祝!TOMIX 南部縦貫鉄道 キハ10-2 入線! | キハでGo!

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こんばんは、今日は曇りがちな一日でしたが、湿気が多いのか体感温度は蒸し暑さから暑く感じました。ただ扇風機の風でまだまだ大丈夫なようですw
 
さて今日は以前にヤフオクで購入した車両ですが・・・
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TOMIXの南部縦貫鉄道キハ10です。もともと1号と2号の2両セット(共にM車)ですが、たまたまヤフオクでケース無し、付属品無しの単品で格安出品されており、ゲットです!
バス型気動車と呼ばれる小型気動車で何とも言えない愛らしさを漂わせていますw
早速、走行させてみましょうw

 

・・・電圧を上げても自発的には走行せず、指で突くと何とか走り出しますが、途中で止まってしまいます・・・・
 
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こうなったら、いつものお得意のメンテナンスに入りましょう!ユニクリーンオイル、接点復活王と写真には写っていませんが、ユニクリーナーも用意します。
ユニクリーンオイルの箱と比べてもらうと、キハ10の大きさがいかに小さいかがわかって頂けるかもしれませんw
 
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パカッとボディを外します。
そしてバラッと動力車を分解します。
黒染め車輪に黒染め導電パーツがいかにも障害になっていそうな雰囲気。そしてグリスがべた塗りになっており、ギヤには埃が・・・グリスもマイクロほどではありませんが、結構、黄ばんでますw
ユニクリーナーで車輪、パーツ類を磨き、導電部分には接点復活王を塗布。そして組み戻しながら稼働ギア部にユニクリーンオイルを差していきました。

 

 

さぁ、ボディを戻す前に走行してみましょう・・・
むぅ、先ほどよりは改善し、電力を上げると自ら走行し始めましたが、止めて方向を変えると止まったままです・・・・
 
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見ていると指で軽く突くと動くので、もしかすると軽すぎて導電が不十分なのかもしれません。
なのでおもりを仕込もうと思うのですが、ボディと動力の間は隙間がないので、ボディから客室表現の板を外し、この上に板鉛を設置することにしました。
 
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客室のプラ板はボディに組み込まれていますが、テールライトの導光パーツを外し、ピンセットを穴に突っ込んで持ち上げると簡単に外れます。
よく見ると両エンドに運転台が再現されており、片方だけちゃんとブレーキハンドルが付いていました!(もう片方は外した状態でした)
こういう細かい芸は好きで、見つけると幸せを感じます。

 

 

途中の作業工程は作業に集中してしまい、撮っていませんでしたw
釣り用の鉛板を4cm×2cmを縦で半分におり、それを2つ用意して運転席に被らないようになるべく車体の真ん中に両面テープでセットしたのが上の動画です。
ご覧の通り、多少の引っ掛かりはありますが、指つんつんを使わなくても走行できるようになりました!
 
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こうして30分ほどの作業を終え、一枚目と同じような写真ですが、元に戻りました。
動画でお気づきかもしれませんが、小さい動力車ですが、ヘッドとテールライトは光る優れものです!
そして走行音もユニクリーンオイルの効果でしょうか、さほどやかましい感じはしません。

 

 

うん!ばっちり、ユニクリーンオイルもしっかり馴染んだのでしょう!引っ掛かりもほぼなく加速も良好です!
ここまでしっかりと走ってくれるとメンテナンスをした甲斐があるというもんですw
 
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大きさをしっかりと比較するため、キハ40(KATO)と並べてみました。
全長はキハ40の半分もなく、また全高もちょっと低めとなっています。ただ正面からの眺めは前面窓の大きさからでしょうか、キハ10の方がやや幅広に家事ますが、キハ40と変わりません。
 
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実際にはなかったと思いますが、キハ40と並べてみたり、客輸送ついでにトラを後ろに連結してみたりしてみました。
トラよりもワムの方がいいのかもしれませんが、ワムは大きいので、アンバランスになってしまいそうです。ワ1ぐらいがいいのですがw
 
実車は1962年に製造され、青森県の南部縦貫鉄道で35年も走行し、七戸から野辺地の20kmほどを往復し、最終的には一日の売り上げ5万円に対して経費が10万円かかるという状態に陥り、1997年に鉄道事業が休止し、再開のめどが立つことなく廃線となりました。
このキハ10は2両とも七戸に動態保存されていると聞いているのですが、走らせているのかどうかまでは不明です。
ただ比較的近年まで走行していたので、動画はネットに豊富であり、見てみるとバスドアは手動で、運転時はマスコンとブレーキハンドルはあるのですが、機械式ディーゼルなので、変速は車のようにクラッチを踏んでシフト操作をしているのがわかります。
調べだすときりがないのですが、模型の方はもともと2両セットですが、定価でも5000円以上するので、2両もいらないかなと思っていたところに単品で発見し、1500円以下で入手できたので、良い気動車コレクションの追加となりました。
でわでわ
 
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これはこの夏を乗り切る大切な相棒です(笑)
かなり古いもので、もともと山口の祖母宅にあったものです。
昨年に亡くなった際、形見分けの一つとして私が持って帰ってきたの扇風機で東芝製です!
ボディはフルメタルでプラパーツは羽根とスイッチのみです!なので見た目はすごく小さいのですが、かなり重たい扇風機で、写ってはいませんが、モーターもかなりデカいです(笑)
ただ、構造が極めて単純なので、まったく不調は感じさせず、今もブログを打っている横で心地よい風を送ってくれていますw
年代はどこを見ても書いていないので不明ですが、昔、祖母に聞いた話では・・・
祖母「これは私が小郡町役場の保健師の初任給で購入を決めて月賦で買った扇風機。そして嫁入りの時に持ってきたの」
とのこと・・・・扇風機を月賦で買う時代・・・祖母が仮に25歳でコレを買ったとして・・・・88歳で昨年亡くなったので・・・・
ひぇぇぇ!60年以上前の扇風機か!!!
それが何の故障もなく、私の横で動き続けている・・・しかも首振り機能もちゃんとしており、風速も三段階切り替えが可能・・・・
これからも大切にしますm(..)m
でわでわ