最近、彪チャンと千秋の関係が戻りつつある。
本来ならば、嬉しいはずなのに、
素直に喜べない俺がいる。
暇さえあればしょっちゅう会っていた俺と彪チャン。
セ●レを解放されたはずなのに、
何だかモヤモヤする。・・・この気持ちは何?
その相談を俺は龍一サンにした。
虎馬には流石に言いづらいし、
消去法で龍一サンにしたのだ。
“相談がある”と言ったら、
家に来てくれと言われたので、
場所は龍一サン家だ。
チャイムを押そうとしたら、
中から勢い良く女性が飛び出してきた。
その女の人は泣いていた。
泣かせたのは紛れもなく龍一サンだろう。
駕;女性を泣かせるなんてどんな神経してんですか!?
龍:だってねぇ、彼女気取りの発言したんだよ。だからね、俺と君がいつ付き合ってるって言ったの?って言ったら、泣くわ殴られるわで、もう散々だったよ
駕:自業自得じゃないですか。大体、龍一サンはフリーみたいなもんなんですから、付き合っても良いんじゃないですか。今ならまだ間に合います!
龍:あの子、タイプじゃ無いし
駕:・・・よく今まで無事でしたね
龍:そんな事よりさ、駕燕クン、寂しくなったんでしょ? 彪が千秋と元鞘に戻っちゃったから
駕:・・・そ、それは・・・
龍:って言っても、彪が駕燕クンとの関係も終わらせてくれるかは微妙だけどね(笑)
駕:・・・え?( ̄□ ̄;)
龍:千秋と駕燕クンの関係を考えたら、止めるべきなんだろうけど・・・。彪だからね(笑)
駕:どうしたら良いんですかね?(ノω・、)
龍:彪が諦めるようにキッパリ関係を絶つか、俺のオンナになるかの2択かなぁ(笑)
駕:Σ(・ω・ノ)ノ!
龍:(≡^∇^≡)
駕:笑い事じゃないわ!! 何ですか、その2択わ! 俺は本命が居るんです!!
龍:知ってるよ。でもさ、彪は簡単に魔界に行ける奴だよ? 俺と一緒なら基本は人間界だし、彪の顔見なくて済むじゃん。獣界だって駕燕クンは居づらいはずだよ? 周りの視線とか、空気とかね
駕:・・・ぐっ(←言い返せない
龍:悪い話じゃないよね。それに、俺は彪と違って、君を傷付けるようなことはしない
何で?
俺は自分の心に渦巻くモヤモヤを相談しただけ。
それが何で龍一サンと付き合う話になった?
取り敢えず、その場では答えが出なかった。
虎馬にも結構待ってもらってるし。
そろそろマジでヤバイよ。
ホント、龍一サンも何を考えているのやら・・・――。