甲府モデル パンケーキコンテナシリーズ『ウ300』を作る! | キハでGo!

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こんばんは、個人的にはそろそろ日本橋に行きたいと思っていましたが、コロナの再流行により、家にこもっていることにしました。現状で大阪市内に出るのはちょっとハイリスクなので・・・・・

 

なので本日は持て余す時間を活用するために・・・・

少し前にヤフオクの割引(300円以上で100円引き)と期間限定ポイントの消費(TポイントとPayPayの両方)というダブルアタックを使用して購入しました。

甲府モデルのパンケーキコンテナシリーズで『ウ300』です。

 

中身はA4サイズの説明書と少し厚めの紙と分厚目の紙にレーザーカット加工された車体のパーツがそれぞれ1枚ずつ・・

そうです!これは俗にいう「ペーパーモデル」で自分で組み立てる必要があります。(塗装もw)

ペーパーモデルはHOに多く、愛好家が多いのですが、Nはサイズの小ささからあまり流行っていませんが、今回のようにメーカーでは発売されないモデルもあり、興味はそそられますw

そして紙パーツしか入っておらず、説明書には「車輪」「カプラー」が必要であり、それ以外は「各自で研究してよりリアルに作ってねw」というやや上級者向けの感じです。

さっそくKATOの銀車輪と余ったカプラー、そしてWikiで調べるとベンチレーターもあったようなので、それっぽい部品を・・

作成用に木工ボンド、瞬間接着剤、デザインナイフを用意しました。ナイフは最近、色々と加工に使ったので刃を惜しみなく交換しておきます。(といっても100円ショップのナイフと替え刃なのでw痛くも痒くもないw むしろ紙を切るので刃はシャープにしておかないとキレイに切れず、失敗リスクが高まってしまいます)

 

パーツにはナンバリングはされておらず、説明書を見ながらパーツを切り出します。

このパンケーキコンテナシリーズはレーザーカット加工されており、数か所のみカットされていないので、そこをナイフで切り、パーツを切り出します。

かなり精度の高いレーザーカット加工であり、キレイにパーツが切り出せますw

 

それを同じく説明書に沿って木工ボンドでパーツを貼り合わせていきます。

1枚目は車体側面内側の補強部品(2枚合わせ)と車体部品に貼り合わせる前です。

そしてボンドを薄く付けてからパーツを慎重に位置合わせをして、しっかりと接着するように2枚目のように物差しで圧着しますw これをしっかりしておくと頑丈につきますが、垂直に押さないとパーツがズレるので要注意ですw

 

こちらは車体側面外側のパーツです。3パーツ構成であり、上2つは非常に細い部分もあり、作業により慎重さが求められますw 2枚目が3パーツを貼り合わせたものですが、車体側面のスライドドアです。

見ていただくとレーザーカット加工は部品の切り出しだけでなく、木材の境目なども線で薄く切れない程度に彫られています。(この彫りが非常に重要なんですねw)

 

各パーツを貼り合わせていき、1枚目のように前後の妻面、左右の側面と車体(真ん中の大きい部品)が完成し、なんとなく車両の展開図のような感じです。あとは側面を車体に貼り、屋根を曲げながら妻面を取り付けますが・・・・その前にw

2枚目の赤丸部分のように細くで木工ボンドが塗布しにくかったところは瞬間接着剤を軽く流し込むと固まります。また強度が不安な部分にも薄く流し込むと強化できるのでお勧めですw

 

側面を車体に貼り終えて、いよいよ車体を曲げて妻面を装着します。

とその前にw 2枚目は何をするかと言いますと、紙モデルもやはり切り出し時にバリが生じますが、プラと違ってナイフではささくれてしまうので、ネイル削り(100円ショップ)を使用してバリ部分を慎重に削ります。

 

妻面装着時に車体の折曲げ(特に屋根と側面の境目あたり)が大変ですが、紙なのでうまく指先で調整しながら慎重にw

そして完成したのが写真の通りw なんとなくイイ感じに仕上がっていますw

表はボンド等を塗ると凸凹になるので裏面にボンドを爪楊枝で塗布して車体のつなぎ目等を強化しておきますw

この段階で『ウ』は豚の乗る荷物室と付添人が添乗する添乗員室があるのがわかります。(2枚目手前が乗務員室です)

この添乗員室は豚の世話をする人が乗り、移動中に餌やりなどを行っていたようですwなのでこの添乗員はおそらく国鉄職員ではないと思いますw(もし国鉄職員だったら、国鉄は本当に何でも屋ですねw)

 

車体が完成したので、お次は台車です。台車も3パーツ構成ですが、一つは分厚いパーツで車輪用に丸穴が開いています。これを薄いパーツで片側をふさぎ、Nゲージの車輪が装着できるようになります。

このパーツを4つ作成しますw

 

本日は以前に予約していた地元図書館の「リサイクルブックフェア」だったので、台車部分を作成し、床下部分も切り出して接着した段階で図書室へ向かいましたw

最終日の午後だったので、鉄道関係の本はほとんどなく、雑誌類から「キハ」や「山口」に関係してそうなものを中心にピックアップして帰りました。そして戦利品を確認していると、なんか見たことがあるような記事が・・・・・

・・・やっちまったw 2年前に表紙のキハ183が気に入ってすでに持っていましたw 

ここでも『ダブりの美学』が発動してしまいましたw

 

図書室から戻り、作業を再開です。

この段階で各パーツ(車体、床下、台車)がしっかりと合わせることができるか確認しましたw

みごとに合いました。自身のテクニックは低く、雑な組みあわせでも、ここまで形になるので、この甲府モデルの技術は素晴らしいw

 

