今日は、未来の子供たちのため活動されている方を紹介させて下さい。


Angelaさん という方で、ペタを辿っていった先で偶然知り合うことが出来ました。


現在、保育施設の充実や子育て支援施策の拡充を国へ働きかけるため、
署名を集めておられます(現時点で400名ほど集まっているそうです)。


この問題は、きっと誰にとっても身近なものだと思います。


私の職場でも、保育園が見つからず、育児休暇からの復帰時期が

延期になってしまった先輩がいらっしゃいます。


期限が残り7日とギリギリの段階での紹介になってしまいましたが、
ぜひ未来の子供たちのため、署名へのご協力をお願いいたします。



子どもたちの未来のための電子署名


Angelaさんのブログ


 ※スミマセン。1月23日(金)の 23:55 までリンク先が変になってました(汗)


【所感】
 
 朝まで生テレビ!などで、よく著者の堀紘一さんを拝見するのですが、
 いつも歯切れ良く、核心を突いたコメントを連発されております。
 
 で、「一体、どんな思考を持つ人なのだろう?」という興味が沸き、 読んでみたのが本書です。
  
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 本書の中でも、ズバッと現在の日本企業にある「空気」というものの
 意味の無さを切って下さっております。
 
 企業にお勤めの皆さんであれば、
  何の根拠も背景も無いのに、場の空気が妙な説得力を発揮する場面
 を体験したことがあるのではないでしょうか?
 
 その中で、出来る人はいかに振舞うのか…
 
 空気を読むだけでなく変えられる人になりたいなと思わせてくれる一冊でした。
 

【職場を縛る「空気」を読むな】

 ①空気の存在
  空気は読めたほうが良いが、縛られてはならない。
  空気には、現実的に考えれば非合理過ぎることでも
  実行に移してしまう存在がある。
  
 ②「和を以って貴しとなす」の真実
  みんなが同じことを言い、意見の対立を避け、
  その場をまとめるのが「和」ではない。
  意見をぶつけ合い、その上で意見をまとめ、
  これにより発生する団結心こそ「和」である。
  
 ③日本経済の転換期
  今までの日本には、何らかのお手本が存在し目標が明確であった。
  そのため、皆が協調性をもってそれに臨むことこそ強みであった。
  しかし、現在は経済面でもトップに並び、他と差別化を求められる立場となっている。
  結果、人も他とは「違う価値観」を持たなければNo.1にはなれない時代となっている。
  

【空気を読んでいるだけでは生きていけない】

 ①組織のスペシャリストは不要
  日本企業には"自分の会社のプロ"となっている人材が存在する。
  会社ではなく"分野"のスペシャリストになることこそが重要である。

 ②新・格差社会
  協調の時代は終わり、商品やサービスの創出においては差別化が問われる時代となった。
  空気を読むことだけに長けている中堅リーダーは重宝されなくなり、
  実績重視へのシフトがより進むことになる。

 ③吸引力を持つ人
  「純粋な感動」こそが、相手に熱量を感じさせ動かすことの出来る力となる。
  大きな目標を持ち目を輝かせている人には、利害関係を抜きにした支援が集まる。


【自分の磨き方】

 ①「能力主義」から「貢献主義」へ
  「自分の能力が活かせていない」は自分自身の問題でしかない。
  この言葉が出てくる人は、努力が足りない人か、周囲に何を求められているかが
  理解出来ていない人のいずれかである。
  「人の役に立つということはどういうことか」を考える。
  
 ②努力を続ける
  何も出来ないと感じる時には「何もできない自分に何ができるか」を考え、
  あれこれ悩みながらも努力し続ける。
  
 ③あきらめない
  負けそうな時には、どんな手段を使っても同点にして延長戦に持ち込む。
  負けなければ、その後、何が起こるかは分からない。
  「どうにもならない」と感じる時にも「あと最後の1センチだけ努力しよう」と考える。
  
 ④「目的意識」を持つ
  目的なしで何かをやろうとすると、つらい場面に出くわした時に
  努力を続けることが嫌になる。
  
 ⑤「結果」を引き寄せる計画を立てる
  何かの事に臨むにあたっては、対策をよく考え、合理的で理想的なやり方を見出し、
  計画を立てることが重要である。
  計画の過程においてこそ、手間や努力を惜しんではならない。


【チャレンジから成功を掴み取る】

 ①チャンスはつくるもの
  自分から動く。目の前の壁を突破する。
  チャンスは見つけようとしても見つからない。つくるものである。

 ②人生の「勝負時」に動く
  ここが勝負時だと思えば、最善策を考え全力でアクションを起こす。
  ただし、勝ち負けは度外視しなければならない。
  たとえ負けた場合でも、得られるものは大きなものになるはずなので、
  「次の勝負機会を窺えばよい」という考えを念頭におく。


【「同じであること」をやめる】

 ①一番手になる
  一番手になるメリットは二番手で終わるのとは比べ物にならない。
  一番手と二番手の差は、攻めと守りの差であるだけでなく、
  「クリエイティビディ(創造力)」および「イマジネーション(想像力)」の差である。
  
