トンファーの威力を増すためには、重く大きな方を振り慣れたほうが良いとのアドバイスもあって、昨年秋からこの3月の審査までの間、先生のトンファーをお借りして練習を重ねて来ました。

先生のトンファーは、下の画像にあるように重さが約550g長さも約46cmというかなり大きなもので、しかも握りから長いほうの先にいくに従って平たく末広がりになっています。
現在の本土ではどこにも売っていないものだそうで、守礼堂の特注だそうです。
私が今から30年近く前に買ったトンファーも守礼堂製ですが(但し当時の東京守礼堂)、サイズはMで先生のものと比べてかなり軽く(400g)小さい(42cm)のです。

現在はおかげ様で二段の課題である「浜比嘉のトンファー」にも合格し、ようやく先生のトンファーに慣れて来たなと実感してきたところです。


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さて、先週末に先生からお借りしたトンファーをようやく返すことになり、そして自分のトンファーで稽古してみて、あまりの軽さと使いやすさにビックリ。

ひょっとして、これってトンファー版『大リーグボール養成ギプス』ではなかったのか?と一人で合点してしまいました(^∇^)。
つまり、最初にわざと重く大きな扱いにくい得物を扱わせることで(養成ギプスをつけさせて)、多めにかけた負荷にあえて慣れさせて(ギプスをつけたまま練習し)、操作テクニックを学ばせることになったものと思われます。

そのため、トンファーを変えた途端(ギプスを外した途端)、負荷から解放されて自在に操作が出来るようになったのではないかと思います。

少々苦手意識のあったトンファーなのに、今や「浜比嘉のトンファー」も俄然楽しくなり、そして操作が面白くてしかたがないですね(^-^)/。


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