追記・お読みになる前に注意。
このエントリを公開してからプロモーション出演してるラジオ聞いてたんですけど、sumikaの意思と私の意志が大きく解釈違いを起こしてることがわかりました。笑
恥ずかしいので、なんか過激派炸裂してる文章でもいいよって方のみお進みください。ちなみに私は新規です。
こちらの方ではお久しぶりですね!いやー!はてなブログめっちゃ書きにくい!書きにくいけど私のスタイルに合う!つい長文書きすぎて途中でダレてそれっきりの記事が多すぎ!供養してあげたい!
なぜ私がまたアメブロに現れたか。
それは、SALLY e.p.以降お約束みたいになってるアレのためです。
そう!
"Fiction e.p"
発売おめでとうございます!!
例によってふげちゃんは生かせず、きっちり発売日にお迎え。LINE LIVEは出先だったので見られませんでした。
早速感想文、を書く前にだらだらと1人語り。概ねインスタやLINEでも書いた、マイナスなことばっかり言うので無理な方はレッツブラウザバック。
今回のe.p、めっちゃターニングポイントになったと思うんですよね。
メジャーレーベルからのリリース、アニメタイアップ…ここだけを切り出すと、ぶっちゃけいいとは思えない。
そりゃ、彼らは彼らの思うように進んで行って欲しいと思ってるし、私の思ってる方向と違うからってゴネるのは思い上がりですよ。そんなことは言われなくとも承知だし、だからこれは普通にめっちゃ私情。
個人的な話になるけど、あんまりソニーミュージックというレーベルにいい思い出がない。(笑)
そしてもうひとつの引っかかり。
アニメのOP(もう名前を書くのも嫌。キャラを見るのも嫌)で妙な振りをつけられたなと。
いい曲なんだから下手な二次創作はいらないんですよ。バズを狙うなら100パー単体の力でやってくれよ。アニメも、曲も。
sumikaがメジャーデビューという形をとってるのかなんなのか、あやふやでよくわかりませんが、ソニーがこれからリリースに噛んでくるということは今回みたいなことがこれからも起こりうるわけでしょ。そう思うと少しばかり沈んでしまうのは許してほしい。ただでさえあのレーベル、アニメタイアップ多いしね。
私みたいな人間を振り落としたかったのかもしれんけど、違うでしょー?都合いいなって言われるかもしれないけど、ファンを篩にかけろっつーのはそういうことじゃないんだよ。
他にもFCのこととか、見つけた違和感とか、言い出すとキリがないんだけど、とにかく。今年の冬彼らは、私が今後ついていくべきかに迷ってしまいそうな変わり方をした。
ことわっておくけど、ここまでの本音はsumikaの顧客としての私の意見であり、ファンとしての私の気持ちはまるきり別です。これに関しては声を大にして主張しておきたい。
とはいえ、今回の新譜は予約をしたものの、受け取りに行く気があまり起きなかったりもして。
それについてはFamilliaのときから状況が変わっており、また私の聴く音楽にも大幅に変化があったことも関係していますけども。
だから繰り返すけど、当たり前のように主観です。
でも結果として、収録曲は好きなやつしかなかったからこの先は安心して読んでください!!
1.フィクション
今回も片岡節炸裂だなあ!とすごく思った。
転調でしょ?節回しでしょ?コードパターンでしょ?それから変拍子っぽいところも、終わり方も。健太さんの手グセのすべてが愛しい。
sumikaは変わった、でも「進化」の範囲内だと、そう思えたから結構ホッとしました。寝返りが早い。
上記のもやもやとか違和感が晴れた、とまでは正直きかないけど、でもずいぶん取り払えたな、と。取り払えないのはタイアップ元ですよねー…こればっかりは彼らに非がないから怒りのぶつけどころに困る。
この曲のピアノとてもよいですね?!見せ場がいっぱい。しかもおいしいやつ。コピーしたい。
他の盤のリードと同じようにギターがあまり聴こえないのが寂しいけど。
そしてベースがすっごい、なんか腹の底に響く感じがする。
サビがすごく聴いてて気持ちいい!
健太さんの歌詞はメッセージ性重視って感じで、あんまり言葉遊びとかを入れていない印象があるから、サビの「ひらり ひらり めくり めくる」っていうワンフレーズだけですごく抜けるっつーか軽量化するっていうか、桜の花びらに乗って飛んでいけそうな。ハッピーフェアリー!!!
ところで今これを書きつつクレジット見たんですけど、パーカスNona*ちゃんなんですね?!びびったー、めっちゃ知ってる人ー!(元miwaファン)
しかし、うーん、聴けば聴くほどあのアニメにはもったいない曲だな…(個人の感想です)
もちろんこういう発言は同時にsumikaに対して失礼に当たることだとわかってはいるんだけどさ。多分このe.pにおける違和感はこれなんだよ。生理的に好かん、だから私の一存でどうこうなるもんではないことだけわかってほしいです。
2.下弦の月
待ってた。
作曲ジュンノスケクロダ。
隼ちゃんの曲はとりわけ好きなんだー!
