『鉄』分補給 by 大阪大回り!?(5) | キハでGo!

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こんばんは、連続投稿が停まっていました。実は土曜日の早朝お出かけ(大阪大回りパート2ではない(笑))の為、金曜日は早くに寝て、土曜日はクタクタで帰ってすぐに寝てしまいました。
今日は大相撲で、まさかの稀勢の里が照ノ富士を破り、しかも優勝決定戦を制しての見事な優勝で大阪場所を盛り上げ、先場所に続く、大満足の大相撲場所でした。まあ照ノ富士は前日に変化していたようで(外出中で見れず・・)今日はストレートにいくもやや稀勢の里が変化気味な動きもあり、どうかと思いましたが、どちらにせよ面白かった2週間です。これでまた一ヵ月半・・・相撲の無い生活が・・・と思うとツライもんです。

さて、大阪大回りも今回を最終回にしたいと思います。前回は和歌山線で105系に揺られて五条までやって来たところで終わっています・・

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五条に着いた同じホームの反対側には高田行きの同じくエメラルド色した車両が停まっており、よく見ると117系ではありませんか!京都で見かける「抹茶色」は少々、ケバく感じるのですが、これはなかなかマッチングした色合いではないでしょうか?
よく117系は185系の兄弟車で劣化版と言われますが、京阪などの私鉄と室内装備を対抗する為に近郊用として作られているので、内装は写真のようにウッド調の仕切り壁であったり、転換型クロスシートを備えており、なかなかの装備です。185系との違いはデッキの有無くらいで、足回りも同じなので、ほぼ同等車であると思っています。

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一番後ろの車両に乗り込み、小腹が空いたので和歌山で買った柿の葉寿司を頂きました。安いスーパーの鯖すしが好きでよく食べますが、さすがに柿の葉寿司とは比べ物にならず、至福の時を楽しみました。
そして一番後ろは私一人で貸切状態になっていたので、色々と写真を撮ったりしていると、あることに気づきました。
そうです、写真の通り、窓が開けられるのです!朝に乗った草津線の115系は窓を開けるつまみは除去されており、窓枠にも固定金具が付けられており、開けられないようになっていましたが、この117系は無改造のままであり、また車両に誰も乗っていなかったので、自分の席の窓を開けてみました。

 

思わず、動画を撮りましたが、ジョイント音、風きり音等々、最近ではなかなか体感できないことであり、少々、寒かったのですが、他に乗客がいなかったので、ガマンしつつ、楽しみました(笑)

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室内のヘッドカバーつき座席を堪能し、そして窓が開くので、顔を出す勇気は無かったのですが、一眼レフだけをそっと出してカーブでの写真を撮ってみました。4両ですが、なかなかの写真になったと思います。東海道本線の12両新快速などで出来ればもっとすごい写真になりそうですが、いかんせん窓が開かないので(笑)
そして117系をまだまだ堪能しきっていない状態ではありましたが、無情にも高田に到着し、117系と別れを告げようと思いましたが、奈良行きの桜井線の到着まで30分近くあったので、五条方面行きになっていた117系のボックスシートで柿の葉寿司の残りを食べながら、少しでも長く堪能させていただきました。
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117系はやや「おたふくさん」のような感じで東急5000系ほどではないのですが、やや下ぶくれ系の顔つきです。しかしちょっと小洒落たヘッドマーク、そしてあまり実用性のなさそうなダブルワイパーがそこらの一般型近郊車両とは一線を引いているようにも感じます。そして微妙な位置のスリット型タイフォンも「タダ者ではない!」感を感じさせています。

このあと、桜井線は和歌山線と同じく、105系が滑り込んできましたが、周りも真っ暗になっており、奈良までは変わった駅名の自動アナウンスを楽しみながら移動しました。
「畝傍」「香具山」「櫟本」「帯解」「京終」・・・読めますか?奈良時代を感じさせる風光明媚な響きがする駅名で、桜井線は別名「万葉まほろば線」と愛称されている所以でもあります。

奈良からは関西本線に乗り換えて、久宝寺に向かいます・・・。
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乗り込む前に自販機でお茶でもと思い、自販機を見るとサントリーBOSSの「自販機限定」の文字が目に飛び込み、思わずポチリ・・・(この文句につられて買った方は少なくとも2,3人はいると思います(笑))
そして到着した221系・・・見慣れた車両ですが、真ん中を見ると先頭車両同士の連結でした。しかし片方は転落防止版が付けられており、もう片方は無い状態であり、これではあまり意味が無いのでは・・・と思いましたが、よく見ると左の221系が右の221系に内緒話をしているように見えませんか?そんな気がして思わずこの一枚をパチリしていますw

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久宝寺からはおおさか東線に乗って片町線の放出までの移動です。乗った車両は201系で車内は朝一番に乗った103系と同じように乗務員ドアは片方に寄っており、同じく子どもに優しくない窓の高さです。基本は103系を踏襲した通勤型車両なので、仕方ないといえば仕方ないのですが、103系と同じようなので、面白みに欠ける車両です。(201系ファンの皆様・・ごめんなさいです。)

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そして最後は片町線の放出から321系に乗って目的地の津田駅に向かい、到着時刻は21時6分!
321系は見えにくいですが、運転席に向かってフラッシュは厳禁であり、また私の腕ではノンフラッシュでの撮影はこれが限界です(笑)

無事に1日で藤阪⇒津田間の大阪大回りを終了しました!
藤阪から津田は普通に行くと2分で行ける区間ですが、反対方向に大回りすることで15時間掛かります。正気の沙汰ではありませんが、あの有名な言葉通り、
「今日もたくさん列車に乗れるぞ!」
を地で堪能してまいりました!でも「またやる?」と聞かれると
「やだ!」
と答えてしまいそうですが、今回の大阪大回りの逆方向やダイヤ改正があったときはしてみてもいいかな?なんて思っています。また大回りではありませんが、今回、気に入った関西本線の加茂⇔柘植間と草津線のみを入れた大阪中回りはしてみたいと思いました。
5回にわたって大阪大回りをブロぎましたが、お付き合いありがとうございました。
でわでわ

土曜日に出かけた報告もしたいのですが、それはまた後日・・・・行き先は内緒ですが、青春18きっぷを使って朝の5時半から晩の23時までしっかり出かけてきました。
そして今週の31日と来月の2日にも青春18きっぷを使って出かけることを画策しております(笑)

桜井線の読み方答え!(って書かなくても分かってる!って?でも念のために・・)
「畝傍」(うねび)「香具山」(かぐやま)「櫟本」(いちのもと)「帯解」(おびとけ)「京終」(きょうばて)
でした!でわでわ