 ②人と違うことをする
  一番手になるには、既存のものの本質がどこにあるかを理解し、
  全く違うものを生み出す力が必要である。
  単に周りの空気に同調することだけは選ばない。
  
 ③空気ではなく、自分を変える
  身の回りに漂っている空気とは、あくまで「現在の空気」である。
  次の時代には次の時代の空気が流れていくものである。
  まずは、人と同じであることを良しとする発想をやめ、
  失敗を恐れず決断してみることから始める。
ジェネラルパーパス・テクノロジー―日本の停滞を打破する究極手段 (アスキー新書 70)/野口 悠紀雄
¥780
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【所感】

 個人的には、この本は2008年に読んだ本の中でもトップを争うぐらいに面白かったです。
 著者は、「超」整理手帳で有名な野口悠紀雄さんです。

 
 ウェブ進化論(梅田望夫さん著)が「個人」として如何に情報化社会を生き抜くか
 について書かれているのに対し、こちらは日本「企業」の情報技術における問題点を扱っています。
 
 一企業の情報部門に属するSEとしては、本著書の内容は 、
 考えさせられる部分・納得させられる部分が非常に多かったです。
 (そして、自分の会社も見事に「日本企業」に当てはまってるなぁとシミジミ感じました…)
 
 自分と同じような立場の方には、ぜひ読んでもらいたいなと思います。オススメの一冊です。
 

【ITはジェネラルパーパス・テクノロジー】

 GDP(ジェネラルパーパス・テクノロジー)とは
  ⇒産業横断的に使用され、さまざまな用途に使用しうる技術。
   一国全体、地球全体という広がりを持ちインパクトが大きい。
   
  ⇒社会的インフラ整備のため効果が現れるまでには時間が掛かるため、
   導入初期の段階では、その影響力は正当に評価されない。
   ただし、結果的には経済活動に大変化をもたらす。
   
  ※IT以前のジェネラルパーパス・テクノロジー
    電力・電気、内燃機関など。
 

【日本企業のITにおける問題】

 ①年功序列
  ITの導入や活用について、抑制的に働く。
  現在組織の中核になっている世代はITを敬遠する人が多い。
  そのため、ITの新技術を積極的に取り入れ、競争力の源泉に
  したてあげようという発想は浮かばない。
  
 ②レガシー・システム (レガシー = 過去の遺産)
  情報システム担当者が内容を把握できなくなっている旧式システム。
   ・運用コストがかかる
   ・保守要員の確保が難しい
   ・システムに関する情報・資料が不十分
   ・現在の技術標準に対応していない
   ・セキュリティ上問題がある
  という問題を持つ。
  
  日本では、このレガシー・システムが基幹部分を担っている企業が多く現存する。
  レガシー・システムはリスク管理の観点からリプレースや修正が難しい。
   ⇒上記の問題を抱えたまま長年レガシーが残り続けることになる。
    ⇒企業が新しいニーズに素早く対応することができない。
  
 ③システム開発の考え方
  アメリカ:システム優先。トップダウンでシステムに業務体系を適応することも。
        盛り込むべき内容は要求仕様にすべて落とし込む。

         ⇒要求仕様確定後に開発開始。人材の流動に対応可能。
           システム優先のためパッケージのメリットを受けることが可能。
  
    日本:ユーザー優先。現場やユーザー部門の要望を吸い上げるボトムアップ。
         ⇒仕様確定前での開発着手あり。開発段階で仕様調整を実施する場合あり。
           ユーザー優先のためパッケージにカスタマイズを実施することが多く、メリットを失う。
 
 ④経営陣のITに対する理解
  ITの経営効果についての回答は、
   アメリカ:新製品、サービス開発、新規事業開拓、主要事業の競争力強化 etc.
     日本:間接部門コスト削減、在庫コスト削減
  
  ⇒日本では、ITをビジネスの戦略的武器としてとらえていない
  
  
【未来のキーワード】
  
 ①ユーザー中心主義
  ユーザーに焦点を絞ることが成功する最も有効な方法となる。
  企業システムにおいては、個人向けのサービスで使われていた技術を
  企業内でも活用する「コンシューマライゼーション」がキーワード。
   ・ブログ・SNS…情報共有ツールとして活用。
   ・Saas…パッケージソフトウェアをWebで提供。ユーザの動きを解析しての改善・提供が可能。
  個人と企業が同じIT基盤の上で動く時代となる。

 ②クラウド・コンピューティング
  ネットを膨大なサーバからなる「雲」と見立て、その中のいくつものサーバが
  必要に応じて連携し、必要なサービスを提供する環境。
  これにより、ユーザーは複雑なサービスも、自分では意識することなく受けることが可能。
 
 ③NGN (Next Generation Network: 次世代ネットワーク)
  固定電話、携帯電話、インターネットなど、現在は独立しているネットワークを
  IP技術を活用して統合し、一元管理しようとするもの。
  これにより、異なるネットワークとの相互接続が可能となる。