抗ホルモンの薬も
卵巣の機能を抑える注射の副作用もさほど
大変じゃなかった
放射線の副作用もほとんどなく、
肌が赤くただれる感じだけが気になるところだった
その頃のわたしは、ヨガの資格試験の勉強中で
頻繁にヨガスタジオへと通っていた
そして、シングルマザーなので、稼がなければで
就活もしていた。
その時.ふと目に留まったのが
サブウエイの求人
あの、お野菜たっぷりの
サンドイッチ?
わたしの髪はまだまだひょろひょろだったので、
もちろんウィッグを被り
ダメ元で
面接に行ったら
その日に採用してくださった
めちゃくちゃうれしかったけど
病気の事を隠していたので、
心苦しかった
(その後、店長には明かしました
無理のない範囲でねと
言ってくださいました)
でもなるべく無理をせずに
頑張ろうと意気込み
研修をうけた
スタッフも
店長もみんないい人で研修制度も万全で
とにかく楽しかった
制服もかわいくて
気に入っていたけど
一つ
難点が・・・ウイッグの上から
キャップを被らなくてはならなくて
キャップを取ってというときに
ウィッグも一緒に取れそうになること・・・
さすがに笑ってもらえない
それが難点だった(笑)
ある日、仕事も覚えて
いざ新オープンの日
忙しいったらものすごい
外の道路までの大行列
お野菜の多め少なめをオーダーできるのだけど
お客様の希望を聴きながら
その場で作る
手が2本では足りない・・・
その行列の中に知った顔
お父さんと
お母さん
ニコニコしながら
並んでる
わたしの顔が
「かあーーーーっ」と赤くなるのが分かった
うれしいやら
恥ずかしいやら
ニヤニヤしながらオーダーされて
帰る時の
母の嬉しそうな顔
ウインクして
帰っていった。
わたしがいきいきして
いる姿を見てうれしそうだった
ヨガの方というと、
5人の同期に混ぜてもらった
その中でも
落ちこぼれのわたし
ポーズも十分に取れず
宿題もろくにできず
「マコってさ、宿題してないっていうと
ほんとしてこれてないよねーーー」
と笑われた。
悔しいけどほんとだ。
先生にもよく
注意されていた。
みなさんの夢は?
と聞かれて
わたしは
「いつか自分のヨガスタジオを持ちたい!!」
と声高らかに宣言した。
笑いが起こる( ;∀;)
その頃もまだウィッグで、先生たちには話をしていたので
頭が下になるポーズの時は
ウィッグが落ちてもすぐにかぶせられる様に
先生がかならず頭のところに居た
今考えると
相当気を使ってくれていたんだと思う・・・
ありがとうございます
でも、生活も安定し、夢も見えて来て
学ぶ仲間もいて
厳しくも優しい愛のある先生がいて
私は本当に幸せだった
