前回の日誌に書いたように、本日は都内某所で朝9時から3時間、琉球古武道の棒術について研究してきました。
というより、一方的にご教示いただきました。

これまで培って来た旧琉球古武道保存振興会の流儀をベースに、どうやったら「居着かない」「無拍子」「足より手(棒)が先」のやり方が出来るのか。
これのヒントが、沖縄における棒術のもう一つの確たる系統、「(知念)山根流」の棒の扱い方にあるのではないかというのが、僕の仮説です。

今日の出稽古ではこの「(知念)山根流」の基本中の基本、袈裟打ち(旧琉球古武道保存振興会でいう正面打ち)の初級、初中級、中級の3つをご教示いただきました。
お教え下さったのは、無心舘東京支部長(https://www.tokyo-mushinkan.com/)のジョー・スウィフト先生。
彼とは15年以上前から付き合いがあり、ここしばらく新型コロナ禍のせいで疎遠だったので会おうと思ったのが6月の琉球古武道大会への参加の動機の一つです。
彼は全日本琉球古武道連盟で常任理事も務めています。
下画像は「山根流」の周氏の棍を披露なさるスウィフト先生。



さて、旧琉球古武道保存振興会の正面打ちも非常に難しく、基本中の基本にして全ての始まりであり究極の到達点なのですが、「山根流」の袈裟打ちもそれに勝るとも劣らず非常に難しい打ち方です。
ただ、棒の重量を最大限有効に使い棒の落下をうまくコントロールして打撃エネルギーに転換するという点で、刮目すべきやり方です。
これでしたら、「居着かない」「無拍子」「足より手(棒)が先」の解決が可能だと思います。
とはいえサッサと習得出来そうになく、サマになるような打ち方にするには少なくとも1~2年の覚悟が必要でしょう。

本日は棒術以外にも、「居着かない」「無拍子」「足より手(棒)が先」の一環として空手の突き方、ナイハンチのやり方などにつき、僕のとても細かく多岐にわたる疑問や質問にお答えいただきました。
特に突き、そして拳の握り方(締め方)については、しつこいぐらい質問攻めにして僕自身が納得出来るまで話を煮詰めました。
稽古ではお弟子さん達5~6人がいらっしゃったのですが、スウィフト先生は2時間以上ずっと僕に付き合ってくださいました。
お弟子さん達の約束組手、小手鍛え、取手などの様子を、許可を得て掲載させていただきます。




ということで、次回以降の武器術稽古に今日の稽古で得られた知見を生かしたいですね。
そして袈裟打ちが多少まともに打てるようになったら、また朝稽古に参加しようと思います。
それまでは黙々と特訓しましょう。
ジョー・スウィフト先生と無心舘東京支部の方々、本日は一緒に稽古させていただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m。


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閑話休題。
日曜日の日誌なので、せっかくですから夜9時から放映のTBS日曜劇場「VIVANT」の話も少しだけさせて下さい。
今回は第6話。

つまらない・・・。
なんだよ、あのハッキング。
あと1秒でハッキング成功なんて緊張感なさ過ぎで、一気に陳腐ドラマ化(爆)。
大昔の「太陽に吠えろ」で殿下(小野寺昭さん)が時限爆弾の解除で1秒前に成功・・・なんてあったの思い出しました(更爆)。

ハッキング用コンピュータ一式を隣の部屋に隠したなんて、素人でも速攻で分かりますし。
隣部屋の玄関ドアにコンピュータ配線が垂れ下がってるのに、分からない公安って、大丈夫か?(大爆笑)。

ところで、TBSの赤坂サカスには「別班饅頭」てのが期間限定で販売されているらしく、この饅頭8個入り。
ってことは別班メンツは8人いるってことじゃまいかと、ネットで話題になりました。
今回班長(キムラ緑子さん)入れて7人登場なんで、残すあと1人は誰かなぁ・・・てへぺろ