりつき、
歩くたびに患部を引っ張る感じがしてスカートのすそをもったり、
長いコートすら上品にも(?)すそを持って歩いたり、
お気にいりのロングブーツもはかずに我慢して
ひたすらこの皮をつぶさないことに一生懸命だったのに、
それがいけなかったのかしら????
ということで、今度は、火傷を負った皮をはがすことを前提に、
患部をやわらかくする処置が行われる。
これは、単純に何やら薬のついたガーゼをはって待って、
時間をかけてやわらかくなるのを待つらしい。
2日後(木曜日)に様子を診ることになった。
日本ではガーゼの取替えのためだけに、
毎日病院に通うこともあった気がするが・・・
ガーゼの取替えが必要=
2日後に様子を診るということは、
翌日のガーゼの取替えは自分で行う、ということだ。
なんと、
なんと、
私に
「あなた、この皮、自分ではがすことできる?」
って聞いてきた。
黙って、思いーーーーーーきり、首を横に振るしかできなかった。
目はかなり驚愕の目をしていたと思う。
人がとると痛いだろうから、
自分だったら大丈夫じゃないの?っていう意味かもしれないけれど、
痛さを知っている自分だからこそ、
その傷口に触るのだって嫌なわけで、
皮をとるなんて、想像を絶する行為なわけで!
というか、
日本だったらそんな傷口をとる作業を素人が処置するなんて
考えられないんじゃないかしら?
素人が行えば、
衛生面のこととか、傷口自体に負荷がかかるとかあるんじゃないの?と
思うけれど・・・。
フランスでは、これも自己責任の範囲になるのだろうか??
とりあえず、自分で行わないという選択ができるだけでもよしとしよう。
そうそう、
それからこれら傷が大きいときに聞かれること、
ワクチンをうったかどうか。
破傷風をおそれての質問なんだろうが、
うった?と聞かれれば、うったよ。と答えることができる。
でも、いつ?と、言われると、?????
幼い頃にうつもので、それ以降うたないような気がするし・・・
でも、もっと大きくなってうったかもしれないけれど、記憶に無いだけかもしれない・・・
とりあえず、ワクチンの件については、
アパートに戻って書類を確認してみる、ということで
この日は、自分でガーゼの交換をするにあたって、
処方箋を書いてもらい、
お医者さんのもとを後にする。
向かうところは、薬屋さん。
処方箋を見ながら出してくる薬の数にこれまたびっくり!!
ざーっとこんな感じ。
左の箱が、薬のついている傷口にくっつかないガーゼ、
10枚いりで、45ユーロほど。
右下のが、精製食塩水っていうんだっけ?
スポイトのような形をした容器に入ったものが一箱。
これは、もし傷口がくっついたときに、これでとってね。
と言っていたので、場合によっては使う必要がないかも・・・。
それで、この量って いったいどうなんだろう。
さすがに購入に迷った。
このガーゼ、効果的よ。
この食塩水は、鼻を洗うのにも使えるのよ。
と言う薬屋さんの言葉に、
必要なら仕方がないか。
まあ、他の用途があるのであればいいか。
と納得し、というか、自分を納得させ購入。
幸い、セキュ、共済負担があったので、
60Eちょっとすつものが、21E。
はあ~。
まだまだため息のつく日は終わらない。
(続く)
