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No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

岡山遠征、なう。

ここ最近は随分と寒くなったものだが、とてつもなく冷え込む今日である。

 

ゆえに、ズボンの下にも禁断のヒートテックを。いや、細やかな個人的こだわりなのだけれど。

 

 

こだわり、といえば。
『ウチは、ヨソとは違う』に代表される優位性ワードの一つである。

 

たしかに各々違うわけだが、その他の根拠としては概ねこんな感じだろう。凝った店舗コンセプト。優れた性能、スペック。充実した設備、マシーン。諸々と。

 

クライアント各社(各店)もその優位性を自覚、展開もされている一方、こういう類のお悩みを抱えられている場合もある。『どうも業界他社(他店)との違いが明確に出せていない。何をどうしたら?』というような。

 

ふむ。巷にも溢れているのではないだろうか。
あらゆる工夫を施しつつもストロングポイントを活かし切れていないモヤモヤ感、もどかしさを抱えている企業(店舗)、組織とは。

 

違いが出づらい背景の一つには、企業各社(店舗)の日々の努力、磨かれ続ける商品(サービス)、社員教育のクオリティがある。自分は3割バッターだけれど、周りもみんな3割バッター的な。


それだけ高水準な社会、こだわり大国ニッポンなわけでもあるのだが、さらに、アドバンテージを握る者は4割、5割バッターにも変貌する。

 

この存在とは『安くて良いモノ(サービス)』を提供できる企業(店舗)のことだが、コストコントロールにも優れ、すなわち業界内の価格設定権(いわゆる相場)も握っていることにもなる。

 

やや身も蓋もない話になってきたが、安心して頂きたい。この前提にあるものは『商品(サービス)を起点としている』だ。

 

ゆえに、ここを起点としたものは同ジャンル、同業界になること必然なのだが、ようするに、その思考順路から外れてしまえば良いということにもなる。

 

この際のコツだが、『何をしたいか?』を起点にするとスムーズに流れやすい。商品(サービス)は目的ではなく、手段的に捉える回路だ。

 

それが決まれば、あらゆる展開のスタートだ。誕生したコンセプトは業界他社とジャンルを一にしないわけで、と。

 

さて、今日のミーティングではこういう類をお話させて頂き、その後は店舗毎に実践ワークをして頂く。ふむ。役員方も参加されるとのことで、エキサイティングな展開になる予感。

 

さ。楽しく頑張ろう。全速力で。

総合とは、見慣れた類である。
間違ってはいないが何となく退屈な世界でもある。

 

さらには、他の企業、店舗、人でも網羅できる領域でもあり、生活者(お客さん)市場から眺めれば代替え可能な存在でもある。

 

ゆえに、そこで(それで)なければならない理由が実感しづらいわけで、価格をはじめとする比較競争にもなりやすい。リピート率にも直結するし、アマゾンをはじめとするネットにリアルは敵わなかったりもする。

 

これはどんなに目先を変えようと、風変りにしようと、他社(他店・他人)との差別化を図ろうとしても、基本軸を一にする話である。

 

ようするに、業界が右下に傾けば同様になりやすく、少子高齢化や景気といったマクロ環境と売上も正比例しやすい。さらには、資本力をはじめとするスケールメリットには敵わないという構図もできあがる。(ゆえに、苦戦する分析は容易いものがある)

 

 

一方、その対極にあるものは、絞るだ。一点集中だ。
マニアなコンセプトや世界でもあるのだが、周知の通り、思わず『へぇ』を連呼するような特別感がある。人を惹きつける力もある。

 

つまり、生活者(お客さん)市場にとって、そこで(それで)なければならない理由を実感しやすい存在だ。

 

ビジネスシーンにありがちな幻想的思考の一つに、『間口を広げさえすれば、生活者(お客さん)が沢山やって来る(買ってくれる・利用してくれる)』というものがある。

 

あれも、これも、やれる的な。
あれも、これも、取り揃えている的な。
あれも、これも、提供できる的な。

 

そう。そこには総合というウリがあるのだが、ようするに、前述の通りであり、器用貧乏的でもあるのだ。

 

企業、店舗、人。いずれも各々の個性がある。本当は。価値観や体験談、思想や志というバッグボーンによっても、マニアなコンセプトや世界を創り出せるほどのものがある。

 

もし何かしら満たされていないのなら、もっとやれるはずだという不完全燃焼感があるのならば、自社、自店、自分の棚卸作業、歴史的年表を作ってみてはいかがだろうか。

 

きっと、的が絞れるはずだ。さらには、人々や社会が求めたくなる市場的価値にも気づけるはずである。

 

そう。そこには可能性と希望があるのだ。

思いっきり自分語りなのだが、先日、録画してあった楽しみ事を観た。『いきものがかり 吉岡聖恵 ポートレイト』を。(NHK BSプレミアム・12/2・22:00~23:00)

 

いやぁ、もう言葉にならない。所々、独りニヤけたり、薄らと涙を滲ませたりと、お腹一杯の1時間だった。

 

番組は、彼女の生い立ちから現在に至るまでをエピソードを交えながらという構成だったのだが、中でもこれには驚愕した。

 

『超いきものまつり2016 地元でSHOW!!』(8月・9月のデビュー10周年記念ライブ ※海老名・厚木)の準備シーンで知ったのだが、彼女はCD音源の本番を目指しているとのこと。

 

ライブがゆえ一見矛盾するような話でもあるのだが、観衆が持つ耳のイメージを崩したくないらしい。

 

ライブにありがちな、『あれ?なんかちょっと違う?』というCD音源を聞き慣れたゆえに起こる違和感を限りになくゼロにしたいらしいのだ。

 

なので、リハーサルの鬼というか、昔から歌い慣れているはずの曲もあらためて何度も歌っていた。(バンドメンバーに申し訳ないと言いつつ)

 

ふむ。いいね。細部に神は宿るというか、プロ根性が。

いや、見習わないと、と思いつつも観ていたのだが。

 

 

録画といえば。
この一年を通し観つづけている『真田丸』(NHK大河)が、クライマックスを迎えている。(12/18が最終回)

 

久々の大ヒット大河になった同作だが、それゆえ月曜のネット上では真田丸ネタが踊ったよね。特段にロスやナレ死の時は。出浦ロス、黙れ小童ロス、秀吉ロス、そして、昌幸ロス、諸々と。(ツィッターでも、日曜夜には真田丸ネタがタグ付上位にランクインしていたりと)

 

少し前には、こんなネタもあったっけ。
『真田丸に登場する女性陣の中で、奥さんにしたいのは誰?』というアンケート結果が。

 

たしか、第一位は鈴木京香演じる『北の政所』で、最後位の方には松岡芙優演じる『春』がいた。

 

さらに、『春』に対しては面倒臭そう等のディスり的なコメントが並んでいたのだが、ふむ。十人十色なのだろうけれど、個人的には『春』だったな。なんかこう可愛らしいというか。

 

 

そういえば。
歴史秘話ヒストリアで『緊急報告 -真田丸を掘る- 』をやるらしいぞ。(12/16(金)『総合』20:00~20:43 放送予定)ふむ。これもまた録画予約しておきましょうかね。

 

さ。今週も頑張ろう。全速力で。