毎日毎日寒くて嫌になっちゃうよ~(たいやきくんの子門正人さん調で)。
これでもまだ今シーズンは暖冬なのだとか(ホントかいな?)…。
僕のような寒さに弱く冬が大嫌いな者にとって、この数か月は憂鬱で早く過ぎ去ってほしい時間です。
僕の冬嫌いは徹底してて、ウインタースポーツもまるっきしダメなんですよねチュー(苦笑)。

さて本日日曜日は午後遅くから空手の定例稽古。
先週の日曜日と同じく、夕方日没の1時間前ぐらいから見事に日差しが射し込みまぶしかったです。
この暖かい日差しにはまことに感謝感謝ですね。
ということで今回の稽古も空手とトンファーで、2時間45分間たっぷり精進しましたよ~♪爆  笑


<準備運動>~特に腰回りや関節部位を入念に
・一通りの準備体操
・腰回りと股関節のほぐし


<基本>60分(1時間)
・正拳逆突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・正拳順突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・前蹴り(槍突き蹴り、その場立ち) 右30×4、左30×4
・下段関節蹴り(斧刃脚)右30×2、左30×2
・左右回し蹴り(中段のみ)右30×2、左30×2
・三才歩シミュレーション
・特定場面を想定した肘打ち


<移動&研究>60分(1時間)
・正拳順突き(左右各50回以上、以下同様)
・正拳逆突き
・上段受け
・中段内受け
・中段外受け
・上段受け→顔面突き
・中段内受け→中段突き
・中段外受け→中段突き
・裏拳
・突き→裏拳→肘打ち
・前蹴り研究(槍突き蹴り&踏みつけ蹴り)
・蹴りバリエーション(斧刃脚、中段回し蹴り、擺脚)


<形(型)>30分
・王冠(ワンカン)×6
・ナイハンチ ×6
・汪輯(ワンシュウ)×2
・泊のパッサイ ×2
・泊のローハイ ×1


<武器術>15分
〇トンファー
・基本技法(中段突き、打ちおろし、打ち挙げ、振りおろし、振り挙げ、上段受け、中段受け、下段払い、捌き等)
・「浜比嘉(はまひじゃ)のトンファー」×2
・「屋良小(やらぐぁ)のトンファー」×2


3分以上のまとまった休憩を取らず連続動きっぱなしで、空手を2時間30分、トンファーを15分やって、今日は合計2時間45分の稽古でした。
稽古の要諦は「首里手・泊手の基本要訣(改訂版)」(http://ameblo.jp/vanguard-factory/entry-12271416365.html)参照のこと。


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こう毎日寒いと、稽古前まではなんとなく気持ちが億劫になったり体調に不安を感じたりしているのですが、いったん稽古に入ったらそんなことはきれいさっぱり忘れて全力投入し、休憩要らずで快速完遂となります。
ああ!なんと偉大なる効能を発揮してくれる稽古であることよ!!

僕の稽古は毎回同じメニューばっかりやるので、長い年月の間にルーチンワーク化してしまい変化に乏しく硬直化しているかのような印象を、ひょっとして持たれるかもしれません。
まあ自分のやってる稽古を誰にどう思われようが、「そんなのかんけーねー(小島よしお君調で)」ではありますが口笛(爆)。


しかしですね。
最初のうちは、こんなの出来ねーよとか操作的に無理あるだろとか思いながらやってても、数年続けるうちに徐々に身に付き始めだんだん出来るようになって行きます。
まさに継続こそが力なり
僕は長いこと正拳突きや前蹴りの基本からして(極端に言えば拳の作り方からして)試行錯誤して来ました。
しかし長いことやっていると、自然にそしてだんだんと流儀というものが収束して来ます。
収束し熟成させるためには、やはり長い時間をかけての鍛錬そして超絶無比な数稽古が必要不可欠なわけです。
本気の本音を言いますと、稽古とは『長い時間をかけての鍛錬』と超絶無比な『数稽古』しかあり得ません。

と言いつつ一方で、例えば<基本>のメニューに入れている『三才歩』ですが、ご存じの空手家も多いと思いますがこれは中国拳法(国術)の基本足さばき操作です。
これを倦まず飽きず地道にやっていると、僕のような「八卦掌」のド素人ですら「八卦掌」という拳法の足さばきの妙が理解出来るようになります。
理解出来てくるとド素人であっても嬉しいじゃないですか!
なんだか目の前が明るくなったように、ね。

もう一つの偽らざる本音。
稽古って、堅苦しく考えなくても僕の『三才歩』に対するスタンスのように、それでいいんじゃないでしょうかニコニコ