今日は、マンションの中で夏祭りが行われました。
広場にステージが作られ、太鼓、踊り、民謡、楽器演奏、ビンゴ大会などが開催されました。
ウチの家族もダンスに出たので家族総出で応援し、司会進行役だの映像撮影班だのに駆り出されました。
もちろん私も映像撮影班として。

手伝ったお駄賃として、チューハイ350ml缶を6缶、焼ソバ4つ、焼き鳥などをゲット(^O^)/。



さて夜は、土曜日の定例琉球古武道稽古に駆けつけました。
本日の参加者は先生、四段2名(私)、二段3名の6人。
大人クラスは、すっかり有段者の常連ばかりになってしまいました。

先生と二段1名はいつものように婦人部と少年部の指導を行っていたので、私は棒術補助運動(基本技法)1~14までを、これもいつものように1時間近くかけて念入りにじっくりしっかりやりました。

そのあと先生が婦人部の指導を終えたので、大人クラスの6人で、もう一度棒術補助運動を1から7まで繰り返し。

後半に入ってからも私は棒術の補助運動を続けました。
私の考えとしては、なによりも基本が大事、そして基本をガッチリ構築しゆるぎないモノにしておけば恐れるモノはありません。

そうしたらまたまた先生が私のやっているのを注視してくれて、いくつか今日もまた要訣をいただくことが出来ました。


<補助運動1:正面打ち>
・力まないよう、そして余分な力をいれずに(←上体や腕の力だけで打たない、ということです)
・棒の振り回しは身体に沿うようコンパクトに(←自分の制空圏をコンパクトかつしっかりまとめる、ということです。このことにより、肘が開く事がなくなります)
・腰はごく自然に運足と棒の動きをアシストするように動かす(←無理な動きをしない、ということです)

<補助運動8:四攻>
・棒の振り回しは、自分の制空圏をコンパクトかつしっかりまとめる感じで

<補助運動11:上段揚げ受け>
・揚げ受けの際に棒の傾き、斜めの角度などに注意
・相手を前手の横に確保するように、前方の視野を確保する

<補助運動12:連続正面打ち>
・連続打ちを急ぐあまり、雑に(中途半端に)打たないように(←一つ一つの打ちはしっかり極めること、ということです)
・腰との連動をしっかりさせて打つように

などと、補助運動一つ一つにも細かい要訣がいくつもあります。
これらを完全にマスターするには、やはりかなりの年数が必要でしょう。
残念ながら多くのYouTubeにある映像などは、このようなしっかりした基本が出来ているとはとても思えない出来ばかりで、参考に足る出来映えのモノは少ないです。


このあともさらに先生と棒術談義が進展し、結局今夜もラストまで先生から指導していただくことになりました。
ということで、今夜の稽古は棒術のみ。
棒術に絞った稽古でした。
とはいえ、棒術の基本は釵にもヌンチャクにもトンファーにも通底して使える技法です。
大胆に言い切ってしまえば琉球古武道とは棒術のことであり、棒さえやっておけば最低限の基本レベルは保たれるということになります。