“生活保護バッシング”にみる、日本社会の非人間性と人権意識の劣化… | 珈琲工房バンガード

珈琲工房バンガード

日々の暮らしや社会問題などで、気がついたことを、自由、気ままに綴りたいと思います。 ヨロシクお願いいたします。
皆さん、お友達をお誘い合わせのうえ、お越しくださいね。 楽しい気軽なサロン(喫茶店・カフェ)の様な憩いの場にしたく思ってます。
( ^∀^)

いらっしゃいませ。(*^ー^)ノ♪

日本国憲法第25条…

第二十五条… すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

日本国憲法 第25条は、日本国憲法第3章にあり、社会権のひとつである生存権と、国の社会的使命について規定している。

今、日本社会に於ける、大問題のひとつに、“生活保護バッシング”があります。これは、民主主義社会のあるべき姿ではありません。
長引くデフレ不況や、病気などが原因で、働きたくとも働けない方々が爆発的に増えています。収入がなくなると、食べていけなくなる。これは、当然の帰結なんですね。こうゆう方々に生活保護を受給させないのは、国家による殺人に等しいのです。
食べていけなくなると死活問題に直面します。誰しも、働きたいのですが、皆さんご存じの通り、新卒の若者でさえ、内定が取り消される時代です。就活をしても、雇う企業がない。そうゆう働けない方々の緊急避難的な生活保護の受給さえもさせないのは、明らかに日本国憲法第25条に抵触する違法行為です。
昨年、札幌市白石区のお若い姉妹が生活保護受給の申請に区役所を数回訪ねられましたが拒否され、凍死するという誠に痛ましい事件がありました。お姉さんは、勤めておられた会社から一方的に解雇通告され、妹さんは、障がいを持っておられました。収入が尽き、お姉さんが最後まで就活など頑張られたのですが、万策尽き、区役所に助けを求められたにも関わらずにです。 作家で平和活動家の故小田 実さんが、生前、阪神淡路大震災後の国の被災者に対する冷酷極まる対応に…、日本は人間の住める国ではない、『棄民国家だ!!』と、喝破しました。人権後進国としか言わざるをえません。

自民党の国会議員の片山さつき氏などが、旗振り役を買って出て、生活保護バッシングを展開していますが、明らかに、憲法に抵触する犯罪行為です。自民党や日本維新の会などは、日本国憲法が邪魔でしょうがないのです。
国会議員など公務員には、日本国憲法を遵守する義務があるにもかかわらず、憲法を改悪、若しくは、なくすことを企んでいます。石原慎太郎衆議院議員などは、『日本国憲法を諸悪の根源だ。日本国憲法なんかなくしてしまえ!!。』そして『核武装しろ!!』とまでの暴論・妄言を繰り返しています。
この様な冷血漢とも言うべき棄民政治屋を歳費で飼育することこそが、最大の血税の無駄遣いです。この様な“棄民政治屋”に払う歳費(給料)を生活保護制度維持に付け替えなさいと声を大にして叫びたいです。(*^ー^)ノ♪

主権者国民には、大切な“生存権”という、基本的人権が、日本国憲法により保障されています。 日本国憲法がなくなれば、基本的人権もなくなってしまいます。

きょうも、ご来店頂き、ありがとうございました。またの、お越しをお持ちしています。(*^ー^)ノ♪

(3月20日、午後11時20分、予約稿記載。)