翌日、俺が目覚めたのは、
何と龍一サン家のベッドだった。
・・・まぁ、服はちゃんと着てた。
乱れてなかったし、
多分、何も無かったよ。
・・・多分ね←
で、リビングに行ったら、
何とそこには
居るはずのない2人が!!
駕:と、彪チャン?! な、何で虎馬まで??
彪:龍一にな、呼ばれたから
虎:駕燕の話だって言われたら行かないワケ無いし
駕:で、龍一サンは?
彪:元カノから連絡きて用事行ったわ
虎:さて、駕燕クン、話を聞こうか?
彪&虎:昨日、ココで何があった?(ニッコリ)
駕:べ、別に何も無いよ
彪:アイツが何もしないワケねぇだろ
駕:彪チャンが思ってるような人じゃないよ、龍一サンは!
彪:アイツと俺はダチだ。お前よりは知ってる
虎:もしかして、彪と千秋のこと、相談したとか?
駕:まぁ、そんなとこだよ
虎:何を相談するって言うの? 俺らからしたら、やっと仲直りして良かったねって感じでしょ? まさかとは思うけどさ、駕燕、ちょっと寂しいとか思ってる? 駕燕の本命は俺でしょ? 彪が居なくなって寂しいとか思うワケ無いよね? 俺がさ、どんだけ我慢したと思ってるの?
彪:まぁ嬉しいこと言ってくれんね、駕燕チャンよぉ。お前さえ良ければセ●レの関係は続けようとか思ってたけど、虎馬に何か仕掛けられても困るから解放してあげようと思ったのに、まさか俺とダチと良いカンジになるとはねぇ?
駕:別に良いカンジとかになってないから! そうだよ、俺の本命は虎馬だけだよ・・・
彪:じゃ、俺は千秋のとこ行ってくっかなぁ。離れてた分、愛してやるか(笑)
虎:今度こそお幸せにね
彪:んじゃ、お2人さんも頑張ってね(*^o^*)/~
彪チャンが帰ってしまい、
その場に残された俺と虎馬。
主の龍一サンは未だ帰らず。
ホント、虎馬には謝っても謝りきれない。
彪チャンのことで、たくさん待ってもらったのに、
まさか、俺だってこんな形になるとか思ってなかった。
でも、コレだけは言える。
俺が好きなのは虎馬なんだ。
彪チャンのことは、まだ、ちょっと悩むけど・・・。
駕:俺が好きなのは虎馬だから・・・
龍:・・・へぇ~、残念だなぁ
駕:龍一サン!?
龍:ゴメンね~。まさか元カノから連絡くるなんて思ってなくてさ。さっさと片付けて帰って来ちゃった。それより、駕燕クン、身体、何とも無いの?
駕:・・・え?(゜д゜;)
龍:流石、堕天使クン。やっぱ身体も丈夫なんだぁ(笑)
駕:・・・何のことでしょう?
龍:鏡、見てごらんよ
直ぐさま、鏡を確認しようとしたら、
虎馬が俺の服を剥ぎ取った。
でも、特に身体に変化は無し。
“何ともない”と後ろを向こうとして、
鏡で後ろの虎馬の顔が先に見えた。
・・・あぁ、般若の形相ですね←
ぶっちゃけ堕天使の俺でも怖い・・・。
てか、俺の背中に何かあるの?
駕:虎馬? 俺の背中に何かある?
虎:ある。沢山あるよ・・・
駕:へ? 沢山って何? ちょ、怖い(((( ;°Д°))))
剥ぎ取られた服を着ようとしたら、
次の瞬間には、鏡に、龍一サンが突っ込んできた。
鏡にはヒビが入っただけで割れてはいない。
ただ、龍一サンの頬は赤くなっていた。
殴ったのは、紛れもなく虎馬だろう。
原因は俺の背中の『何か』。
龍:随分と乱暴な彼氏サンだね、虎馬クン?
虎:・・・テメェに決闘を申し込む。拒否権は無ェ。場所はどっちにもハンデとなる魔界。俺が勝ったら、駕燕は返してもらう。元々俺のもんだ。彪ならまだしも、何でテメェみたいな野郎にやらなきゃなんねぇんだ
龍:愛しい恋人のことになると、言葉遣いが崩れるんだね。・・・良いよ、別に。魔界でも何処でも・・・
駕:・・・・・・虎馬・・・? あっ・・・
またしても、龍一サンと2人きり・・・。
ホント、俺の背中には一体何が!?
駕:龍一サン
龍:何?
駕:俺の背中に何があるんですか?
龍一サンが手鏡で俺の背中を映す。
そこに映されていたのは、
俺の背中一面に真赤に咲いた痕が・・・。
そして、全く気付いてなかったが、
俺の首から青い南京錠がぶら下がっていた。
そこに刻まれし、龍の紋章。
アレ? この紋章、何処かで見たような・・・。
確か、彪チャン家で前に一度だけ・・・。
その時は紋章と一緒に、
何か勾玉?だっけ?みたいなヤツもあったような・・・。
何だろ、ハッキリしないな。
駕:まさか、龍一サンって・・・っ!!??
龍:オヤスミ、愛しの姫君
目の前に翳された龍一サンの右手。
俺は次の言葉を紡ぐ前に、
急に睡魔が襲い、
その場に眠ってしまった。
もしかして、龍一サンの正体って・・・――。