キハ40の図面!? | キハでGo!

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Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは!

大相撲三月場所も残り2日となりました。

初日から10連勝していた西前頭5枚目の翠富士ですが、上位陣との対戦が始まり、3連敗を喫して2敗の大栄翔に続く形となってしまいました。明日は前を行く大栄翔との対決ですが、大栄翔は7日目と10日目で黒星が付いていますが、現在は3連勝中なので、翠富士と違ってリズムには乗っていると思います。

ただ翠富士は意外とハートが強く、そして肩すかしや捻じり系の技を使うので、小兵ですが大型力士のような勝ち方をする面白い力士でもあり、大栄翔の突進型に対しては、何かしてくれそうな予感もします。

明日も楽しみですw

 

今日は年度末の忙しさもあり、久しぶりに残業しました。

行きは電車で帰りは一駅を運動がてらに歩いており、本日も1時間遅くの帰宅ですが、いつも通り歩きました。

すると1枚目は学研都市線で普通しか停車しない藤阪駅ですが、快速が停車していました。

何か自身事故か何かで止まっているのだろうと思い、家に向かって歩いていると、藤阪と津田のちょうど中間地点でまた列車が停車していました。

こちらは藤阪駅の列車と違って室内灯が減光していました。もしかするとこの列車はエアセクションに止まっているのかもしれません。この近くにJR西日本の変電施設があり、ここの高架線は確かエアセクション(2重架線)だったような・・・ここで止まるとパンタグラフを下げないと架線が切れてしまうので、2枚目の列車は車内が暗くなっていると思われます。

帰宅後にJR西日本のおでかけネットを確認すると「架線切り替え区間に停車して、架線の確認に・・・」とあったので、どうやらこのことでしょう。

 

と話がそれていますが・・・

一枚目は仕事に80%、プライベートに20%使用している古い「iPad mini2」のWifiモデルですw

もう8年ほど前に仕事のスケジュール管理くらいできればよいくらいの感覚で、ヤマダ電機の売れ残り品を特価で購入しましたが、使ってみると非常に便利でスケジュール管理以外にも名刺管理、資料の電子化など大活躍!

もう手放せないデバイスなのですが、世間では6世代目が最新機種となっています。しかし8年ちかく使っている割にはバッテリーの持ちもホームボタンも不具合なく、普通に使えており、もう少し使ってみようと思っています。

そんな「iPad mini2」ですが、プライベートでは株の取引きや電子書籍などのリーダーとして使用しており、今回は2枚目の「ブック」に入れた資料についてです。

 

入れたのは「液体式ディーゼル動車(キハ40,47,48)図面 車体関係の1巻と2巻です。

キハ40系の設計図は当然、国鉄で設計、作図され、存在しているとは思っていましたが、門外不出の秘密資料で外には出ないものと思っていました。

しかしネットで偶然、この図面のコピーを販売しているサイトを発見し、値段を見ると枚数が多いこともあるのですが、1冊5000円程でした。

買おうかどうか迷っていましたが、他にも同じようにコピーの販売やもしかするとデータなどで販売しているところが無いかと思い、グーグル検索を活用して見つけたのが、この2冊のデータを善意で配布されている方のサイトであり、他にも色んな国鉄車両の図面をPDFにて公開されおり、他の販売サイトとは違った、図面好きの方のサイトでした。

この図面集は枚数がどえらい枚数なので、サイトにはアップロードされておらず、サイト主さんへの連絡とありました。ただ公開されたのがかなり前のようであり、今でもされているのかは不明でしたが、ダメもとでメールにて連絡すると、すぐにお返事をいただき、保管されているURLを教えていただけました。

保管場所にはPDFで1、2巻の原寸、縮小、各セクションごとなどに整理されており、早速、原寸版をダウンロードさせていただきました。

 

真っ先に確認したのが2巻13項の「便所」です!