各パーツを仮組みからバラして塗装へ・・・・一色塗りなので楽勝です。しかも紙なのでサーフェーサーも不要で直塗りw

ただ一回では薄いのでプラ同様に3回の重ね塗りを実施します。

乾く間にベンチレーターを加工します。実車はガーランド式ベンチレーターですが、キハすきすき線区には別パーツのガーランド式は無かったので、以前にワフ29500のassyパーツを購入した際の余りを転用しました。

実際は屋根上の煙突部品ですが、煙突の上部がなんとなくガーランド式の形ににていたので煙突の胴部分をカッターで削り落とし、それっぽくしておきましたw

 

塗装が終了しました。

今回はせっかくなので走行も楽しめるようにしたいので、おもりを仕込みます。これをしないと軽すぎて編成途中に組むと脱線の原因になるので、キハすきすき線区愛用の釣り用板なまりを使用します。これを車体の内側上部と内側床下部分に両面テープで貼って、マジックで黒塗りしておきましたw

 

説明書にはありませんが、個人的なこだわりとして添乗員室には窓ガラスパーツを組み込みたかったので、透明プラバンを削りだして車体内側から貼り付けます。

2枚目が貼り付けた後の写真ですが・・・何とかわかるレベルですね・・・・あくまでも自己満足ですw

 

さぁ、あとはカプラーを組み込むだけです。

カプラーはキハすきすき線区ではまだ貨車はほとんどがアーノルドカプラーなので、こちらも合わせておきます。

ただ将来的にKATOカプラー化することを考えて、カプラーカバーはゴムボンドで薄く接着しておきましたw

そして添乗員室の屋根上にワフ29500の煙突をそれっぽく削った部品を同じくゴムボンドでつけます。将来、ガーランド式ベンチレーターの部品を見つけたときに付け直せるようにしておきますw

 

完成!!

さっそくキハすきすき線区のお座敷レイアウトへ移動して、見てみましょうw

1枚目は添乗員室側から撮影し、2枚目は側面からです。両方ともフラッシュが微妙ですが、窓ガラスパーツや家畜運搬車特有の柵状の側面が確認できますw

インレタは無く、白文字は私には作成できないので・・・・どうしようw さすがに『ウ300』のインレタなんかどこも作ってくれなさそうですし、かと言って自分で書くには小さすぎるし・・・・ということで当面・・・いや一生このままでしょうw

 

ちゃんと支障なく走行できるか試しておきますw

お座敷レイアウトの近くに放置されている愛好会経由で入線?したジャンク車両(詳しくはコチラ)からTOMIXのDF50(旧製品)が目についたので取り出しました。(ちなみにまだ手付かずの車両が多く、こちらも何とかしなければw コロナで巣ごもりするので、徐々に整備していくとしましょうw)

編成はDF50にウ300をつけ、さらに最後方にはTOMIXのワム23000を連結しました。2枚目のようにアーノルドカプラーの高さはちょうどよく、DF50ともワム23000ともしっかりと連結できています。

ただ高さは『ウ300』がかなり腰高ですw実際はワム23000とほぼ同じの3.7mなので・・・まぁここまではさすがに求められませんわw

 

うん!ばっちりですねw

途中で外れたり、脱線することもなく快調ですw ただしこれが少し長めの編成になるとわかりませんがw

そのうち、チャレンジですねw

 

作成した『ウ300』は少し腰高なので二軸貨車ケース(詳しくはコチラ)には入れにくそうなので、二軸貨車ケースに入れて空きケースとなったTOMIXケースの発泡スチロール部分を少し削って、収納w

これで正式にキハすきすき線区の所有貨車となりましたw

 

今回は余ったポイントを使用して初のペーパーモデル作成に挑戦しましたが、思っていたよりも気軽にできました。

以前にキハ41の作成をしましたが、こちらに比べても・・・・って当たりまえかw(詳しくはコチラコチラコチラ

気軽に時間さえあれば簡単に作れる甲府モデルのパンケーキコンテナシリーズ!!

甲府モデルの回し者ではありませんが、おすすめですw

他にも気になる車両があれば、またチャレンジしてみたいですねw

でわでわ

 

この『ウ』の存在は全く知りませんでしたが、なぜ買って、組み立て方かと言いますと・・・・

とある日の鉄摸愛好会でAさんが持参された貨車の一つが・・・・

Aさん:「〇〇さん!これなにかわかりますかぁ?」(めちゃうれしそうに話しかけてこられましたw)

私:「うーん・・・貨車側面に隙間が空いてるな・・・・・これは家畜運搬の『カ3000』ですか?」

私の答えを予想していたのでしょう、めちゃうれしそうに質問してきますw

Aさん:「はっはっはーw 違うんですよw これは『ウ500』なんですよぉ!知ってます?何を運ぶか?」

私はこの時、『ウ』を「う〇こ」のウと思ってしまいましたが、さすがに「う〇こですか!!」とは言えず、大人の解答を・・・

私:「『ウ』なので・・・牛ですかねぇ?」

と答えると、さらに嬉しそうに・・・

Aさん:「そう思われるでしょう!!違うんですよw 実は・・・w」

・・・ええ、マジで『う〇こ』か!!と思い、Aさんの続きを待ちます・・・・

Aさん:「豚なんですよ。豚運搬の貨車でして・・・・(以下うんちくw)」

ということで、ヤフオクで見つけた『ウ300』・・実は『ウ500』もありましたが、Aさんとは違う方を選びました。

しかし写真で見てもネットで見てもほとんど違いが判りませんw 実際は走行装置が『ウ500』は二段リンク式になっているようですが・・・・

「小さいのでパッと見はわかりません!!(笑)」

でわでわ