No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト -45ページ目

No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

巷には『生活者(お客さん)がウチで買う、ウチに来る』という前提のプロモーション、販促物が溢れている。

言い換えれば、その企業、店舗、商品(サービス)、スタッフを支持するファンへ向けられたものであり、明らかにそこへのニーズがあるというものでもある。

なので、ドヤ感、オレ様感、煽り系というパワープレイ的な。そういうノリを見かけること多数。ふむ。業界内のルーティンは一心同体的というか。(全社がという意味ではなく)

そうしたがる気持ちは分かるけれど、とはいえ、ちょっと無理があるよね。その前提は。




クライアント先々でのミーティング。みなさんとこういう前提で考える時がよくある。

『生活者(お客さん)は、ウチでは買わない(利用しない)』
『ウチのイベント、フェア、キャンペーンには参加しない』と。

さらに『結局はどこへも行かない。買わない』を付け加えることもある。

『ん?』と、フリーズするような出だしになることもあるけれど、やがて創造的になる。生活者(お客さん)を想像され、中心軸が劇的に変わる展開にもなる。なんせ逆風的ポジションからのスタートなわけで。

さらに付け加えれば、通常業務に、日常のルーティン業務に何を加えないとならないか、みなさん気づかれる。そして、ご自身が善しとする行動をされていく。

ようするに、スポット的ではなく文脈的になる感じ。

カタログ、DM、チラシ、ポスター、HP、SNS、諸々。ますますスポット的な取り組みは通用しづらくなると思う。たとえ、コダワリを前面に打ち出したドヤ感モノ、オレ様感モノであっても。それに費用をかけ、ツール自体の作品性、芸術性を高めても。

(煽り系は、もはや逆効果的影響力を発揮するので止めた方がいいよ)

さ。ご依頼頂いている構成、編集原稿を仕上げる。頑張るよ。全速力で。
白いダイアリー。
いつ以来だろう。数年ぶりに『紙(差し替え版)』を買った。



というのは、スマホが不具合になったら?的な理由なのだが。ここ数年、スケジュールアプリとEvernoteの組み合わせが個人的に最強だったのだけれど、ふむ。今年は3本並列型でいこう。






さて、社会とは日々のように移り変わる。いや、人々の感覚、行動、見方、話題、価値観、諸々が変わりゆくということなのだろう。

更に付け加えれば、それに合わせるように、または先導するように、テクノロジーが早足で進歩を遂げる。新ツールが矢継ぎ早に投入されていく。SNSもその代表格の一つだよね。

『現状維持は衰退』と言うけれど、『売れる人・売れない人』という二極化現象もそうだ。ノウハウ、テクニックをはじめ、あらゆる賞味期限は短くなっているわけで、ふむ。どんなビジネスもスタイルを変えざるを得ないというか。自分の知識、経験、常識という領域だけではもう対処が難しいというか。

とはいえ、もし売れない現状であったとしても自己否定は不要だと思う。『能力、経験、センスが足りないからだ』と、落ち込む必要もないと思う。

いま居る座標を可視化し、一旦は受け入れ、自己肯定をするというか。そして、必要な軌道修正をすれば良いとも思う次第。たぶん、能力ウンヌンも、感性も、根性も十分にあるのさ。だから、大丈夫。

さ、残る今月内の遠征先は仙台、福島、岡山、福岡。さっそくダイアリーにも書いたぞ。頑張ろう。全速力で。
『真田丸』。2016年、NHK大河ドラマが明日スタートする。

脚本は三谷幸喜氏だが、敢えて池波正太郎『真田太平記』を読む、の巻。(池波正太郎ファンという理由だけで)




さて、周知の通り、大阪の陣が真田幸村(信繁)をこれほどの有名人にした。

真田丸を築き、徳川相手に活躍することがなければ、おそらく『真田昌幸の次男』で生涯を終えただろうな。

いや、上田の合戦で2度も徳川勢を撃退した、『あの真田昌幸の次男』という極小の歴史的扱いだったかもしれない。

ふむ。人生とは分からないものだね。




そういえば、昨年の『花燃ゆ』。大河ドラマ史上歴代ワーストタイ(平均視聴率12%)だったのだよね。(2012年『平清盛』(主演・松山ケンイチ)と並び)

脚本がコロコロ変わるというバタバタぶりもあったけれど、ゆえに三谷幸喜氏なのだろうか。江戸泰平の世、英雄を求め、盛られた幸村像が誕生した『難波戦記』(寛永12年・1672年)を更に上回りそうだ。

面白おかしさに加え、独特の世界観に期待したいところだが、出城の真田丸とは何処にあるのだろう。やはり明星学園敷地、宰相山公園辺りなのかね。

あと、三光神社内(大阪市天王寺区玉造本町)に在る真田丸の抜け道。大阪城へと続いているらしいが、いかに。(危険なので入ることはできないが)

ふむ。大阪が更に混みそうだ。

さ、大河を楽しもう。