私、キハすきすきは「キハ」好きであると同時に「和式便所」好きと「バキュームカー」好きも兼任しており、キハ40にあるステンレス製の和式便器にはとても深い愛情を持っています。(ちょっとアブナイのはわかっていますが・・すきなもんで・・w)

「iPad mini2」のブックをフリックでめくり、2枚目の便所の設計図を表示させました。

こちらは便所の全体像ですが、以降は各部位をより細かい設計図が展開されており、寸法だけでなく、給排水菅がどのようになっているのかなど手に取る様に分かりました。

 

各設計にはもちろん国鉄のステンレス便器も1枚目の通り、設計図に入っています。

2枚目は名称や図面番号、素材などが表示されており、この国鉄型ステンレス和式便器は「SUS-304」鋼材が指定されており、このメジャーな304は凄まじい耐食性を誇りながら、容易に加工、溶接ができるステンレス鋼の代表格的な鋼材です。よく見ると材料指定は「SUS-304」とありますが、その下に「SUS-27」とあり、一本線で消されています。この「SUS-27」は「SUS-304」の旧記号番号なので、素材としては同じなのですが、この設計図は初版ではなく1980年に出た設計図であり、1977年に登場したキハ40の設計はそのさらに数年前から設計されているので、設計当時は「SUS-27」(1968年まで)でしたが、1980年の設計図ではちゃんと「SUS-304」(1969年以降)に訂正されています。

見るところの多い設計図であり、見だすと本当に時間があっという間に過ぎてしまいますw

 

他にも見ごたえがあるのですが、1枚目は何かわかりますでしょうか?

こちらはキハ40の屋根上に搭載されている水タンクです。

水タンクの中身は2本の円筒式水ボンベがはいっていたのです。てっきり外枠自体がタンクと思っていましたが、外枠は2本のタンクのカバーだったんです。これは模型やWikiを見てもわかることはなく、図面を見ないと知りえないことであり、私のキハ40の知的好奇心が満たされていくのが自分でもわかるくらいの興奮を感じましたw

そしてこの水タンクを含む、キハ40の中の水の流れ(タンクへの給水、タンクからトイレ、手洗い台への給水など)も2枚目に図示されています。

まぁ、キハ40すきでも、どのように給排水がされているか?なんて気にしながら愛でる方は少ないと思いますが、一度、図面を見てしまうと色んな事が気になりだして、先ほどの通り、図面を前後に行き来しながら、時間はあっという間に過ぎ去っていきますw

 

さらに「iPad mini2」のブックのみでは飽き足らず、気が付くと普段使いの「iPhone 8max」のブックにまでインストールしていましたw

これであらゆるところでキハ40の図面を通してキハ40を愛でることができるようになりました。

あとは、やはり設計図と言えば、紙でパラパラとめくるものだと勝手に思い込んでいる面もあるので、これを何とかきれいに印刷できないかと・・・・w

ただ原寸は恐らくA3縦と思われるため、各巻500ページほどあるので・・・とても印刷できるものではなく、また印刷できても場所ふさぎになることを思うと、「iPad」やPCに入れておき、自由に拡大、縮小できる環境で閲覧するのが丁度いいのかもしれませんねw

 

この車体図と気合、財力があれば、キハ40を作れてしまうのではないかと思うほどの図面であり、こんな貴重な資料を善意で配布されているサイト主様には本当に感謝の表し様もない状態です。

気になる方は勝手にこちらで連絡先などを載せることはできないので、グーグルで検索してみてください。

今後も「便所」だけでなく、キハ40の他の部分も設計図を通して堪能し、愛して止まないキハ40のことを色々と知っていきたいと思いますw

でわでわ

 

こちらは今朝、通勤途中に見かけた宅地造成工事ですが、昨日にはなかった電信柱が立てられていました。これは・・

「殿中(電柱)でござる!!」

とくだらないおっさんギャグと歴史にも関心の強い私は、心の中で叫んでしまいましたw

そして気になったのが2枚目の拡大写真の赤丸部分です。

なんとこの電柱は2分割式の電柱でした。今までは普通に一本ものしかないと思っていたのですが、赤丸部分はボルトでしめる鋼鉄ジョイントが付いており、電柱近くに写っている普通免許でも乗れる平トラックに乗っています。

今まで電柱と言えば大型トレーラー車や大型トラックでも屋根上からかなりはみ出して搭載輸送されていたものですが、このように2分割式であれば、輸送しやすくなります。

なかなかのアイデア電柱ではあるのですが、私的にはやはり電柱は「一本もの」の方が、電柱らしいと思うのですがいかがでしょうか?

とこんなくだらないと思われることにも関心を持ちながら、日々、生きてますw

でわでわ