Nゲージの2M化について考える?! | キハでGo!

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こんばんは、大相撲も無事に平成最後の本場所が終了し、白鵬の42回目の優勝で幕を閉じました。
贔屓筋の竜電、安美錦は共に勝ち越しを決めてくれたので、今場所は初の府立体育館での観戦、贔屓筋の勝ち越しというダブルめでたいとなりましたw
来場所は貴景勝が大関に昇進すると思われるので、ますます盛り上がると思い、今から楽しみです。
 
さて、今回は以前にも紹介したかもしれませんが・・・
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TOMIXの489系「特急 白山」9両編成とEF63「碓氷峠」です。
今回はこの横川ー軽井沢間の最大66.7‰の傾斜を登れる編成を再現したいと思います(笑)
商品は白山は元々、基本5両セットに増結2両セットを2つ追加してフル編成の9両編成(1M8T)にしております。そしてEF63は1M1Tとなっているので、すべてを合わせると2M9T編成になります。
 
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まずはEF63を見ますと、この機関車は碓氷峠では2両セットで運用されており、碓氷峠を越える列車をこのEF63、2両で軽井沢方面には後ろから押し、横川方面には前でブレーキを掛けます。
電車や気動車とも連結できるように写真では判りにくいかもしれませんが、双頭連結器になっています。模型でも双頭連結カプラーとなっています。また軽井沢方向には
同じく色々な機関車と連結できるようにジャンパ連結器が装備されています。
 
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写真のように白山の横川方面の先頭車両であるクハ489の500番台と連結すると、いよいよEF63によるシェルパのスタートです!!!
と言いたいところですが・・・・
 
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このTOMIXの旧製品489系は先頭車の2両は転がりが悪く、9両編成になると平たんはいいのですが、ちょっとした勾配ですぐにスローダウンしてしまいます。
そこでまずはこの9両編成の白山を2M7T化しておこうと思います。
 
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モハ488-200がM車となっており、以前にジャンク屋で購入した国鉄特急色のモハ488のM車があったので、この動力車を増結セットのモハ488に入れ替えて2M化を図りました。しかし・・・

 

明らかにジャンクで購入した動力車はスタートが遅いです・・・ただある程度、電力が乗ってくると速度はさほど変わらないのですが、低電圧のスタートが苦手なようです。 
 
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早速、検証していくと、ジャンクの方は車輪を見ると曇りがかっています・・これが原因で低電圧が拾えずに最初の出足が悪くなっているようです。
 
実際にお互いの動力台車を交換して走行させると、銀ピカの台車を履かせたジャンクの動力は見事にスローから発進しています。なので・・・
 
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以前に日本橋で1箱50円~100円で売られていたTOMIXの動力台車の中から今回の車輪と同じサイズの物を取り出し、ギア付き車輪と集電版を交換します。これで状態は改善しました。
しかしこの霞んだ汚れはユニクリーナーでは落ちず、もったいないなぁ・・と思っていた時に、ダメもとで・・・・
 
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ボロ布にピカールを付けて、小さいので磨きにくいのですが、シコシコと磨くこと数分・・・
写真2枚目の左は磨き前で右が後ですが、明らかに光が反射し、きれいになっています。またこれを組み込んで走行させると、しっかりと走行してくれました!
いままで同じようにくすんだ車輪はいくつもあったので、ちょっと面倒ですが、これで車輪はある程度、復活できることがわかりました。ただ完全にきれいになるのではないのですが・・w

 

2M化しましたが、やはり多少は差があったので、ジャンク動力の方はトラクションタイヤ無しにしました。これで平たんでは判りませんが、おそらく勾配のあるレイアウトでは難なく登坂してくれると思います。

 

そして最後はEF63を連結し、無事に3M9T化に成功しました。ただEF63とモハ488はトラクションタイヤが付いているので、やはりEF63が重たい分、出足が悪く、走行開始時はややもたつきますが、速度が乗ってくると特に問題はないので、EF63のトラクションタイヤ無し化も考えましたが、ひとまずは保留しておきました。
 
このEF63は489系に限らず115系やキハ57、客車、貨物車などのシェルパもしていたようで、現在は碓氷峠は廃止され、役目を終えましたが、きつい勾配を毎日、列車の支援をしていたEF63の姿と役目を自宅でも再現できる鉄道模型・・・すばらしいw
でわでわ