元日に発生した能登半島大地震は、予想をはるかに上回る災害をもたらしています。
現地の被害状況を観るたびに胸が締め付けられる思いとなり、被災された方々には掛ける言葉も見つかりません。

首都東京も、南海トラフも、いつこのような厄災に突然見舞われてしまうか、誰にも分かりません。
しかしそれは確実にやって来ますし、明日かもしれないし10年後かもしれません。
地球という、生きた天体の薄皮のような地殻の上に乗っかって暮らす全ての生物の、宿命でもあります。
本当にこの世(人生)の一寸先は闇ということに尽きますね。


だからこそ…。
一瞬、一瞬を全力で生き切り、生き切って悔いの少ない人生にしたいものです。


ということで、本日日曜日は今年最初の空手稽古を行いました。
『稽古始め』です。
楽しく稽古をやれることに最大限感謝しつつ、本日も2時間45分間の稽古を完遂。
今年も「無理せず」「無駄せず」「無茶をせず」しっかりじっくり、地道にコツコツやっていきましょう!!


<準備運動>~特に腰回りや関節部位を入念に
・一通りの準備体操
・腰回りと股関節のほぐし


<基本>60分(1時間)
・正拳逆突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・正拳順突き(組手立ち)右60×2、左60×2
・前蹴り(槍突き蹴り、その場立ち) 右30×4、左30×4
・下段関節蹴り(斧刃脚)右30×2、左30×2
・左右回し蹴り(中段のみ)右30×2、左30×2
・三才歩シミュレーション
・特定場面を想定した肘打ち


<移動&研究>60分(1時間)
・正拳順突き(左右各50回以上、以下同様)
・正拳逆突き
・上段受け
・中段内受け
・中段外受け
・上段受け→顔面突き
・中段内受け→中段突き
・中段外受け→中段突き
・裏拳
・突き→裏拳→肘打ち
・前蹴り研究(槍突き蹴り&踏みつけ蹴り)
・蹴りバリエーション


<形(型)>30分
・王冠(ワンカン)×6
・ナイハンチ ×6
・汪輯(ワンシュウ)×2
・泊のパッサイ ×2
・泊のローハイ ×1


<武器術>15分
〇トンファー
・基本技法(中段突き、打ちおろし、打ち挙げ、振りおろし、振り挙げ、上段受け、中段受け、下段払い、捌き等)
・「浜比嘉(はまひじゃ)のトンファー」×2
・「屋良小(やらぐぁ)のトンファー」×1


3分以上のまとまった休憩を取らず連続動きっぱなしで、稽古始めの本日は空手を2時間30分、トンファーを15分やって、合計2時間45分の稽古となりました。
稽古の要諦は「首里手・泊手の基本要訣(改訂版)」(http://ameblo.jp/vanguard-factory/entry-12271416365.html)参照のこと。


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今年第1回目の空手稽古は、いつものように稽古場の窓を全開にして換気している中でやっていたので、ほぼ戸外でやっているのと同じ状態でした。
本日の外気温は8~9℃でしたが、実感的にはやや寒かったですね。
この時期の換気は辛いですえーん(苦笑)。

僕は今でも空手着の下にはパンツ以外身に着けませんので(Tシャツは着ませんし、ましてやヒートテックなどは論外)、薄い空手着1枚ではよほど身体を動かし続けていないとすぐに冷えて来ます。
また夏場は熱中症が怖いのでクーラーを効かせますが、冬場は暖房はつけません。

まあ、Tシャツを着ないのも暖房をつけないのも僕なりの美学とやらでして。
つまり、白い空手着というのは空手鍛錬に際して死をも恐れない、鍛錬によって死んでしまっても悔いないという象徴としての潔い装束であると認識しているものですから。
スポーツではなく、競技でもなく、健康体操でもなく、レジャーではなく、余暇でもなく…、もちろん『武術』と認識してやっています。
だから、スポーティにカッコ良くTシャツなんか着れんでしょ爆  笑(爆)。


さて今年の初稽古も、稽古始めにありがちな手抜きメニューではなく、最初から普段と同じいつものメニューとハイペースで。
今日も最初からガンガン飛ばし全力進行でした。
でないと、外気が侵入して来て寒くなってしまうもんでチュー(爆)。

正月とはいえ1週間しかお休みしていないので体調はほとんど変わらず、稽古に入ったら身体は良く動きました。
むしろ去年より動けた感じで、幸先良いですね♪照れ


今年も撮影下手な写真でスミマセン(苦笑)が、新年ということで顔見世ご挨拶をさせていただこうかと思います。
一人で撮ってるもんで、鏡に映った自分を撮ってます。
襟が逆なのはこの際指摘なし、ね(再苦笑)。
それにしてもますます老けたなぁ・・・イヤになっちゃうorzえーん
あの若かりし紅顔の美青年はどこ行った???笑い泣き(爆)