情報が分断していた時代は脳の引き出しに
情報を蓄えることに大変な価値がありました。
今はインターネットで調べれば無料の情報を
無限に手に入れられるので、誰でも学者のような
コメントをすることができます。
情報をストックすることの価値はどんどん
下がってきています。
それまでは本やネットなどで情報を吸収する事が
「知る」ということだと思っていましたが、
実際はその情報を引き出して、現実に適用したり
実社会で活用したりすることで、はじめて対象が
深く理解できるようになるということを知りました。
これが本当の「知る」という事なんだなぁと
深く反省した思い出があります。
「知る」という行為にはいくつものレイヤーが
存在しています。
「人生は『見たり』『聞いたり』『試したり』の
3つの知恵でまとまっていますが、
多くの人は『見たり』『聞いたり』ばかりで
一番重要な『試したり』をほとんどしません。
試さずに知るということは、あくまでレイヤー
浅い知識の段階です。
情報を実際に試すことは、より深いレイヤーで
知るという経験を得ることができます。
是非この違いを意識してみて欲しいと思っています。