「守破離」で考える親子関係

 

 

 

 

 

 不登校になると親はまた「守ろう」とする

 

前回の記事では

 

子育てを「守破離」に重ねて

考えてみました。

👇

 

 

 

 

 

幼少期は「守」。

 

 

思春期になると

今までの親子関係を少しずつ

「破」り

 

 

その先で

親から「離」れていく。

 

 

 

そんな流れ。

 

 

 

 

 

でも

不登校になると

この流れが少し複雑になる。

 

  • 学校へ行かない
  • 昼夜逆転する
  • 勉強もしない
  • 外にも出ない

 

 

 

そんな子どもの姿を見たら

親は不安になってしまう。

 

 

 

「このままで大丈夫?」

「私が何とかしてあげないと…」

「私が動かないと…」

 

 

 

そう思ってまた

親が子どもを守りたくなるんです。

 

 

 

 

  でも子どもは「破」「離」に向かう時期

 

不登校になる子どもは

小中学生~高校生の思春期が多い。

 

 

 

 

年齢だけを見ると

 

「親の言う通りにする」

ところから少しずつ離れて

 

「自分はどうしたい?」

を考え始める時期。

 

 

 

 

なのに

不登校になると親は心配で

 

 

「こうした方がいいよ」

「これはやった?」

「そろそろ

 動いた方がいいんじゃない?」

 

 

と幼い頃のように

先回りしやすくなる。

 

 

 

 

親としては

子どもを守りたいんだよね。

 

 

 

 

でも子どもからすると

 

「自分で考えたい」

「今は放っておいてほしい」

「決めつけないでほしい」

 

 

 

そんな気持ちが

強くなっていることもある。

 

 

 

 

  親は近づきたい 子どもは離れたい

 

ここにズレが起きている。

 

 

 

 

親は心配だから近づく。

 ↓

子どもは

苦しいから距離を取りたくなる。

 ↓

親が声をかける。

 ↓

子どもが部屋にこもる。

 ↓

すると親はもっと心配になる。

 

 

 

 

不登校の家庭では

こういう悪循環が起きやすいもの。

 

 

 

 

親は「守っている」つもり。

 

 

 

 

でも子どもにとっては

 

「信用されていない」

「自分では

 決められないと思われている」

 

 

 

そんなふうに

伝わってしまうこともある。

 

 

 

 

  「守る」の意味を変えていく

 

不登校の子どもを「守らない」

ではなく

 

 

不安定な時期だからこそ

安心できる場所が必要。

 

 

 

 

ただ

守り方を変える必要がある

と思うんです。

 

 

 

 

幼い頃は

  • 危険から守る
  • 失敗しないように手を出す
  • 親が決める

 

そんな守り方が多かった。

 

 

 

 

でも思春期以降は

  • 「困ったら戻ってきていいよ」
  • 「話したくなったら聞くよ」
  • 「あなたはどうしたい?」

 

そんな守り方に変わっていく。

 

 

 

 

何でも親が決めるのではなく

安心できる場所をつくる。

 

 

 

 

子どもが考えることまでは奪わない。

 

 

 

 

  子どもに返していくもの

 

不登校になると

親はつい

 

  • 学校のこと
  • 勉強のこと
  • 進路のこと
  • 生活リズムのこと

たくさんのことが気になる。

 

 

 

 

でも

それを全部親が抱えすぎると

 

子どもは自分で考える機会が

減ってしまう。

 

 

 

少しずつ

  • 考えること
  • 選ぶこと
  • やってみること
  • 失敗すること

 

 

それを

子どもができるようにしていく。

 

 

 

 

もちろん

何でも任せればいいわけではない。

 

 

 

 

困っていることは助ける。

 

 

 

 

でも

親の不安を解消するために

子どもの選択まで奪わない。

 

 

ここれが大事なんだと思う。

 

 

 

  親も少しずつ手を離していく

 

「離」は

子どもだけの話ではない。

 

 

 

親にも必要。

 

 

 

「子どもの人生は、子どものもの」

と少しずつ手を離していく。

 

 

 

  • 学校へ行くかどうか
  • どんな進路を選ぶか
  • いつ動くか

最後に決めるのは子ども。

 

 

 

 

親ができることは

 

子どもが

安心して戻れる場所

をつくること。

 

 

今の子どもの状態を理解すること。

 

 

必要なときに支えること。

 

 

そして

自分の不安と向き合うこと。

 

 

 

 

不登校になると

つい「守」に戻りたくなるもの。

 

 

 

 

でも子どもは

 

年齢としては「破」や「離」に

向かっている。

 

 

 

 

だから

守ることをやめるのではなく

守り方を変える。

 

 

 

 

その親の変化が

 

子どもが自分で考えて

自分で選び

自分の力で動き出す

 

 

そのための

支えになるんじゃないかなと思う。

 

 

 

 

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