健太さんとおがりんの曲はどちらかというと静だと思うんです。静というか、普遍と安心と不浄、というか。はちみつミルクの優しい甘さみたいな。(そのかわり健太さんははちゃめちゃに尖ったやつをたまにかましてくる)
隼ちゃんの曲は逆ですよね。こう、心を無理矢理にでも揺さぶりにかかるカンジ。
ねえ痛いからそんなに肩掴まないでみたいな。でもちょっと嫌いじゃないぜ的な。嫌いじゃないどころかはちゃめちゃに好きなんだけども。
ここ1年くらい彼の曲はセクションがシンプルな傾向がありますね。いちばんバンドしてる。メロがドラマティックなぶん、あまりいろんな調味料をかけなくてもおいしいタイプの曲多め。でも甘い言葉も優しい言葉も、添えると何でも引き立つんだよ、その両方が…。ハァ…しゅき…
取り乱しました。
隼ちゃんの曲の好きポインツはもう一つ「ギターがえげつない」。
あ、えげつないっていうのは技巧云々ではなく、単純にわたしに刺さるか否かです。
ギタリストが作る曲はやっぱりいいわー!バンドのギタリストで私が好きなのはうちゅうさん、和木マドカちゃん、そして隼ちゃんですから。バンドという枠を取っ払ったら押尾コータロー氏も入ります。
わたしも曲作ったことあるんだけど、ハ長調ってまじで調理しづらいんだ!ありがちな感じになるか、のっぺりするかになりがち。
そりゃまあ10年とか音楽やり続けてるプロとズブの素人を一緒くたにするなんて、こんな失礼な話もなかろうとは思うさ。でもやっぱりsumikaって非凡な人たちの集団なんだよな…
ついでみたいになって申し訳ないけど、詞甘めかと思いきやどこかしら切ないね。
…語彙力ねえ!健太さんを見習え。
3.ペルソナ・プロムナード
あの、ピカソの感想のときよりアホなこと言っていいですか?
何があったんや……???
許せ。
なんかsumikaには珍しくめたくそ直球やな、と…歌詞見てびっくりしたんですよわたし。まじで。もっとシニカルな感じの曲はあったと思うんだけど。「イナヅマ」とか。banbiの曲になっちゃうけど「こどものけんか」とか。まあこの曲もなかなかに皮肉言ってるとは思うんですけど。
はー。でもこれライヴで聴けたらすっごい楽しいだろうな!バロンさんドラムうめえな。プロなのは知ってるけど。でもうめえな。
曲もなんか…サビはめっちゃキャッチーだけど、そこに到達するまでが有り体に言えば変な曲ですよね。要するに変な曲ですよね。そんなことない?わたしが知らないだけ?アッこれ別に貶してるわけじゃないよ言っとくけど。なんかこう、落ち着く場所みたく見せてたくせに不意打ちで食らいつきに来るな、と思ったわけですよ。
タイトルはラテン語とフランス語なんですね。こういう言葉ってどこから拾ってくるんだろう…
4.いいのに
率直に言うけど遅いよ。ずっと待ってたんだよ。冬に聴きたかった。冬まであと何ヶ月待てばええんや。
次回のリリースからは是非、先行配信もご検討いただけたらなと思います。関係者の皆々様。
今のsumikaの真骨頂ですよね。転調!泣きのコード展開!そこに足されたブラスサウンド!!もう言うことねーや。
歌詞カード見たとき、驚いたことがあります。
意外と俗っぽいモチーフの歌詞なんだなと思って。「カラオケ?ほうほう」みたいな。
なんか個人的にsumikaのラブソングってこう、何気ない瞬間を切り取ったものが多いイメージあったので(Amberとか)、特定の状況を歌ってるのは新鮮だった。 なんつうかこう…クソっ…うまい表現が見つからねえ…
この曲の詞がとっても片岡健太。万歳三唱。
なに?「僕なら目隠させないのに」って、何?「悲しませない」でも「泣かさない」でも「目を腫らすようなことなんてしない」ですらなく、さらにその先ですよ。
ここだけでなんとなく主人公とヒロインの関係性がうかがえるのほんとわけわからん。何食ったらこんな表現力つくの?普通に教えて欲しい。
ところで(4980-609)っていうのは何かの暗号なのかしら。カラオケの呼び出し番号か?CDの品番じゃないしな。
この曲は余すことなく大好きですが、この曲を使って歌詞みたいなことしようとする友達がいたら、今後の付き合いを考え直すと思います。めんどくさいオタクなので。
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いやー。すっかり遅くなってしまいまして。時間をかけた割には雑ですしね。
結論から言うと、ピーク時と比べると彼らに向ける熱は確実に減ってます。というか今私は何が好きなのかよくわかってない心理状況なので。カフカですら最近あれだもんな。我ながら薄情者だわ…
やっぱり私がsumikaを聴くときに戻ってくるのはアンサーパレードなんだと思う。あれを超える存在のアルバムは今後出てくるのか?と言うとなんだかすごくいやなやつだけど、どのアーティストも結局行きつくのは好きになったきっかけのCDなので仕方ないといえます。
いちばん好きなのは…迷うなあ。確かに全曲リードなんですよ。
音楽という目に見えない芸術だからこそこんなに惹かれるのは承知の上で、この曲たちが実体化してくれたら触れられるのにと割と本気で思ってる節ある。
というか今回の作品おがりん曲ないじゃないか!私は寂しいぞ!とても!
いずれにせよ、この前の一般の日に2時間前からスマホ前に張り込み(e+)、タブレットも借り(ローチケ)、母にも協力してもらい香川公演のチケットを奪取しましたので私はまだsumikaが好きだと胸張って言うぞ。競争率知らんけど。そしてばり2階席やけど。
別口で2枚抑えてしまったため母と妹も行くそうです。ぶっちゃけ一人で行きたかったぜ。
グッズもかわいいので何か買いたいなあ。いつかネクタイ出してくれたらいいなあ…(笑)
私の好きな人たちはどんどん変わっていくし、私もまたぐにゃぐにゃと変形しつつ日々を過ごしているのです。
いつかその道が二股に分かれたときに、かつて一緒に歩んできたものを恥じるようなことだけはしねえぞ、と思えたのです。
時期尚早ではあるし、できればそんな日が来ないことを祈ってはいるけどね。
ライヴ楽しみや。