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わたしの、乳がん日記。
病気と向き合う生活、平和な毎日を記していきたい。
読んで誰かが、幸せになったり、時には笑ったり泣いたり。
ありのままを解放するわたし。

「本当ですか?先生、間違いないですか?」

「はい、8割悪性の乳がんでしょう.
針を刺し、細胞を採ってみないと何とも言えません

その穏やかな女医の先生は凛として、表情を
変えずにそう、わたしを真っ直ぐ見て
言いました。

私が、アワアワしてるのは当然でしょう?

結果何でもなくて、帰りに、靴下とか
日用品とか
終わりそうなシャンプー買おうと思って
クーポンだの
お買い物商品券持ってきたんだもの。


父に電話してから
実家への道のりはほとんど覚えていない。

とりあえず、子供達に電話。

「あのね、お家に帰って
鍵を開けておやつを食べてるよ🍘
お兄ちゃんがね、ゲームの順番守ってくれないんだよー😭」

そのそばには母が居てくれた。

「マコ、しっかりね、お父さんがお友達の奥さんで
同じ乳がんした人呼んでるから、よく話を聞いて」

しっかり伝えてくれているのに
母は鼻声だった。

遠くに聴こえる、いつもと変わらない無邪気な声。

実家に行くと、父の友達の奥さんで
昔、乳がんを患ったお友達が来ていた。

居間に入った途端

色々と質問攻めにあった。

海外ドラマなら
ハグとか
手を取るとかあるだろうに
みんなして
正座で
物々しい表情でいる。

「まだわたし乳がんって決まった訳じゃないの」と言っても父は隣で泣いている。

「わたしはもうこんなに元気なの!」

とそのお友達の奥さんだけは
笑顔だったのが救いだったな。

その日からわたしは
化粧をやめ、長かった髪を一つにまとめて
作り笑顔のわたしになった

だけど
子供にはこの病気も悟られてはいけないと思い

気丈に振る舞っていた。

わたしは
ガンであったとしても
子供達には言わない
と決めていたの。

だって父居ない
母がガン
なんて
小学校低学年の子にはまだ
酷すぎるから…

2段ベットの下に寝る次男の手を取り
ぎゅっと握ってわたしの胸で温めた

小さくて
まだわたしの手に収まるこの手。

離すもんか。