昨夜は3週間ぶりに琉球古武道の稽古に行きました。
まだ頭が少しフラフラし、咳もたまに出るのですが、頭痛や喉の痛みなどはなく、体温も平熱を維持しているので稽古に出てみました。
デトックス療法と同じで、一気に汗をかいて、身体の中の毒素を出してしまおうと思ったわけです。


少し遅れて行ったら、まだ子供クラスを先生が教えていて、大人はそのあと三々五々集まって来ました。
本日の参加者は、先生、四段2名(私)、二段2名、初段1名の合計6人。
そして、メキシコ支部から1人、単発で稽古に来た若者がいました。
彼は2年ほどの経験があるとのこと。


今日はごく軽めにやろうと思っていたのですが、稽古に入るとつい乗ってしまいますね(^-^)/。
釵から始め、「湖城(くぐすく)の釵」と「多和田の釵」を10回ほど。

実は次の五段の課題である「多和田の釵」と「白樽の棍」を、私は風邪で寝込んでいた8日の間に、来る日も来る日も繰り返し頭の中で反芻してイメージトレーニングし、手順を覚えてしまいました。
今のところ「多和田の釵」はほぼ100%、「白樽の棍」は80%ほど手順をマスター出来ています。

次は、昇段審査の際に力み過ぎだと注意された「鐘川の二丁鎌」を、これも4~5回繰り返し練習。


一服していたところ、先生に依頼されてメキシコ人のコーチを担当しました。
棒術の補助運動(基本技法)1~4までをみっちり。

2年の経験があるとはいえ、普段はメキシコでの中途半端な練習なので、基本があやふやです。
まともな指導者が少ない外国では、ある意味仕方がない事かもしれませんが、その基本を一から叩き直す必要があるでしょう。

指導に熱を入れたせいか、このメキシコ人、思い切り大汗をかいてしまいました。
いつものメキシコでの中途半端な練習とは全く違い本場の正真正銘の棒術練習なので、神経を使い緊張したのかもしれません。
そのあとも、先生に依頼されて、彼に「前里のヌンチャク」を指導。


ラストは、私はまた自分の練習に戻り、20分ほどふたたび「多和田の釵」の練習。
本日はここまで。
まあなんとか、以前の80%ぐらいにまで持ち直しました。
でも、まだ全開バリバリというわけにはいきませんね(苦笑)。

明けて本日。
特に問題なく、なんとかなっています。
気持ち悪くもないし、頭もフラフラしません。
このまま、治り切ってくれればイイですね(^∇^)。