蓮の花は花弁数で25枚以下は一重咲き、50枚以上は八重咲き、その中間を半八重咲きと分類されています(渡辺達三著 魅惑の花蓮)。ボリューム感がありながら、八重咲きほどモッサリしない感じが素敵です。この「陽山紅蓮(ようざんこうれん)」は、花色も濃く、大きいので存在感もたっぷり。
独特な咲き方が魅力的な「紅孔雀(べにくじゃく)」も、半八重品種。奥はシンプルな一重の「即非蓮(そくひれん)」。
今朝は早い時間帯から日射しがあったので、柔らかい日射しの下でたくさんの写真が撮れたのが良かったです。これは「悟空(ごくう)」。
透き通るような白地の肌に、ほんのりと紅。「酔妃蓮(すいひれん)」とは、粋な名前を付けたものです。
同じ爪紅でも、こちらは艶やか。「精華(せいか)」です。
縮緬じわの入る花弁に緑色の花托が涼やかな「真如蓮(しんにょれん)」。大きく、風格のある品種です。
同じ白蓮ですが、こちらはちょっと庶民派の雰囲気「槇島白(まきしましろ)」。
ゴージャスという言葉がぴったりの「ミセススローカム」。良い形で咲いてくれました。
八重で花弁数多めの「披針紅(ひしんこう)」ですが、花が小さかったので、今回は花弁数少なめ。
小型の黄紅系の中では意外に開花数が少ない「碧翠蓮(へきすいれん)」。奥は「八重茶碗蓮(やえちゃわんばす)」です。
こちらは「紫金花(しきんか)」。品種名と合った感じが全くないので、誤品種を疑っているものですが、他にほとんど情報がないので処分する勇気も湧かず、困っているところです。
「妙蓮(みょうれん)」は、双頭蓮の様相を見せてきました。
ここからは睡蓮です。ホームセンター出身の赤花も良い色とサイズで咲いてくれています。
「マニーレッド」とは、赤い宝石の意味。透明感のある花弁は、まさに水面に浮かぶルビーですね。
今シーズンはまだキメラ咲きが出ていない「ワンビサ」。
「サイアムパープル2」は、二輪咲き。
「ロンダケイ」の調子が上がってきました。本日は猛暑日でしたが、熱帯種にとっては適温なのかもしれませんね。