あれから更に2年が経ち、篤志の22回目の誕生日が来た。
でも、仕事が忙しく、残業になってケーキが買えなかった。
家に帰ったのは午前1時半。近所のコンビニでショートケーキを買って来た。
窓の側に座って、月明かりを眺めながらケーキを食べる。
気付けばフォークを持ったまま寝ていた。時刻は午前6時。
まだ眠たいが伸びをして起きる。仕事に行く支度をしながらパンをかじる。
ボケーッと窓の方を見ると1枚の紙を見付けた。篤志だろうか…?
紙にはこう書かれていた。『迎えに行く。悠乃の誕生日は一緒に過ごそうね』
これはどうゆう意味だろうか。天国で一緒に過ごそうってコト?
篤志と一緒に居たいのは山々だがまだ死にたくは無い。
意味を考えつつ俺は会社に走った。鞄の中のプレゼントは無くなっていた。
この時、俺はこれから起こるコトをまだ知らなかった。
知るのは会社に出勤してからだった…。
まさか、また彼に会えるとは思ってもいなかった…――。