【1308】 女性に『付き合って下さい』・・・などと言っている視聴者は、音楽を「構えて」聴く ( | アレンジャー > 作曲家 > 歌手 > 作詞家 /詞「語呂」◎ →粤語Cover取扱い

アレンジャー > 作曲家 > 歌手 > 作詞家 /詞「語呂」◎ →粤語Cover取扱い

① 薗広昭 梅谷忠洋 伊藤典子 【ふりむけば ながさき】
② 南郷達也 杉本真人 武内公美 【恋泥棒】
③ 丸山雅仁 久保田衛 賀川潤子 【旅ごころ】
④ 前田俊明 美樹克彦 樹ゆうこ 【女・ひとり花】
⑤ なし

【1308】 女性に『付き合って下さい』・・・などと言っている視聴者は、音楽を「構えて」聴く (前編)



ジゴロやホストが男性の本来の姿である。女性に『付き合って下さい』などと下から懇願しない。黙って『俺に付いて来い』と諭すだけである。


考えてもみるが良い。花邑一弥が前川原チカ子に『付き合って下さい』とプロポーズしたわけがない。
誰でもイメージ出来るだろう。気骨溢るるローカル歌手男女の意気投合。

『俺たちは志(こころざし)同じだな。気も合うな。一緒に生きていこうよ!』
そして雰囲気を作り、頭の後ろに手をやり首を引き寄せる (=ふつうの恋愛)

ここから大過無い~~筈。性格により口調/言い回しの微差は生ずるが。


『付き合って下さい』・・・の発言ニュアンスに恋愛の要素は皆無。垣間見えるのは【交際契約】だけ。自信無い男が契約で安心しようとする。
こんなハズレ男に『はい喜んで』と即答している女も、同じくハズレだから釣り合うのか(苦笑)。

契約の恋愛ほどつまらないものはない。←実質的にお見合いに匹敵。


前記事に照らして言えばこうなる。
ハズレのほうをわざわざ有難がる層は、恋愛を契約化して安心する。

恋愛は会話によるコミニュケーションではない。気の交流である。
しかし素人道程の官公庁エリート(および税理士・会計士・医師教員の類)には「気の交流」という概念は無い。この為、小賢しいホステス達の流暢なトークによる癒し契約で安心することになる。

ちなみにこの癒し契約は超高額と信用が示唆されているせいで強固で確実。
その確実を更に確実にするために、究極のエリートは職場からいったん世田谷の自宅に戻り、シャワーを浴び着替えネクタイを締め直し、もう一度都心(銀座)のホステスの元に向かうのである。このほうが確実に良質の癒しの提供を受けるからだ。

「良質の癒しを受けるために頑張る」・・・・これがエリートの論理である。恋愛とは全くの別物。
たとえそこまでの過程でどんなに疲れようとも、良質の癒し (疑似恋愛) さえ享受できれば、それで採算が合うのである。


ホステスにしてみれば気の交流の気配は難易度が高い (気が乗らない) が、辻褄を合わせるトークは朝飯前。
対象はエリートほど楽。
逆に同業者っぽい男性客は苦手。
これは不動産屋が他社社員の客としての来訪を嫌がるのとメカニズム的に同じ。



さて、
当ブログは音楽ブログ。↑から何が導かれるか?


【1309】につづく

いや、その前に、前記事【1307】をもう一度ご確認ください。