「中岳~木曽駒ヶ岳編」からの続き記事になります。
乗越浄土まで戻ってきました。ここから下って帰っても良いのですが、まだ10時15分と余裕があるので、伊那前岳まで足を伸ばしてみることにしました。
乗越浄土から東へ延びる尾根道を進みます。地図で見る限りアップダウンが少なく、歩きやすそうな感じです。
右手に広がる千畳敷カールの景色が素晴らしいです。
こんな感じの楽しい尾根歩きが続きます。
左手に見える山々も紅葉が進んできていますね。見頃になったときはさぞかし見事なことでしょう。
途中、こんな石碑もありました。江戸時代の高遠藩郡代の坂本天山に関連する物のようです。
10時40分に伊那前岳山頂(2883メートル)到着。乗越浄土から約25分でした。
本日の山スイーツはあんドーナツ。甘みが体に染みわたります。
歩いて来た方角をパノラマで。まさに絶景ですね。
サクサクと乗越浄土まで戻りますが、またまた紅葉っぽい写真を狙います。
さて、下山開始。八丁坂を下るときだけは転倒防止にストックを使用しました。
何度でも振り返りたくなるほどの景色。名残惜しいです。
パノラマでもどうぞ。
帰りは千畳敷カールにある剣ヶ池に立ち寄り。水面に映る逆さ宝剣岳を狙いました。
ロープウエイ乗り場へ戻ってきたのは12時5分前。12時発のロープウエイには乗れませんでしたが、臨時の増発便にすぐに乗ることが出来ました。およそ5時間という比較的短時間の活動ながら、4つのピークを巡り、様々な景色を楽しめました。この一連の記事の冒頭にも書きましたが、まさに「山のテーマパーク」を遊び尽くしたという感じです。
下山後は駒ヶ根名物のソースカツ丼のお店、明治亭へ直行。ロースソースカツ丼(1490円)を頂きました。甘めのソースが効いたカツが丼からはみ出すこのビジュアルは、秩父のわらじカツ丼を彷彿とさせますね。美味でした!