四万温泉 積善舘本館への旅 | MUのブログ

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日常の諸々ゆる~い写真とともに…だったのが、自宅と実家を1:3の割合で往復し認知症の母(要介護2)の介護をして11月で5年目に突入。だんだん辛くなってきました(そろそろ夫もほっとけず、現在月の半分実家半分自宅です)

実家にいます
一昨日は記録的な大雨がこの辺りで降っていた事を家族から送られたNHKニュースの写メで知りました。夜で家の中にいたので、すごい音で降ってるな…と思っただけですんだのですが。動きの遅い台風の行方に不安が募ります。もうこれ以上被害が出ません様に…と祈るばかりです。

そして、数日後に自宅に帰る新幹線は無事動くのか?指定を変更した方がいいのか?悩むところです。

ブログかなりお休みしてしまったのですが、どうしても記録に残しておきたかった旅の記録です。

私が実家に帰っている間、いつも一人で寂しく(のびのびと?笑)冷凍食品を食べている夫😅とのイベントは必要であろうと、5月に映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つと噂される四万温泉の積善館本館に行ってきました。


元禄4年に建てられた日本最古の湯宿建築の本館は湯治棟なので、部屋にお風呂はなく布団も自分たちで敷き、食事も素朴なお弁当形式とのことで、積善舘の他の建物「山荘」「佳松亭」に宿泊するよりは、かなりお安く泊まることができます。


感想としては、想像よりは格段に良かったです

(お値段がお安いのであまり期待せずに行ったのもありw)
部屋にはドライヤー付きの洗面所もちゃんとあり、食事もお刺身と鮎の塩焼き付きにグレードアップしましたが、しなくても満足できたんじゃないかと思いました。
お弁当形式のお料理も美味しかったので、いつか他の建物の懐石料理も食べてみたいなと思いました。そして初めて食べた上州麦豚こしね汁がとっても気に入りました。

部屋風呂はないですが問題ありません。佳松亭のお風呂にも山荘のお風呂にも、そして有名な本館にある元禄の湯にも好きなだけ入れるのですから(これこそ湯治ですねw)


 

元禄の湯(公式からお借りしました)


そして、毎週火・金・日曜日の16:00〜開催されている「歴史ツアー」。参加して本当に良かったです!
スタッフさんの腰の低い少し自虐的なお話(元は違う色だった赤い橋は、吉永小百合さんの映画の時に赤く塗られ、元に戻さずそのままにしてもらった etc)がとっても楽しかったです。
インスタに載せていただいた写真も、いい思い出になりました。
「金具屋」以来の館内ツアー、他にもやってるお宿どこかにあるでしょうか?古いお宿、大好きです。







(映画に出てきそうな、山荘につながるトンネルもあります)


夜のライトアップも、もちろん昼間の景色もステキです

積善舘本館、とってもオススメです