今日も風は強かったものの、とても爽やかで清々しい上天気でした。
こういう日は体調も好調ですね。
あまりにも爽やかで昼寝(シエスタ)したくなってしまい、横にゴロって寝転がったまでは良かったものの、やることがいくつかあったのを思い出し昼寝は取りやめチュー

さて本日金曜日は沖縄武器を稽古する日で、久しぶり感のある釵を中心に二丁鎌も。
本日は実質2時間10分の稽古時間でした。


<準備運動>
・一通りの準備体操
・腰回りと股関節のほぐし


<釵術>1時間50分(110分)
〇基本技法(振り、打ち、回し打ち、払い、突き、上段受け、中段受け、下段受け、交差受け、構え等)

〇約束組手 棒対釵1~4、6、7(1人なので手順のみ、右構えと左構えの両方、片手最低限5回以上繰り返し)

〇「多和田(たーだ)の釵」×4
〇「湖城(くぐすく)の釵」×4
〇「浜比嘉(はまひじゃ)の釵」×4
〇「北谷屋良(ちゃたんやら)の釵」×4
〇「津堅志多伯(ちきんしたはく)の釵」×2

〇釵の研究
・振り、打ち、回し打ち、払い、突き、上中下段受け、交差受けその他
・無拍子&居つかないための自由練習


<二丁鎌>20分
〇基本技法(振り、斬り、受け、打ち、突き等、シャドー)
〇「鐘川(かにがー)の二丁鎌」×6


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絶好な天候のおかげで、本日の稽古も快調に進めることが出来ました。
いつものメニューをいつもの快速・無休ペースでこなして特に問題なく、2時間10分間を完遂。

閑話休題。
最近は1970年代香港カンフー映画が何十回目かのマイブーム中。
(若いころは、どれだけハマったことか・・・(苦笑))
香港の映画だから、ストーリーが単純でテンポもダサいから、段取りの決まった殺陣だから、そして中国拳法だから等々と決して侮るなかれ。
今から約50年前に、CGやワイヤーアクションを使わない人間自身のリアル『体術』として、一つの高みに到達した貴重なフィルム記録でもあると僕は思っています。

実際、映画で示演される「五郎八卦棍」などの棍法は「六合大槍」のような中国式槍術と原理はほぼ同じであり、琉球古武道の棒術とは似て非なる用法で構成されていることを改めて学ばせてもらいました。
琉球古武道とは棒を握る位置からして異なっています。
しかしどちらにもそうするに至った合理性にかなった要訣がありますし、優劣もありません。
それぞれに操作法や用法が異なるのであり、琉球古武道(空手)でほとんどやらない技法を中国棍法(中国拳法)では多用したりします。

この話は正統とはなにか、流儀を学ぶとはいかなる事かという話までつながって行くと思いますので、日誌に書いてしまうのはもったいないし長くなりすぎる爆  笑(爆)。
そのうち改めて、独立した記事にしようかなと考えています。