昨日今日と、雲一つなく気温も穏やかな最上の日が続いています。
素晴らしい天気に誘われて、昨日は都の公園に行って来ました。
「みどりの日」だったので、来園者は全員無料で入れるサービスディでした。
そのあとも人出の少ない場所を選んでの散策です。

うたたね出来るほど気持ちの良い日和で、持参したお茶やお菓子で休憩。
ベンチも背もたれがあったのでゆったりと腰掛けて、久しぶりに心身ともにゆったりし時間の流れを忘れることが出来ました照れ

今日も良い天気なので稽古休んでまた家族サービスしようかと一瞬考えましたが、ウチのカミさんは実家に用事があるとのことだったので、やっぱり稽古に専念することにしました。
ということで、本日日曜日もいつも通り午後遅くから定例の空手稽古です。
2時間45分の稽古ですが、後半にちょっとしたトラブルがあって、ラストまでなんとかギリギリ完遂ということでチュー


<準備運動>~特に腰回りや関節部位を入念に
・一通りの準備体操
・腰回りと股関節のほぐし


<基本>60分(1時間)
・正拳逆突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・正拳順突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・前蹴り(槍突き蹴り、その場立ち) 右30×4、左30×4
・下段関節蹴り(斧刃脚)右30×2、左30×2
・左右回し蹴り(中段のみ)右30×2、左30×2
・三才歩シミュレーション
・特定場面を想定した肘打ちからの受けコンビネーション


<移動>45分
・正拳順突き(左右各50回以上、以下同様)
・正拳逆突き
・裏拳
・上段受け
・中段内受け
・中段外受け
・上段受け→顔面突き
・中段内受け→中段突き
・中段外受け→中段突き
・前蹴り


<形(型)>30分
・王冠(ワンカン)×6
・ナイハンチ ×6
・汪輯(ワンシュウ)×2
・泊のパッサイ ×2
・泊のローハイ ×2


<研究>30分
・突き、受け、蹴りのシャドー
・前蹴り(槍突き蹴り&踏みつけ蹴り)の研究


3分以上のまとまった休憩を取らず連続動きっぱなしで、本日も実質2時間45分間の稽古。
稽古の要諦は「首里手・泊手の基本要訣(改訂版)」(http://ameblo.jp/vanguard-factory/entry-12271416365.html)参照のこと。


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本日の稽古は気候が最適だったおかげか、途中まではスムーズかつ快速で進めることが出来ました。
ところが!<移動>のメニューを終えたあたりから!

実はここ半月ほど右足付け根の上側(下腹の部位)が痛かったのですが、稽古後にロキソニンテープを貼ってしばらくしたら治っていたので、大して気に留めていませんでした。
しかし今週火曜日の琉球古武道の稽古の後から痛みが徐々に強くなって来ていて、ロキソニンテープもあまり効かず、一昨日金曜日の琉球古武道稽古では痛みと闘いながらの稽古でした。
そういう理由だったので、金曜日の日誌では「今日の稽古は可もなく不可もなく」と記述したという訳です。
痛みに耐えながら普段と同じパフォーマンスを発揮するのは、相当大きなエネルギーを使います。
僕は普通の人に比べてかなり痛み強い(痛みに対する耐性が高い)方で家族からはサイヤ人と揶揄されますが、その僕ですら金曜日はちょっと痛かったです。

昨日土曜日は痛みが減っていたので安心して遊びにも行けたのですが、いろんな所を歩き回ったせいか、今日はこの痛みが復活してしまいました。
ということで、今日の稽古は最初からこの痛みと闘いながらの稽古です。
それでも<基本>と<移動>はいつものペースで快調に飛ばせました。

問題は<移動>を終えたあと。
2時間経ったあたりから我慢ギリギリに痛くなって来たので、<形(型)>を先にやり<研究>はラストにしました。
そのため、<研究>は普段と違ってかなり手抜きになってしまいました(苦笑)。


この痛み(右足付け根の上側)の原因は?
我が家の健康博士・筋肉博士(我が次男)によると、痛みはズバリ『腹斜筋』の疲労によるものだとか。
『腹斜筋』のうち、特にインナーマッスルである『内腹斜筋』か『腹横筋』が傷んでしまった可能性もなきにしもあらず。
『腹斜筋』は、普通の人が普通の生活を続ける限りはほとんど痛くならないとのこと。
普通の人は、蹴ったり足を外旋したり内旋したりなんていう動きはほとんどやりませんからね。

僕はこの数か月、いくつかの蹴りをもう一度見直して再度ブラッシュアップするという作業を続けて来ました。
前蹴り以外に、主に回し蹴り(内旋)、擺脚(外旋)、横蹴り、後ろ蹴りを集中的にやって来ています。
しかし実際の年齢から考えると、股関節を中心とする足の柔軟性は若いころに比べてかなり劣化している状態での再特訓です。
特に普段ほぼやらない動きである擺脚(外旋)が『内腹斜筋』か『腹横筋』あたりを痛めるトリガーになった可能性があると、我が次男が見立ててくれました。
なるほど!そういうことだったか爆  笑

次男のアドバイスとしては、1週間か10日ほど稽古を休んで様子見したらどうかというもの。
実は、この痛みの件とは別に、稽古の内容について今いろいろ再検討している最中です。
例えば、実際に本当に役立ちそうなメニューだけに特化する、つまり僕はもう身体が硬くなって来ているので、今ではあまり得意ではなくなってしまった回し蹴りは止めて絶好調の前蹴りのラッシュだけに集中する、とかねウインク
実際にYouTubeでそういうアドバイスをしている詠春拳の白人研究家がいらっしゃいまして、そういうアドバイスにも一理あるものだと思います。

まあ、休むかどうかは稽古当日判断するとして、最近は腹痛とか筋肉痛とか身体もそれなりにガタが来始めていますなぁ…チュー(大苦笑)。