半年前からやろうやろうと言っていて、お互いのスケジュールの都合で中々実現しなかったこぶしさんとの合同稽古を、本日やっと実現出来ました。
こぶしさんは千唐流と錬武会にいた黒帯で、組手の手練れです。
スパーリングでプロ格闘家の拳を粉砕したことがあるとのことで、見かけは優しいのに相当な猛者です。
現在は、かの瞬撃手・横山和正館長の小林流研心会館に所属しています。

まずは、私が毎度やっている稽古を体験していただき、一緒に基本や移動を行いました。
それが一段落してから、相対稽古、ミット打ち、突きや蹴りの研究、ナイハンチの形(型)比べなどを行いました。

<準備運動>10分

<基本>20分
・四股立ちでの正拳中段突き 右50×1、25×1、左50×1、25×1
・前蹴り 右50×1、25×1、左50×1、25×1
・上げ受け、内受け、外受け、下段払い それぞれ右30×1、左30×1

<移動>(約15mの距離を往復移動)30分
・正拳中段突き   
・正拳中段逆突き 
・前蹴り 
・行きは上段受け、帰りは上段受け→上段突き
・中段外受け 
・中段外受け→中段突き
・猫足前足前蹴り 
・猫足後ろ足前蹴り 

<相対稽古>30分
・小手鍛え2種類
・目鍛え(受け側は目鍛え、攻撃側は顔面突きのコントロール)
・四股立ちで相対しての中段ド突き合い(胸と鳩尾に限定して、攻撃側はいつ突いてもOK、受け側は中段受けか下段受けで守る)の説明
・約束組手

<ミット打ち>30分
・正拳突き
・前蹴り
・下段回し蹴り

<研究>30分
・脱力してから腰を短くブルンッと戻しての鞭身突き
・正中線への大胸筋の激突による鞭身突き
・ガマク操作による前蹴りと倒地法
・猫足での前足前蹴り→猫足での後ろ足前蹴り

<形(型)>20分
・ナイハンチ初段の流派別比較
・「前里のヌンチャク」型

ここまでで稽古は約3時間、お互いじっくり稽古出来ました。

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私の前蹴りを実際にご覧になって、さらにミットで受けた感触から、こぶしさんは私の前蹴りを『凶悪な蹴り』と評してくれました。

長年錬武会の防具組手で鍛えた猛者から、お世辞とは言えこのようなお褒めの言葉をいただき、とても嬉しいですね。
ご足労いただいた方に多少は無様でないものをお見せ出来たようで、私もホッとしています。

稽古を終えて、近所のファミレスに行き、そこで例によって生ビールで乾杯。
稽古後のビールは美味しいの一言です!
飲んで食べて話して、明日が平日で仕事があるにもかかわらず、遅くまで空手の話で大いに盛り上がりました。

これに気を良くして、今後も定期的に合同稽古しようという話になっています。