今朝は冷え込み、風も弱い天気予報。白鳥見物は苦戦が予想されましたので、朝イチから登山に行くことと致しました。目的地は堂平山。昨シーズン登った時はイマイチの天気で景色が楽しめませんでしたので、そのリベンジ目的です。ついでに時間があれば、隣の笠山を回って帰る予定。コースタイム通りだと休憩を含んで5時間となり、昼食時に家に帰り着けませんが、最近の登山ペースなら何とかなりそうです。
車を白石観光農園村キャンプ場の駐車場に停め(駐車料金500円)7時5分にスタート。10分少々車道を歩き、この先から山道に入ります。白く見えるのは先日降ったと思われる雪です。よく冷えており、気温はマイナス4℃、ダウンを1枚余計に持ってきて良かったです。
山道といってもこんな感じの治山用の林道で、斜度は大したことはありません。
ただし、一部で染み出した水が凍ってアイスバーンとなっており、要注意な部分がありました。
この道は槻川の源流部の沢筋を登りますが、砂防ダムから流れる水が小さな氷瀑を作っていました。
朝食は山頂で食べる予定だったのですが、冷たい北風が吹き始めており、吹きさらしの山頂で凍えながら食べるのもイヤなので、ここの東屋で頂きました。
白石峠からは尾根道を歩くルートと、それらを巻いていく車道がありますが、折角なので左の尾根道を行きます。
電波塔のある剣が峰(標高876メートル)のピークに到着。ここは特に眺望もないので、巻き道を行っても全く問題ありません。
こんな感じの尾根道歩き。アップダウンはありますが、それほどではありません。
8時45分堂平山山頂(標高876メートル)に到着。白石峠からは35分でした。
良い天気で山頂からは見事なパノラマを眺めることが出来ました。
両神山はうっすらと雪をかぶっています。左側にチョコンと飛び出した真っ白な山頂は赤岳(八ヶ岳)です。
都心方向は逆光になるので鮮明には見えませんが、東京湾の輝きや、スカイツリー(画面左端)も見えました。
約20分で七重峠に下ってきました。時間的に厳しければ、ここから下山というオプションも考えていましたが、大丈夫そうなので先に進みます。
折角ですので、笠山神社の上社のある東峰(標高842メートル)にも行ってきました。ちなみに西峰から東峰までは5分程度の距離です。
笠山の山頂からはあまり広々とした眺めはありませんが、この程度は楽しめます。
笠山からは白石車庫(バス停)方向に下る道がありますが、結構ワイルドなので気をつけて通りましょう。
あとは駐車場まで歩いて帰るのみ。青空にピラカンサスの赤が映えます。10時半に駐車場に到着し無事下山完了です。
本日の行動時間は3時間25分、移動距離8.6キロ、累積標高差は約770メートル。コースタイムを大幅に短縮し、予定のルートを歩き切れたのが一番の収穫でしょうか。